ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

7月15日に5カ月ぶりに再開された「百万遍 知恩寺 手作り市」。今後の開催継続は…

2020-07-31 | イベント

7月15日のことです。ミモロは、朝からワクワク…それは、この日、「百万遍 知恩寺」で久しぶりに「手作り市」が開催されることになったのです。

やっと再開! 

京都各所で行われる手作り市は、京都の楽しみのひとつ。東寺の弘法市、北野天満宮の天神市という歴史ある市と共に、ここは、京都でも大人気の手作り市のひとつです。ほかにも、上賀茂神社、梅小路公園、岡崎公園など、週末になるとどこかで開催されていたのです。しかし、コロナの影響で、春から、そのすべてが中止になっていました。

久しぶりの再開…入口には、アルコール消毒が…そしてソーシャルディスタンスを保つように注意の看板が…

マスクは必須だね~

コロナ禍の中での開催のため、「なんとなく空いてる~」と感じたミモロ。訪れる人も観光客がいないのでほとんどが地元の人…またお店のテントも出店数を制限されています。

「なんかガラガラ…」

しばらく境内を歩き、馴染みのお店を探します。「あ、ミモロちゃん~久しぶりね~」「キャ~会えた~」と嬉しそうに駆け寄るのは、ファッション小物などをお得意にする作家さんたちの「雨工房」

 

「すごく会いたかった~」とミモロ。本当は、抱き着きたいところですが、ソーシャルディスタンスを保つために我慢…。以前には、なかったガーゼマスクなどがいろいろ。

「なんか風通しいいね~」と。そう、隣りのテントとの距離がかなり取られています。

まぁ涼しくいいけど…ちょっと寂しい感じです。

本堂のそばには、ここが定位置のようにいつもテントがある手描きのTシャツの「きのび」さんも。

 

「キャ~ネコがいっぱい~」と身を乗り出して品を見るのは、平田さんのハンドメイドの陶器の猫たち。アクセサリーや小物がいっぱい。「これネコ好きのお友達にプレゼントしよう~」とミモロ。

 

「こっちも覗いてみてください~」と声がかかったのは、蜂蜜のお店「ハチミツ屋アピ」です。

 

ちょこっと蜂蜜なめさせてもらいました。もちろん、スプーンは1回ごとに廃棄します。

以前は、多かった試食もコロナ禍ではできなくなり、「つまんないの~」とミモロの楽しみが減ってしまったのです。

「もっと歩こう~」と境内をあちこち歩き回るミモロ。

ソーシャルディスタンスは、バッチリです。

「わ~美味しそう~」と足を止めたのは、手作りマフィンのお店「KIRY'S MUFFIN SHOP」です。

 

オーストラリアのタスマニア出身のオーナーさんが、焼いたマフィン。「ひとつください~」とミモロは、おやつに買いました。

「う~ここのアクセサリー、すごくアーティスティック!」と、ミモロが夢中になったのは、特殊樹脂で作られた緻密なアクセサリーの「オゴオゴ」です。作家の竹中さんの美的感覚の鋭さを感じる作品が並びます。

  

「どれにしようかなぁ~」と品選びも楽しみに‥

 

かつてファッション関係のお仕事をなさっていたという竹中さん。作品には、ヨーロッパのヴィンテージの金具なども使われているそう。

さらに進むと…「わ~ミモロちゃんお久しぶり~」とオシャレなボールペンなどで知られる「penmode」の三上さんと松川さん。

 

久しぶりに馴染み方々に会えたひととき…「でも、あんまりお話しちゃいけないんだって…」と、たくさんお話したい気持ちをグッと、我慢するミモロです。

コロナ禍で、本当は一番つらいのが、人とのコミュニケーションが希薄になること。みんなで一緒に何かする…ということに制限がかかっていることです。そもそも人間は、集団で生きる動物。その特性に従えないのが、辛いのです。

外出を自粛する…それはコロナ感染を防ぐために、とても大切なことですが、「孤立」しないように、電話などでお話することが必要。だれかに自分の思いを伝えるようにしたいもの。もちろんメールやSNSをやっているという人も多いでしょうが、「話すこと」が、人間の重要なコミュニケーション手段であることをないがしろにしては、精神的に落ち込みやすくなります。

1日中、黙っているのは、健康上もよくありません。一人でも、部屋で声を出すようにしましょう。誰にも迷惑をかけず配慮しながら、声を出すこと…。「ひとりでおしゃべりって、危ない人って見えない?」という懸念は、通常の時。今は、いいんです。本や般若心経を音読するのも効果的。

8月1日開催予定の「梅小路手作り市」は、すでに中止が決定されました。

京都のコロナ感染者数が増える今、8月15日に予定されている「百万遍 手作り市」の開催も危ぶまれる状況になっています。

「う~また、中止になったら悲しいね~」というミモロですが、今は、我慢の時。

さまざまな苦しい状況の中で、なんとか明るい光を見いだせるように、小さなことでも楽しむミモロ。

「おうちに帰って、マフィン食べるんだ~。お友達に手作り市のこと電話でお話しよう~」と。

ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより
人気ブログランキング

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら

ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中止になった「下鴨神社」の「みたらし祭」。お札やご神水の授与は可能です。

2020-07-30 | 祭事・神事・風習

朝のお散歩に出かけたミモロ。「いつもだったら、今ごろ、みたらし祭やってるんだけどなぁ~」と言いながら「下鴨神社」の境内へ。

 

鳥居を過ぎて、トコトコ奥へと向かいます。雨も大丈夫そう…朝の空気が心地よくミモロの毛並みを包みます。

楼門のところには、「みたらし祭中止のはり紙」

 

それでも、「まずは参拝しなくちゃ~」と本殿にお詣りします。それから、「足つけ神事」が行われるみたらし池方向へ。

「あ、足つけ神事の足場がなくなってる~」そう、7月の初めに木のスロープが設置されていた場所には、もうなにもありません。「やる気だったのにね~。コロナめ!」と。

神職だけで行われる神事…中止とはいえ、祭りらしい雰囲気も。

「足つけ神事」が中止になったので、一人でも足をつけようと思っていたミモロですが、「う、看板がでてる~」そこには「足つけは、ご遠慮ください」と。

 

ミモロみたいに思う人が多いのでしょう。せめて…手だけを清めます。

いつも池から上がる場所には、「ご神水」が飲める場所があるのですが、今年は、そこで飲むことはできません。ペットボトル入りの「ご神水」が授与されるのです。

  

また、そばには、黒い小石がいっぱいの樽が…これは、子供のカン封じのお守りで、子供の枕の下に入れるのだそう。

 

お礼参りの小石も奉納されています。ミモロは、必要ないわね…「うん、すぐ寝ちゃうから…」

また、「足つけ神事」の足腰のお守りなども授与されます。今年の「矢取り神事」も中止です。

「ホントは、いつもなら、人がいっぱいいるのにね~」と、ポツンを座るミモロの後ろ姿に寂しさが漂います。

「もう、帰ろう~」と、再びトコトコ歩きだしたミモロ。

 

「糺の森」の鳥のさえずりがミモロを励ましているよう…。「あれ~そうだ~」と足を止めて目を移した先に…

 末社「雑太社」が

「去年の夏、ラグビーワールドカップの日本チーム勝利のために、通ったっけ…」

そう、あの夏が夢のよう…「すごく昔の気がする~」と…。

恒例の「下鴨納涼古本まつり」の中止も決定。「つまんないの~」とミモロ。わかっているけど、寂しさは隠し切れません。

みんなでがまんね!「うん…」さぁ、朝ご飯にしましょ!「うん!かけっこね~」と、馬場道へ移動し、かけっこでおうちに戻るミモロです。

ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより
人気ブログランキング

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら

ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで


コメント (3)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

緑の楓と苔の美しさに感激!紅葉の名所「永観堂禅林寺」は、夏もすごく素敵な場所

2020-07-29 | 自然

連休明けの月曜日にミモロは、東山の「永観堂禅林寺」を訪れました。 「ここって、すごく夏もいいんだ~」と、秋の紅葉の時期しか来たことがなかったミモロは、その美しさに感激です。

この日は、参拝者もまばら・・・ミモロは境内の建物を次々に巡ることに…。 「ここの廊下広いね~」とミモロのほかにだれもいない廊下です。

途中、眼下の景色を見物…

 どこ?「ここだよ~「」

う~そんなところに・・・落ちたら助けられないかも…「大丈夫、落ちないもん!」と平気なミモロです。

お寺の廊下でつながる一番高い位置にある「開山堂」からは、岡崎エリアがよく見えます。「あ、あれ、京セラ美術館だね~」

「さぁ、そろそろ戻ろう~」と歩き始めたミモロは、今度は、エレベーターではなく、階段を使うことに。

ここは、まるで龍の体のように曲がった廊下「臥龍廊」です。ここを独りで歩くなんて、秋には、ありえないこと。

お寺の中を歩いては、お庭を眺めます。「ここどこだろ?」あまりに広くて、自分のいる場所がわからなくなります。

やっと外に出て、今度はお庭を巡ります。

「気持ちいいねぇ~」と深呼吸しながら歩く気持ちよさは格別です。

雨上がりの空気は、しっとり冷たくて、ミモロにとっては気持ちいいよう。今は、緑の道も、秋になれば赤い鮮やかな道に…。「それも素敵だけど、緑の道もいいよね~」

そう、本当に、夏の「永観堂禅林寺」がこれほど美しいとは知りませんでした。

「なんで、毎年来なかったんだろ?」と思ってしまうほど…。

コロナの影響で観光客が少ない今、「ここは穴場だね~」と。きっと京都に住む人も、夏の「永観堂」の美しさを知る人は少ないかも…。

苔の美しさも、見事です。

「今度、お友達といっしょに来よう~」と思うミモロです。

今年は、梅雨が長かったせいか、苔はイキイキ。「なんかフカフカの絨毯みたいだね~」と。

境内の中央にある「方生池」をのんびり巡ることができるのも、夏だから…。

 「大きな鯉が泳いでたね~」

 

さぁ、そろそろ帰りましょ。「は~い」というと売店に飛び込んだミモロ。「ここ涼しい~」雨が上がり、蒸し暑さが戻り、汗が全身から吹き出します。「扇風機のそばどうぞ~」と係の方に促され、ミモロは、「ふ~気持ちいい~」と扇風機の風を全身に受け止めました。

今、京都は、1日に晴れと雨が何度も交互にやってきます。湿度が高く、マスクをしていると、ジワ~と汗がにじみます。「ホント、夏は、熱中症に気を付けないと…」と、水をひと口。

「はい、飴もどうぞ~」と、売店にある仏手柑のキャンディーをひとつミモロに…。「ありがとうございます」爽やかな甘さが口に広がり、生き返ったような心地に…。

 

ミモロは、マスクをして、お寺から町へと戻ります。

途中、見つけた看板には、ミモロは、後ろを振り返ります。「阿弥陀様も忘れものチェックしてたの?」と。

 

夏の「永観堂」は、今、おすすめの場所です。

 


ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより
人気ブログランキング

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら

ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年は、中止…去年は、こんなにみんなで楽しんだのに~…

2020-07-28 | 自然
 
50年以上も続く「粟田神社 ビアガーデン」。氏子の方々と一緒に神さまも楽しむ夏の夜

毎年恒例の「粟田神社」での「ビアガーデン」。ミモロは、今年も出かけました。「もう50年以上も続いてるんだって~」ある意味、歴史あるイベントなのです。年間を通じ、さまざまな神......
 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅葉もいいけど、緑の世界も素敵です。青い楓と苔が美しい「永観堂禅林寺」。

2020-07-28 | 寺社仏閣

紅葉の名所として知られる「永観堂禅林寺」にミモロは、連休明けに出かけました。 ここは、浄土宗西山禅林寺派の総本山です。

「夏に来たことないかも…」というミモロ。山の中腹にある「阿弥陀堂」も、緑の木々に埋もれています。

秋は、大勢の人で、境内はいっぱいに…でも、連休明けのこの日は、ほとんど参拝者の姿がなく、マスクもいらない感じです。

平安時代に、弘法大師の弟子の真紹僧都によって創建され、真言密教の道場として、多くの人材を育成した時代が220年ほど続き、その後、奈良で盛んだった浄土教の寺院として140年の時を刻み、その後、浄土宗の寺院となり、現在に…。昔から、ここは、楓で有名な場所だったそう。

「だから、秋は、本当にすごいよね~。でも今年、どうなるんだろ?」とちょっと秋の紅葉シーズンが心配になるミモロです。今のところ、夜のライトアップは予定されているそうですが、コロナの影響でどうなるかはまだ決まっていないそう。

紅葉の時期以外に来たことがなかったミモロ。

その時は、人の流れが決まっていて、境内の建物を拝見することができないことも…。

でも、今は違います。廊下や階段でつながる「古方丈」「御影堂」「阿弥陀堂」などの歴史的建造物を、のんびり巡ることができるのです。

 

そして、庭を眺めるために、静かに座ることも…。

「本当に、緑がキレイだね~」青い楓だけでなく、地面を覆う苔の緑の美しさも際立っています。

 

まるで緑の世界が、目の前に広がります。「ここ、こんな景色もあったんだ~」と感激するミモロです。

「さぁ阿弥陀堂に行こう~」とミモロは、さらに奥へと進みます。

 

するとミモロの前にエレベーターが…「こんなのあったんだ~」と、乗ってみることに。

  

阿弥陀堂のボタンを押して、はい、到着。わずか10秒も掛からずに、上の階へ。

   「ここ阿弥陀堂の階だね~」

そう、エレベーターに乗らなければ、この階段を上がることに‥

 高齢者にとっては、キツイ階段です。

そこでお寺は、エレベーターを設置し、多くの方に阿弥陀堂へ参拝してもらえるようになったのです。「車いすでも行けるかな?」とミモロ。

このお寺のご本尊である阿弥陀様は、「みかえり阿弥陀」と呼ばれる慈愛にあふれたお姿をしています。救いを求める人を見逃さないように、振り返っているのです。

写真の阿弥陀様は、黒っぽい感じですが、この日ミモロが見たのは、金色に輝くまばゆいお姿をしていました。「あれ?金箔を重ねたのかな?」と思うほどのお姿でした。

鎌倉時代の作と言われ、重要文化財になっている仏像です。

「さぁ、もっとお寺の中、歩こう…」と、ミモロは、そこから見晴らしのいい「開山堂」へと向かいます。

*「永観堂」の詳しい情報はホームページで

ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより
人気ブログランキング

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら

ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする