ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

誰もいない早朝貸切特別拝観で過ごす「等持院」の朝。清々しい空気の中で味わうお茶

2023-05-31 | 寺社仏閣

「この広いお庭、今、ミモロ達で貸切なんだよ~贅沢でしょ!」

そう、広い境内には、京都の「MKタクシーで行く、早朝貸切特別拝観ツアー」に参加しているミモロと、同行している他3名しかいないのです。

京都の北に位置する古刹を3寺巡るツアーで、朝、8時に訪れた臨済宗天龍寺派「等持院」。足利将軍家の菩提所で、歴代の将軍の木像がずらりと並ぶ「霊光堂」と「方丈」、その前の庭を拝見しました。


「では、お庭の中を歩きましょう…」とMKタクシーのドライバーさんの先導で庭を進みます。


「方丈」の北の小高い築山には、「清漣亭」という茶室があります。

いつできたのかは、明確ではありませんが、寛政11年(1799)に刊行さえた江戸時代のガイドブック「都林泉名勝図会」に、その姿が見られるそう。
現在は、築山の背後は、「立命館大学」になっていますが、江戸時代は、衣笠山が望め、その景色が背景になっていたのです。
「趣あるお茶室ですね~」と、茶道の先生をなさっているお友達のおひとり。

二畳台目の茶室は、上段の一畳を貴人床として、そこから前に広がる「芙蓉池」を望むことができるのです。
「きっとここでお茶頂いたら、最高だね~」とミモロ。

さて、「芙蓉池」を中心に広がる庭園は、夢窓国師の作と伝えられ、変化に富んだ石組と四季折々、草花が彩る美しいお庭です。

また、「方丈」北庭の東にある大きな「心字池」は、春は桜、夏は半夏生、秋は紅葉、冬は山茶花が彩るそう。
「この池を航空写真で見ると、本当に草書体の心の字を象っているのがわかります」と、スマホでそれを見せてくださいました。

木々が茂っているので、その輪郭はシャープではありませんが、なるほど何か文字のように見えます。

「ここに参拝しなくちゃ~」とミモロが熱心に拝むのは、「尊氏之墓所」。

「あの足利尊氏さんのお墓にしては、ちょっと控えめ…。もっとすごく大きいかと思ってた~」と、日本の歴史の重要局面を担った人物としては…という感じでしょうか。
でも、よく見ると、なかなか凝った造りと彫りで、室町時代らしい形をしているのだそう。
台座には、尊氏が没した延文3年(1358)4月の文字が彫られています。享年53歳。
葬儀は、ここからほど近い場所にある「真如寺」で行われました。墓所は、ここ「等持院」と、息子足利基氏が父の菩提を弔うために、遺髪を納め建立したと言われる鎌倉の「長寿寺」(長寿院)です。

「さぁ、方丈の方に戻りましょう」と言われ、ミモロたちは、「芙蓉池」に面した場所へ進みます。
「お茶をどうぞ~」と、ミモロの前にお抹茶とお菓子が運ばれました。


お菓子は、このお寺のオリジナルの「芙蓉の月」。「あ、小さなお月様が付いてるよ」とさすが細かいところに目が行くミモロです。


「朝のお茶タイム…嬉しいね~」と。そこにいるのは、ミモロたちだけ…。

お庭を拝見しながら頂くお茶…なんとも贅沢な時間です。

「朝、早起きして来てよかった~」と思うツアー参加者。一般参拝が始まる9時近くまで過ごしました。

「あ、怖いお顔のお坊さん…でも、怖くない…優しく微笑んでるみたい…ありがとうございました」というミモロ。


「また、ぜひいらしてくださいね~」とご住職。「はい、ありがとうございました。また伺います」と手を振ってお別れ。


ミモロたちの車が見えなくなるまで、見送ってくださるご住職に、ミモロも車の中から手を振り続けました。


「また、秋に来たいなぁ~きっと紅葉見事だと思う…」と、その景色を想像します。

ぜひ、訪れたいお寺です。

*「等持院」の詳しい情報はホームページからどうぞ


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MKトラベルのタクシーツアーの「早朝貸切特別拝観」で訪れた足利将軍家菩提所「等持院」

2023-05-30 | 寺社仏閣

「こんなお寺があったんだ~全然知らなかった~」とミモロが感激した「等持院」。

今日から、あまり観光客に知られていない、でも歴史ある素晴らしいお寺をご紹介します。

ミモロが、そんなお寺を訪れたのは、実は春のこと。ブログにアップするのが、遅くなってすみません…。

「このツアー興味ある~」とミモロが、見つけたのは、「MKタクシーに乗って行く、早朝貸切特別拝観と非公開寺院」のツアーです。
予約したミモロ…でも、ツアー実施できる人数に達していないことが判明。急いでお友達に声を掛けて、最少催行人数の4名をなんとか確保しました。

京都駅の八条口にあるMKタクシー乗り場に集合。「早朝貸切特別拝観」のため、集合時間は、なんと7時半。

まずは、受付を済ませます。費用は11500円、でも「全国割適応」で支払金額は9200円となり、さらに「きょうと魅力再発見クーポン」2000円分がつきました。「なんか得しちゃった感じ…」と喜ぶミモロです。


さっそくMKタクシーに乗り込みます。「いらっしゃいませ~」とドライバーの方。「よろしくお願いします~」と言いながら、大きな車に…


定員8名…でも4人しか参加しなかったので、ゆったり…。しかも、みんなミモロの知り合いで、貸切ツアーのようになりました。参加者は、全員、京都在住です。

快適な乗り心地の車は、京都の町を通り、北区の金閣寺方向に進みます。

いつも見慣れた京都の町の景色ながら、ツアーというと、観光気分に…

ミモロ達を乗せたタクシーは、最初の目的に到着。

「なにも考えないで、乗ってるだけだから、楽ちんだった~」とミモロ。

最初に降り立ったのは、「等持院」です。


実は、今回、ツアーで訪れる3か所のお寺は、ミモロが頑張れば、自転車で家から来られる距離。
同行したお友達の中には、すぐご近所に住んでいらっしゃる方も…。でも、このツアーに参加しないと、一般公開されていないお寺ですから、来ることができません。「MKトラベル」のツアーならではの企画です。

門では、すでにご住職が待っていてくださいました。

「おはようございます」ここには、8時前に到着です。

[等持院」の一般の参拝時間は、9時~16時。その前に入れて頂き、お寺を貸切状態にできる、なんとも魅力的なこと。

「静かに、思う存分、過ごせるね~1時間だけだけど…」と、だれもいない境内へと進むミモロです。


さて、「等持院」は、臨済宗天龍寺派のお寺。暦応4年(1341)に足利尊氏が、天龍寺の開山 夢窓国師を迎え、創建。足利将軍家の菩提所となります。応仁の乱などの戦火や火災に見舞われるも、豊臣秀頼により再建されるなど、時代を超え大切にされたお寺です。

「では、お寺をご案内しましょうね~」とご住職。

このツアーの楽しみは、ご住職が案内してくださることも…。


「この絵は、天龍寺派 元管長 関牧翁老師が描かれたもの。はじめは怖そうに見えるかもしれませんが、帰られる時には、違った表情に見えるかもしませんよ」と。

確かに、かなり大きな絵なので、その前でミモロはちょとたじろいでいました。

「帰るころには、お友達になれるかな…」

まずは、方丈へ。

現在の建物は、元和2年(1616)に福島正則が妙心寺に建立し、文化9年(1812)にここに移築されたもの。襖絵は、狩野興以の作で、今は、年に1回、寺宝展で公開されるそう。なんでも明治維新に一部破損し、さらに映画のロケでお寺が使われたときにかなり破損し、やっと修復されたのだと。「う~映画やテレビのロケ隊って、他でも問題起こしたことあったよね~。ロケに夢中になっちゃうんだよね~でも、気を付けないと、どこも貸してくれなくなっちゃうね」とミモロ。

「うわ~いいお庭だね~」

鴬張りの廊下に座って、しばし石庭を鑑賞。「静かに過ごせていいね~」と。ミモロの周りには、お友達しかいません。みんな、黙って、じっと庭を見つけていました。こういう時間が過ごせるのも、早朝貸切特別拝観だからこそ。

「さぁ、奥へご案内します」とご住職について行ったのは、「霊光殿」。

「うわ~凄い!」と中に入ったミモロは、思わず声を上げます。

このお堂の中には、足利歴代の将軍像がずらりと並んでいるのです。それも結構大きいサイズ。また、廃仏毀釈の時に、ここに移された徳川家康42歳の時の像も、一緒に鎮座しています。
「足利将軍家って、徳川家と同じ15代なんだ~」とミモロ。でも正確には、16代ですが、10代の足利義材は2回将軍になっているので、数えないそう。「これは、見る価値あるね~」と、感激したミモロです。
尚、内部の撮影はできないので、ぜひ実際にご覧ください…。

「それでは、お庭へどうぞ~」

ミモロたちは、誰もいないお庭をめぐります。

*「等持院」の詳しい情報はホームページで

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晴天に恵まれた京都三条「大将軍神社」の大祭。ホイット~ホイット~の神輿の声が響く町

2023-05-29 | 寺社仏閣

「わ~い、今日もお神輿見られて嬉しいなぁ!」と、お祭り好きのネコのミモロ。


5月28日、京都の三条大橋にほど近い場所にある「大将軍神社」で、神輿の渡御が行われる大祭が…。
午後14時からという神輿の渡御。ちょうどその時刻にミモロは、神社のそばを通りかかりました。

境内には、神輿の担ぎ手の皆さんが、揃いの半被姿で、間もなく始まる神事と渡御の準備をなさっています。

「東三条社」とも呼ばれる「大将軍神社」は、平安時代に平安遷都にあたり、都鎮護のために、桓武天皇が、京都の四方に祀られた方位神で、東南の方向に祀った社のひとつです。また北西を鎮護する神社として「大将軍八神社」、北には上京区に「大将軍神社」があります。

ここ三条通は、都に入る要所で、そのため、邪霊の侵入を防ぐ意味でも、重要視されていたところです。

コロナの間、神輿の渡御が行われず、久しぶりに揃った多くの人たち…
「あ、お久しぶりです~」と、地元で祭りなど、さまざまな行事に尽力なさっている方々にお目にかかり、挨拶したミモロです。

「あ、ミモロちゃん…どうも…」ご一緒に久しぶりに記念撮影…

ここのご祭神は、素戔嗚尊。
祇園の「八坂神社」ともつながりがあり、半被に描かれた神紋は、同じです。
「粟田神社も同じなんだよね~」と、やはり三つ巴と五瓜に唐草が見られます。

「もうすぐ神輿の渡御が始まるかも…」


境内には、子供神輿の準備も整えられています。


しばらくして、神輿が氏子町へと進み始めました。

「ホイット~ホイット~」との神輿を担ぐ掛け声が、久しぶりに氏子町に響きます。

「わ^差し上げだ~」神輿は、要所要所で、担ぎ手に高く差し上げられ、激しく揺すぶられます。そうすることで、神様のエネルギーがアップするのだそう。

「見て~凄いでしょ!」とミモロは、一緒に祭りを見ているお友達に…。
オーストラリアから帰国しているお友達。京都の神輿を見るのは初めてだそう。
「ホント、迫力あるね~」と感激しています。

ミモロの前を通る神輿…「今年になって、もう何度もお神輿見ちゃった~」と。そう、アフターコロナで、京都各所で祭が復活。人々の心にも活気が戻ってきています。

神輿を見送ったミモロ…


神社に戻る途中で、お友達に遭遇…「あれ?お神輿担がないの?」とミモロ。
「今日は、応援です~」と。

お祭りなど、町の行事に行くと、知り合いに会えるのも楽しみのひとつなのです。

神輿に付き沿い、だれもいない神社の境内…

「どうぞ、みんなが幸せに暮らせますように…」と神様にお願いするミモロでした。


*「大将軍神社」京都市東山区三条大橋東3丁目下る長光町640 地下鉄東西線「東山駅」徒歩4分 境内参拝自由

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お月様が木立の間から見える「下鴨神社」の糺の森の夜のお散歩へ。

2023-05-28 | 博物館・美術館

「ほら、なんか幻想的でしょ!」とミモロがお友達と一緒に訪れているのは「下鴨神社」です。


昼間は、大勢の参拝者が行き交う世界遺産「糺の森」も、日没と共に、人の姿は少なくなり、夜19時ともなれば、森は、静寂に包まれます。


サクサクサク…ミモロの耳に届くのは、砂利を踏み進むミモロたちの足音…


「今夜の森は静かだね~」と耳をピクピクさせ、辺りの音をキャッチしているミモロが…


実は、ミモロは、ここ「糺の森」には、よく夜お散歩をしながら、参拝に訪れます。
昼間の喧騒から一変し、静寂が支配する森ですが、「いろんな動物さんらしい音がするの~」とお友達に話すミモロです。


「なんか暗くて、怖いわね~」と初めて夜に訪れたお友達。
「大丈夫だよ~夜の方が、なんか神様と近い感じがするの…」というミモロです。
「なにか、動物がいるの?」とお友達。
「うん、たぶんね~でも、見たことないけど…」と、いつも何かいる気配は感じるものの、その姿は見たことがありません。

よくザワザワと木々が擦れ合う音がしたり、パキパキと枝がしなる音が聞こえたり…森の中は、結構音がするのですが、この夜は、まだ音が聞こえません。「まだ、みんな寝てるのかな?」と夜行性動物を思います。

「下鴨神社」の「糺の森」は、夜になってもライトが灯り、その中を歩くことができます、

ここを通学や通勤の道として使っている近所の住民もいるので、まったく一人で…ということはめったにありません。


ミモロは、お友達を手水に案内…お清めをしてから、さらに奥に進みます。


さざれ石の横を通り、楼門へ。

ここから先には進めません。そこで本殿に向かって参拝します。


「あ、お月様~」

夜空に月が浮かびます。「明日は、なんとか晴れるみたいだね~」と雲の様子から予想するミモロです。


「もうすぐ蛍が飛んでもいいんだけどなぁ~」と、御手洗川を見つめるミモロ。

すでに、東山三条の白川には、蛍が飛び始めたという情報…
「ここでも見られるの?」とお友達。「うん、前に見たことあるんだ~」とミモロ。

「下鴨神社」の夜の参拝…これから暑い日々が続くと、日中のお散歩より夜のお散歩がおすすめかも…。


夜のお散歩の場合、くれぐれも人の気配に注意して…「歩く時は、距離とった方がいいよね~最近、いろいろ物騒な事件もあるから、注意しながらお散歩しなくちゃ~」と。一人ではなく、複数で連れ立ち、静かにお散歩するように…。
「さぁ、お家に戻ろうね~」とミモロはお友達と一緒にお家へと戻ります。
「ワ~夜の神社って、来たことなかった…なんかありがたさもいっそうって感じだわ~」というお友達でした。

ザワザワと木々が擦れ合う音がしたり、パキパキと枝がしなる音が聞こえたり…森の中は、結構音がするのですが、この夜は、まだ音が聞こえません。


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5月28日まで「龍谷ミュージアム」で「真宗と聖徳太子」展開催。足を延ばして「本山興正寺」へ。

2023-05-27 | 博物館・美術館

「わ~もうすぐ終わっちゃう~」とミモロが慌てて訪れたのは、京都駅近くの「龍谷ミュージアム」です。


ここでは、5月28日(日曜日)まで、春季特別展「真宗と聖徳太子」が開催されています。

親鸞聖人御誕生850年を迎え、京都各所では、親鸞聖人に関係する特別展が開催。ここもそのひとつ。

特に、親鸞聖人は、聖徳太子への深い思いを抱いて、太子の造形化にも関わっていたのだそう。

今回の特別展では、親鸞聖人とその後継者たちが生み出した聖徳太子ゆかりの宝物 約80点を展示。その中には、重要文化財3件も含まれており、見ごたえのある展示になっています。

さっそくミモロは、エスカレーターで、ミュージアムの入口へ向かいます。

残念ながら、館内の展示などを撮影できないので、ぜひご自分の目で、その素晴らしさをご覧ください。

*「龍谷ミュージアム」の詳しい情報はホームページで

ミュージアムを出たミモロは、七条通を西に進みました。「あれ?ここにこんなに大きなお寺がある~」

「真宗興正派 本山興正寺」です。

広い境内を横切って、堀川通へ


こちらに面している門が三門と阿弥陀堂門で、お寺の正面になります。


見上げる建物は、「経蔵」


境内でひと際堂々として建物が、「阿弥陀堂」と「御影堂」です。


「こんなに大きなお寺があったんだ~」とミモロがいうのには訳があります。
それは、ここの北側には、さらに大きな伽藍をもつ「西本願寺」があり、ともすると、今もここは、その一部だと思われがちだからです。かつて「西本願寺」の脇門跡であった時期もあったのでした。


「本山興正寺」は、阿弥陀如来さまをご本尊に、鎌倉時代に創建。当初は、京都の東に位置する山科に建立されました。その後、さまざまな歴史の波に巻き込まれて、桃山時代に現在の地に移転。明治9年に、本願寺から「真宗興正派」として独立。東山に親鸞聖人廟所である「霊山本廟」を建立します。その歩みは、なかなか複雑で、とてもミモロが説明できるものではないので、どうぞ、ホームページで学んでください。

「霊山本廟って、円山公園の近くだよね~そこの参道なら行ったことある~」とミモロ。親鸞聖人の遺骨を納めうえ本廟がある場所です。

堂々とした建物の「御影堂」は、明治45年に再建されたもの。

中には、親鸞聖人の御像が祀られています。

静かに手を合わせ、参拝するミモロです。

「正しい法を興す」という願いもとに歩み続ける「本山興正寺」。
親鸞聖人を宗祖とする真宗の長い歴史を改めて思うミモロです。

「なかなかしっかりとして床下だね~」と、「御影堂」の床下を覗くミモロ。

ネコなら、興味を持ちそうな場所かもしれません。

「本当に今年は、いろいろな場所で親鸞聖人ゆかりのものに出会うね~」

アフターコロナの京都には、真宗に帰依する多くの人が全国から訪れています。

*「本山興正寺」の詳しい情報はホームページで

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