ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

上賀茂神社の手作り市。江戸時代の銘刀も展示される「非公開文化財特別公開」も12月13日まで

2020-09-30 | 京都

「久しぶりに行ってみない?」とミモロが言い出したのは、「上賀茂神社」で行われる「手作り市」です。

京都では、コロナ以来、手作り市などのイベントが中止。やっと秋になり、再開が始まりました。

この日、自転車で向かったミモロ…そう、駐車場には、長蛇の列「自転車で来てよかったね~」と、駐輪場に自転車を止めて、境内へと進みます。


上賀茂神社は、今年は葵祭も中止…なかなか訪れる機会がありませんでした。また、10月1日の賀茂観月祭も中止になります。

参拝者も多い日曜日‥手作り市に行く前に、まずは、本殿に参拝します。

本殿は、12月13日まで、神社所蔵の文化財が特別公開されています。

室町から江戸期に奉納された刀剣3振をはじめ、織田信長や明智光秀に関する古文書などの展示も…

ミモロは、磐座にも参拝。


「あ、ねずみさん…」楼門のそばには、今年の干支のネズミが参拝者を迎えています。

十二支の最初に登場するネズミ…令和の年代になり、世界中コロナで暮らしが変わった1年です。
「大変だったよね~ネズミさんも心配してたんじゃないの~」と、ネコながらネズミに同情するミモロです。
そう、今年もあと3か月…これからも、まだまだ暮らしの状況には変化がありそう…。

「さぁ、手作り市覗きに行こう~」とミモロは、テントが並ぶエリアへ向かいます。

「結構大勢の人がいるね~」

もちろん、昨年の同じ時期の手作り市とは、様子が違います。「外国人観光客いないし~テントの数も少ないかも…」
それでも、やっぱり楽しい手作り市です。

「あれ?神馬さんいない~」と、いつもならニンジンを上げることができる白馬がここにいるはず…

なんでも、コロナ対策で、神馬は、出社を見合わせていたそう。「10月1日から、また出社するんだって…。テレワークって訳にはいかなかったんだ~」

草が一面に茂る境内…「ワ~イ」と嬉しそうに走り回るミモロです。


帰路は、賀茂川沿いを進みます。

「あ、鴨が水浴びしてる~」川には、鴨のほか、サギや鵜が、のんびり日光浴を楽しんでいます。

「なんかのどかだね~。コロナの状況が嘘みたい…」コロナ禍で慌てているのは人間だけ…他の生物は、ただいつもの暮らしを続けています。

川辺には、彼岸花…秋が日に日に色濃く京都です。




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御菓子司「然花抄院(ぜんかしょういん)京都室町本店」のカフェとギャラリーへ

2020-09-29 | グルメ

「ミモロちゃん、室町通にある『然花抄院』ていう和菓子屋さん行ったことある?」とお友達に聞かれたミモロ。
「あの、かすてらで有名なお店でしょ!知ってるけど、行ったことない~」と。「じゃ、お茶しに行きましょう~」と言われ、目を輝かします。

室町通は、老舗の呉服商が連なるエリア。その一角にある間口の広い町家がそのお店です。
「すごい立派な町家だね~」とミモロ。なんでもその建物の始まりは、元禄13年に建てられたものだそう。

さっそく白い暖簾をくぐり店内へ。

「わ~モダンで洗練された雰囲気~」と、歴史あるものと新しいものが、調和した空間が広がります。

「わ~美味しそうなお菓子がある~」とガラスケースに駆け寄ります。
 
「あ、カステラがある~」と、素敵なパッケージに入った卵たっぷりの人気の品です。

「ミモロちゃん、カフェでお菓子いただきましょ!」「は~い」案内されたテーブルでメニューからお気に入りを選びます。
「え~と、今日はちょっと暑いから冷たいものがいいなぁ~」と。

そこでミモロは「くりーむあんみつ」1540円、お友達は「栗ほうじ茶パフェ」1485円です。いずれもコーヒーなど飲み物がセットされています。
 
「う~美味しいね~」と、目を細めて味わう至福の時を過ごしました。

寛いだミモロは、中庭からギャラリーへと移動します。

その途中には、土間が続き、そこには竈が…


「ミモロちゃん、この石畳どこに使われてたものか、わかる?」とお友達に言われたミモロ…「う~どこ?」と首をかしげます。

実は、この石畳は、かつて京都の町を走っていた路面電車に使われていた敷石なのです。

中庭を抜けて、ギャラリーへ。「いらっしゃいませ~どうぞ、ゆっくり楽しんでいらしてくださいね~」と係の方に笑顔で迎えられました。
 
ギャラリーでは、常設展と共に現在10月11日まで、画家小川貴一郎さんの個展が開催されています。

「いろんな作品があるんだね~」


再び、お店の入り口にもどったミモロ。「工芸品も並んでるよ~」と。
 

以前は、外国人観光客も大勢やってきて、お店は、いつも混んでいました。でも、今は、日本人観光客だけなので、カフェでもゆったり過ごせます。

「今が、チャンスかも~」と、お土産にかすてらを買ったミモロです。

*「然花抄院」の詳しい情報はホームページで



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弘法大師創建の山城国最古の社「平岡八幡宮」。「花の天井」の特別公開12月6日まで。

2020-09-28 | 寺社仏閣

「ここ初めて…」と、ミモロがお友達といっしょに参拝したのは、高雄に通じる周山街道沿いにある「平岡八幡宮」です。


街道から続く長い参道…そこからもこの神社の規模が推察できます。
「平岡八幡宮」は、平安時代に、弘法大師空海が、当時過ごしていた「高雄山神護寺」の守護社として創建。室町時代に焼失したものの、足利義満によって再建された山城国最古の八幡宮と言われます。現在の本殿は、江戸末期に修復されたもの。

ミモロがここに参拝するのは初めて…「12月6日まで本殿の花の天井の特別公開やってるんだって~」と、それを拝見に来たのです。
まずは、手水でお清めをして、本殿へと向かいます。

すでに境内では、宮司様による神社の解説が始まっていました。


「はい、いらっしゃいませ~。あなたどこから?」と宮司様。「は、はい、京都市内です~」とミモロ。「いろいろお話するところあるから、ついてきてください~」と。軽妙な語り口とわかりやすい解説で有名な宮司様。参拝者を温かく迎えてくださいます。


本殿に上がる前に、境内の見どころをお話くださいました。それは椿。樹齢500年のやぶ椿をはじめ、樹齢200年のしだれ八重白玉椿などがあり、3月下旬から4月上旬に見ごろを迎えるそう。「今は、葉っぱだけ~。春になったら見に来たいあなぁ~」とミモロ。

絵馬にも白い椿の花。ここには、願い事をすると白玉椿が一夜で咲いて、願い事が成就したという「白玉椿伝説」があるのです。


「この椿の葉を見てください。ほら、金魚に似てませんか?」と宮司様。「え?どれ?」とミモロは枝を見つめます。

それらの葉が並べられたのを見ると、「ホント…金魚みたい~」


さぁ、本殿に上がりましょ。
 
今回、ここ「平岡八幡宮」を訪れたのは、内陣の「花の天井」の特別公開のため。

内部の撮影は、できないので、本殿外にある写真で…

内陣の天井を見上げると、そこには、格天井があり、その枠の中にいろいろな花が描かれています。その数44枚。江戸時代末期に修復された現在の本殿。そこに画工の綾戸鐘次郎藤原之信によって描かれた花々です。
「わ~華やか~キレイだね~」と見上げるミモロ。

また内陣長押には、紅白ののし袋にくるまれた梅と椿の絵も…。これは山本探淵の作と。

この部分は、近年修復されたそう。
「今、本殿の様々な部分の経年劣化が激しくなっています。修復できるギリギリの段階に入っているんです」と宮司様。
そこで、現在「平岡八幡宮」では、修復のために支援金を広く募っています。

「ここも修復したんでよ~」と、かつてほとんど色が剥げてしまった弁財天さまは、修復で見事に蘇りました。


「どこの歴史ある建造物も、その保持に大変だよね~」と、京都各所を巡ると、つくづく思うミモロです。

「花の天井」を拝見した後、ミモロは、社務所へ。そこには、かわいいお守りのほか、宮司様が作られた梅干しなども…
 

最後に緋毛氈で、昆布と梅干が入ったお茶の接待を受けました。


「椿が咲くころに、また来ようね~」とミモロ。連休明けの境内は、静かな時が流れていました。


*「平岡八幡宮」京都市右京区梅ケ畑宮ノ口町23 075-871-2084 拝観時間10:00~15:30 特別拝観料800円



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「東映太秦映画村」でアトラクション「謎解き迷路まぼろし砦」にチャレンジ。

2020-09-27 | 京都

友達と連休明けに「東映太秦映画村」にやってきたミモロ。


今回の目的はアトラクション「謎解き迷路まぼろし砦」に挑戦すること。


アトラクションには、映画村への入場料2400円とは別に500円のチケットを購入します。


中に入る前に、アルコール消毒と検温が必要。そしてアトラクション入場には、人数制限があります。

でも、この日は、待たずに中へ。

このアトラクション「謎解き迷路まぼろし砦」は、入口で渡されてシートを持って、迷路の中にあるポイントを巡り、脱出するための謎を解いてゆくもの。
 

「あ、ここにポイントがある~」と迷路の中をあちこち歩き回るミモロとお友達。
「え~わかんない~」と首をかしげるミモロ。
入ってから15分以上かかって、ミモロたちはやっと脱出に成功。

「よかった~脱出できて~」とホッとするミモロでした。

迷路を歩き回ったミモロたち…「お腹空いた~」と、ここでランチにすることに。
 
映画村には、いろいろな食事処がありますが、今回は、おうどん屋さんへ。
 
ぶっかけうどんを食べたミモロです。「ふ~やっと落ち着いた~」と。

再び、映画村の散策へ。「こっちだよ~」と、すでに来たことがあるミモロは、お友達の案内役に…


その時、ブワ~と音が…「港から龍が出てきた~。ネッシー??」
 

また屋根を忍者のように歩く場所も、ミモロもさっそくチャレンジ。「忍」の文字のものは凧のよう…
 
う~ミモロは小さすぎて、どこにいるのかわかりますか?

「キティちゃんのお茶室がある~」とミモロ。

ピンクづくしのお茶室です。「きっと利休さんや秀吉さんも驚くね~」と。茶室に切られた炉もキティちゃんの顔の輪郭になっています

ここ「東映太秦映画村」では、東映の映画およびテレビドラマの撮影が行われます。その映画に多数出演したのが、美空ひばりさん。
 
まさに日本の芸能史に輝く歌手であり俳優です。ここには、ひばりさんに関係する品々が多数展示されています。
 

「すごく楽しかったね~でもすごく空いてた~」


修学旅行生の姿もありましたが、今がチャンスともいえる空き具合。


オープンセットでは、なにやら撮影も行われていました。
「年間を通じお化け屋敷もあるよ~」と、さらに時代劇の衣装を着けて、写真撮影をするなら今なら思い切り、その気分に浸れます。

*「東映太秦映画村」の詳しい情報はホームページで


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連休明けの「東映太秦映画村」へ。忍者がいっぱい~。ミモロも遊んでもらいました。

2020-09-26 | 京都

連休明け、ミモロは、お友達と久しぶりに「東映太秦映画村」を訪れました。

「映画村に行くなら、やっぱり忍者だよね~」と、TPOに敏感なミモロは、タンスの中をゴソゴソさがして、忍者ぽい衣装に…

「でも、黒い衣装なかった~」と、なので紺の絣の上着とジーンズ、そして絣の頭巾になりました。
なんか田舎っぽい忍者じゃない?「そうなんの~でも…これしかなかったから…忍者に見えるかなぁ~」とちょっと心配そう。
「お百姓さんって思われるかな~でも、甲賀も伊賀の忍者も普段は、農業にも携わっていたから…」とミモロ。

映画村のオープンセットの中を歩きます。「だれもいない…」

なんと連休明けの映画村は、閑散としていました。

「う、小さな忍者がいる~」と、頭巾姿の侍が声を掛けてきました。

「わ!忍者だってわかってくれた~よかった~」と嬉しそうなミモロ。
「あの~今日空いてますね~」とストレートな質問。「はい、連休中はすごい人だったんですよ~」とお侍。
そういえば、駐車場にもほとんど車がありません。もちろん団体バスは皆無です。

この秋の連休は、ここだけなく、嵐山や東山などの観光地でも同じような状況に…。つまり連休明けは、極端に静かになってしまいました。
「まぁ、ミモロにとっては、よかったけど~でも、以前来た冬より観光客少ない…」

「ちゃんばら指南が始まるって…」とお友達。映画村の中心部にある芝居小屋の「中村座」では、役者さんによる寸劇やちゃんばらのデモンストレーションが行われます。

さっそくミモロたちは中へ。
「はい、もうすぐはじまりますよ~」と出迎えの忍者さん。

「かわいいクマの忍者さん…」と、「う~ネコだけど…」まぁ、ここまで顔を隠していたら、ネコかクマかわかるはずがありません。

さて、会場内へ。席はソーシャルディスタンスを取り、ステージとの間には、透明板が設置されています。

以前は、会場内を走り回った役者さんも、今は、舞台エリアから離れて演じることはできません。

「あ、始まったよ~」今回の舞台の設定は、幕末で新撰組の副長,土方歳三を主役に、勤皇派の岡田以蔵などとの対決です。

「ちゃんばら指南」では、迫力ある戦いの場面づくりを解説します。
 
「ミモロちゃん、居合道やったことあるから、よくわかるでしょ…」とお友達。
「うん、やっぱり袈裟に切るのが効果的だよね~」と、真剣に舞台を見つめるミモロです。

30分ほどの舞台が終わり、最後まで余韻に浸っていたミモロ。気づくと周りに観客はだれもいません。

舞台を見ると、さっき切られた役者さんが、モップ掛けの最中。「お侍もいろいろやらないとね~」と。


「中村座」を出て「新撰組屯所」などを巡るミモロ。


「あ、土方さん…」ミモロは、記念写真をお願いしました。

「キャ~ハンサムな役者さん、やっぱり土方は、イケメンの役者さんじゃないとね~」と。

「水戸黄門」「科捜研の女」などにも出演された堀田貴裕さん。

忍者は、頭巾で顔を覆っているので、マスク着用の必要はありませんが、他の役者さんは、ファイスシールドを着用。
通常とは異なる姿です。

「ミモロ、刀持ってるんです~」と、そこで舞台でもやった鍔迫り合いのシーンを再現。
「え~い」と力を込めるミモロです。

遊んでくれた堀田さんに「ありがとうございました」とお礼をいって、後ろ姿を見送ります。


「あ、ここにも忍者さん…」


「やっぱり忍者のスタイル着てきてよかった~」

そう、キティちゃんも忍者でした。

「ミモロちゃん、そろそろ謎解き迷路行かない?」と友達。実は今回、映画村を訪れたのは、お友達の謎解き迷路に行きたいという希望から…
「うん、いいよ~」と、ミモロたちは、アトラクション広場へと向かいました。

*「東映太秦映画村」の詳しい情報はホームページで



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