ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

京都「松が﨑浄水場」そばの白川疏水の桜並木。「まさに春の小川の景色みたい!」

2024-04-13 | 京都桜の名所
「ミモロ、ここの景色好きなんだ~なんかホッとするの…観光客もいなくて、のんびりできるの」

毎年、桜が咲くと、必ず自転車で訪れるのが、京都の北を流れる「白川疏水」です。

出町柳駅のそばで、合流する鞍馬方向から流れる賀茂川と大原方向からの高野川。
その高野川沿いは、桜並木が続く場所。「ここの桜並木スゴイよね~」

ミモロの住む下鴨エリアから、川沿いに上流に向けて進みます。

左京区の北の山々を背景に、その前に続くピンク色の桜並木の帯。


そして、さらに奥には、比叡山の姿が…


ミモロは、高野川にかかる車が通れない細い橋を渡り、さらにその先へ。
「ここ…」と自転車を止めたのは、水の流れが見える場所。


住宅地の中を通る「白川疏水」は、「哲学の道」を流れる水が、銀閣寺そばで分流し、そのひとつがこの流れです。


「哲学の道」のように遊歩道などは整備されていない住宅地の中を流れる水。
土手には、緑の草や1月は水仙の花などが…なんとも自然な雰囲気を感じさせる流れなのです。


ミモロは、この景色が大好き…「だって、観光客ほとんどいないんだもの…のんびり過ごせるんだ~」

毎年、のんびり桜を眺めに訪れる場所です。

さて、ミモロの視線の先には、不思議な形の建物があります。

まるで巨大なオブジェのようなコンクリート造りの建造物

これは、「松が﨑浄水場」の建物です。「なんかオブジェみたいな建物だね~」と思うミモロ。

明治45年に完成して京都市発の浄水場である東山の「蹴上浄水場」に続き、昭和2年に造られた京都市2番目の浄水場になります。
「ここに流れてるのも、琵琶湖の水なんだ~」そう、水道水の元になる原水を専用の導水管で、浄水場に引き込み、場内の様々な施設を経て、安心して飲める水道水を作るのです。

現在、老朽化した部分の改修工事などが行われています。


「ミモロのおうちの水道水って、ここから来るのかな?」
う~どうかな??

人の姿が見えない場内ですが、敷地内にある中央管理室では、水の処理の状態を24時間監視しているのです。

地元の桜の名所である「松が﨑浄水場」周辺。
ミモロは、再び自転車に乗って、高野川沿いを進みます。

対岸のソメイヨシノの並木…そして白い大きな花をつけた八重桜が、春の陽光を浴びて嬉しそうに咲いています。

「京都らしい景色なんだよね~ここ…」
比叡山と桜並木…のびのびとして春の景色が広がる高野川です。



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満開を迎えた「平安神宮」の紅しだれ桜。雅な景色が楽しめる「神苑めぐり」

2024-04-11 | 京都桜の名所
「いいね~春って…」

ソメイヨシノが満開を迎える京都岡崎の琵琶湖疏水を歩いたミモロが、次に訪れたのは、「平安神宮」です。

お友達と待ち合わせして境内へ


ポカポカの春の陽ざし…白砂が敷き詰められた境内は、レフ版の上にいるように眩しく目を開けているのが大変。

「ここ、真夏に来ると、日焼けしちゃうんだよね~」そう、日陰がないので、これからのシーズンは、帽子とサングラスなど紫外線対策が必須です。

本殿に参拝後、ミモロはお友達と一緒に「平安神宮」の北側に広がる「神苑」の桜めぐりへ出発!


「平安神宮」は、平安京を作った第50代桓武天皇と平安京にいらした最後の第121代孝明天皇をご祭神に、明治28年に「平安遷都1100年」を記念し、創建された、京都では新しい?神社です。

平安京の政庁などを当時の8分の5のサイズで再現。平安時代の景色を感じることができる京都を代表する観光スポットでもあります。

さてミモロが訪れた「神苑」は、総面積約1万坪の広大な池泉回遊式庭園で、明治の造園家七代目小川治兵衛らの手によるもので、四季折々さまざなな景色が楽しめる名勝です。

「やっぱり春は、一番華やかなんだよね~」

ここの桜の中でも、紅しだれ桜は、特に有名で、風にそよぐ花枝の姿には、優美な雰囲気が漂います。

以前、ミモロは、着物を着てここにやってきました。
「細雪ごっこしたんだよね~」そう、谷崎潤一郎の小説の「細雪」の映画の舞台になったのがここ。美しい姉妹が、着物姿で歩くシーンをマネしたかったミモロです。

今回は、洋服で来たミモロですが、京都を和服で楽しみたい方には、「平安神宮」はおすすめ。
石段などがないので、和服で歩きやすく、平安時代を思わせる建物などが、フォトジェニックなのです。

「あ、池にも桜が映りこんで、2倍楽しめる~」と池の面をピンクに染める桜の景色にしばし見惚れるミモロ達。


広い「神苑」をゆっくり歩きます。


歩くごとに、移り変わる景色…春は、そこに紅しだれ桜がいっそうの趣を添えてゆきます。


池に掛かる橋殿の「泰平閣」

そこの欄干に手を添えながら眺める対岸の桜の景色。
「ウ~前は、もっと桜いっぱい咲いていた気がする…」と思うミモロです。

実は、数年前の台風で、桜の枝がかなり折れてしまいました。昔を知っているミモロにとって、ちょっと寂しい…感じ。
でも、その後、桜は蘇ろうと、頑張っています。また、庭を手入れする皆さんの努力が、毎年、着実に実っているのです。

「今日は、スッポンいないね~」と池を覗くミモロ。
「え?スッポンいるの?」とお友達。「うん、いるよ~前、見たもん…首が亀より長かったから、あれ、絶対スッポンだと思う」池には、この日は大きな鯉の姿しか見ることができませんでした…。

のんびり桜を巡ったミモロたち・・・ 約1時間、過ごしました。

「なんか喉渇いちゃった~どこかでお茶しない??」


ミモロとお友達は、琵琶湖疏水のそばのお店でお茶をすることに…


今や満開の京都の桜…今週末までは、なんとか楽しめそう。
「桜吹雪ももうすぐだね~」と。それも美しい景色です。

*「平安神宮」の詳しい情報はホームページで

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満開の桜が艶やかな京都岡崎エリア。琵琶湖疏水の遊覧船の乗客も楽しそうに…

2024-04-10 | 京都桜の名所
「いいなぁ~また、乗りたくなっちゃう…」とミモロがじっと見つめるのは、京都岡崎の琵琶湖疏水の遊覧船。

4月になって、一機に桜が咲き始めた京都岡崎エリア。その桜を楽しめるのが、琵琶湖疏水の遊覧船です。

肌寒さが、戻った京都…でも、桜を楽しむ時期が少し長くなったのかも…
「見て~こんなにいっぱい桜が咲いてる~」

今年は、開花が遅かったため、短期間に満開になったような気がします。

この日、ミモロは、「平安神宮」のそばの岡崎公園にやってきました。そこのしだれ桜も、ほぼ満開の状態…


平日で、寒かったためか、思ったより観光客の姿がありません。


だから、ミモロは、のんびりと思う存分桜を楽しむことができました。

すでに散り始めた桜もあり、地面一面に桜の花びらが…「わ~キレイ!」と、その上を歩き回るミモロです。

そして時々、木登りも…


このエリアには、彼岸桜、山桜、ソメイヨシノ、しだれ桜といろいろな種類の桜が次々に開花。
桜を楽しめる時期を長くなっているのです。

「ちょっと寒いけどね~」

そう、この日は、小雨も…気温も昨日より、かなり低く、再び上着が必要なほどの気温に…。

「でも、今日、ここに来てよかった~」と、満開の桜が、琵琶湖疏水に枝を伸ばす景色は、やはり見逃せません。


「いいよね~」と、この景色が、京都に住み始めてから、大好きなミモロです。
もちろん岡崎の疏水に運航される十石舟は、憧れの存在。

今年も、その姿を見ると、乗りたくなるミモロです。

すでに何度も乗っているのに…
この「岡﨑疏水十石舟」は、今年は3月20日から4月14日まで9時半から16時半まで、15分ごとに運航され、大人2000円で、予約制になっています。(動物園そばの乗船場で、当日券がある場合も…)

毎年、乗りたそうに見つめるミモロの姿に心が揺れますが、今年は、見るだけに…


今週末までは、桜が楽しめそうな京都…


「急にまた気温上がらないといいね~桜さん、もう少し我慢してね~散るの…」と、日々すぎ行く春の景色に、心穏やかでないミモロです。



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今や京都の旅で人気の鞍馬二ノ瀬の「白龍園」。美しい景色がもてなす春の山

2024-04-09 | 京都桜の名所

「ここからの眺めがお気に入りなんだ~」

鞍馬二ノ瀬の「白龍園」。今や、京都を訪れる観光客にその名が知れる山のお庭です。

山の斜面を彩る桜が、訪れる人を魅了します。


「白龍園」の特徴は、見事に整えられた庭と共に、自然の趣にあふれる山の姿が一望できるところかも…

「あ、鳥も来てる~」山にはメジロをはじめ、いろいろな鳥が生息。その姿を見る機会も多いのです。


また、園内に点在する東屋から眺めることで、その景色の雰囲気が変わるのも、ここで過ごす楽しみになります。


園内を散策すると、「あ、ここにもお花飾ってる…」

手水などに、ここを管理するスタッフのやさしい心遣い…
そして訪れる人を楽しませようというおもてなしも…

「これ、フォトジェニックだよね~」とハートの形の苔。

「青野さ~ん、こんにちは~」ミモロは、ちょうどお客様を案内なさっている「白龍園」のオーナーの「青野株式会社」社長の青野さんの姿を見つけて、手を振りました。

「ミモロちゃん~いらしてたんですね~今日は、今まで一番見頃の時期に来たんじゃない?」と青野さん。
「はい、満開だもんね~それにポカポカでいい気持ちだし…」と、ミモロのお気に入りのスポットから答えます。

この日の時間帯には、拝観者の人数も少なく、園内は、ゆったりとした時間が流れて、存分に自分のペースで桜が鑑賞できました。

事前予約制で、入園できるのは1回に50名のみ。
それは、青野さんがこの場所を本当に大切になさっていて、訪れる人への心遣いと共に、そこに育つ植物への影響を考慮なさってのこと。

「ここは、苔もすごくキレイなの…だから踏まないように注意しなくちゃいけないんだよね~」とミモロ。


だから苔が育つ石段も注意して下りないと…というので、石段を手すりを滑って降りようとするミモロ。

え~そんなことしちゃダメでしょ!手すりに跨って、滑り台のように降りようするミモロ…

「痛てて~!」手すりの途中でストップ。

手すりのつなぎ目に、お尻を挟んでしまいました。
こういうことは、決してしないように…まぁ、やろうとするのはミモロくらいしかいないとは思いますが…。

山から下りて、ミモロが向かったのは、お休み処。

「あの~いつもの善哉お願いします~」と、毎回、ここの善哉を食べるのが楽しみなミモロ。
この日は、あまりに天気が良かったので、外で頂くことに…

「お餅2個入りの善哉だもんね~」ここに勤める地元の方が作ってくださる善哉。焼き立てのお餅が2個入った、程よい甘さの善哉です。


「美味しかった!ご馳走様でした!」桜と善哉を堪能したミモロです。


「白龍園」のお休み処には、可愛いお守りも登場。


春の特別公開は、桜がメインの前期4月21日まで、そして青葉が美しい後期4月27日から6月23日までです。
*「白龍園」の詳しい情報はホームページで 事前予約もこちらからどうぞ~



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春爛漫の鞍馬二ノ瀬の「白龍園」。満開の時期に訪れたミモロ…何度見ても素晴らしい春の景色

2024-04-08 | 京都桜の名所

「満開だね~」と、ミモロが見惚れる桜…京都の鞍馬二ノ瀬の「白龍園」です。


毎年、春の桜と秋の紅葉は必ず…、また初夏の青葉や冬の雪にも、訪れたことがある山のお庭です。


今は、春の特別公開の時期…前期は、4月21日まで(2000円)、後期は、4月27日~6月23日で(1600円)、事前予約で拝見できます。1時間ごとに受付時間が設定されており、各回50名限定です。


ミモロが予約したのは、まさに満開の時…
「今年は、遅いかと思ってたけど、蕾が膨らみだしてから、急に咲き出したんですよ」と「白龍園」の方。

「ホント、見事に咲いてる…」と、思っていたより、咲いている桜に驚くミモロです。

ここ「白龍園」は、京都のアパレルメーカーである「青野株式会社」の創始者が、昭和37年に縁あって所有することになった山を、以来、社員や家族などで整備したもの。
この一帯は、昔から山の神が宿る聖地であったそう。長年、手をかけて整えた山は、そこに祀られていた山の神の「白髭大神」と「八大龍王」にちなみ「白龍園」と名付けられました。

何度も訪れているミモロは、馴れた足取りで園内を回ります。

苔の生えた石段を、滑らないように…また、苔を傷めないように石の部分を注意深く上がります。

「うわ~桜満開だ~」石段を上り切ったところで、立ち止まり、景色に見とれるミモロです。


ミモロの目の前に広がる春の景色…

「いつも本当にキレイ…」と。
この美しい景色は、年間を通じて、木の状態に気を配り、また、園内に生息する様々な苔や小さな植物にも、目を行き届かせているスタッフの皆さんのお力によるもの。

気持ちのいい園内…拝観できる人数を制限しているので、ゆっくりと静かに時が過ごせるのが、とても魅力的なのです。


「あ、あそこまで行けるんだ~」以前は、渡れなかった木の橋。

好奇心旺盛なミモロは、さっそく行ってみることに…


赤い鳥居の奥に「三原大明神」が祀られています。

「この神様もお山を護っていらっしゃるんだ~きっと…」

参拝を終えて、再び見晴らしのいい場所へ

「いろいろな位置や角度で桜を見るの楽しいね~」と、小さなミモロから見える景色は、どうも他の人とは一味違っているようです。

さぁ、奥の「白髭大神」と「八大龍王」に参拝しましょう。


「白龍園」の聖地と言われる奥は、「ここから、気の流れが違うんだよね~なんか清らかな感じがすごくするんだ~」と何かをいつも感じるミモロでした。

*「白龍園」の詳しい情報はホームページで


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