ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

ミモロの京都桜巡り2023。最高のお花見日和に恵まれた鞍馬二ノ瀬の「白龍園」

2023-03-31 | 京都桜の名所
「今年の桜…最高!」と、ミモロが毎年訪れている京都鞍馬二ノ瀬の「白龍園」。


京都の北に位置する鞍馬…そこにある「白龍園」は、山に広がるお庭の美しさを、のんびり楽しめる場所として人気。

京都のアパレルブランドである「青野株式会社」が所有、管理するお山で、先々代の時代から、社員およびご家族で荒れた山を整備し、約10年前から一般に公開を始めたところです。

お庭に育つ苔やいろいろな種類の植物を守るために、入園できる人数を制限。そのため、春、初夏、秋などの公開時期には、混雑することなく、ゆっくりと過ごすことができる人気の場所になっています。
事前に入園する日程を予約するシステムです。この春の特別公開は、前半は4月23日まで、新緑の後半は、4月28日から6月18日です。

「叡山電車に乗って、二ノ瀬駅で降りるでしょ。そこからトコトコ歩いて数分で到着できるよ~」そう、交通の便もいいんです。

毎年、お邪魔しているミモロ。京都の北に位置する鞍馬は、町中より桜の開花は遅め…でも「今年、桜咲くの早いね~急いで行かなくちゃ~」と3月の下旬に出かけました。

「うわ~もう満開だ~」

山を薄いピンクの花が彩っています。「今年の桜のお花、豊かな気がする~」と毎年見ているミモロも感激する姿です。

歩きなれた「白龍園」の中を、ミモロは奥へと進みます。


ここに来たら、このお山のご祭神である不老長寿の「白髭大神」と商売繫盛の「八大龍王」の社に参拝を欠かせません。

鳥居の内側に足を踏みいれると、「なんかここは、流れる気が違うんだよね~」と。
昭和38年に開山されたお山のご祭神が、今も守り続けていらっしゃるのを感じます。

途中、手水には、お花が浮かび、ここを管理する方々のやさしさが、そこに…


園内の散策路を歩き回るミモロ…
「あ、こんにちは~」と足を止めて山の上から呼びかけます。

「う?どこかな?」とキョロキョロするのは、庭師の川名さん。
「ここだよ~」と大きな声で呼びかけます。「あ、ミモロちゃん~」とやっと気づいてくれました。
小さくて見えなかったよう…
さっそく駆け寄って、抱っこしてもらいます。

「今年、すごく桜早くて…去年は、4月に入ってからお邪魔したんで…」とミモロ。
「そう、今年は、桜以外の植物も早めに咲いているんですよ」と川名さん。なんでも山全体の春が早くなったと…。
山のいろいろな場所に咲くミツバツツジも、桜につられるように開花しています。

まさに春爛漫…
「今年は、昼間は暖かですが、夜になると気温が急激に下がるので、桜が長く楽しめますね。本当にお花見にぴったりの陽気です。ここは、来週中は、桜が楽しめそう」と。
「苔の上に散る桜吹雪の時もすごいいいんだよね~。その景色も見たいなぁ~」というミモロです。

こんな素敵な景色が毎年楽しめるのは、1年を通じ、丁寧にお世話をなさっている庭師さんをはじめ、「青野株式会社」に関わる方々の尽力によるもの。本当に感謝しかありません。

「いつもありがとうございます~また、伺わせてください…」とお礼を言ってお別れしました。

「ここからの景色が一番好きなんだ~」と、ミモロの見物ポイントに立ち、園内と向かい側の山を見渡します。


さぁ、もう少し歩きましょう…

*「白龍園」の詳しい情報はホームページで

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ミモロの京都桜巡り2023。迫力すら感じさせる「東寺」の桜。ライトアップで夜空に浮かぶ妖艶な姿

2023-03-30 | 京都桜の名所

夜空を背景に浮かび上がる桜と五重塔…京都「東寺」のライトアップ

4月16日まで、18:00~21:30(21:00受付終了)で開催中の「東寺」の「夜桜ライトアップ」入場料1000円



ミモロは、お友達に招待券を頂き、さっそく出かけました。

「うわ~ここもすごい!」と、またしても感激の声。

いつも同じ言葉しかでないミモロです。

参拝者を魅了する桜は、紅枝垂れの「不二桜」という東北生まれの桜だそう。
ここの見どころは、その桜と国宝の五重塔の景色です。


桜自体を楽しむことは、今、日本全国、どこでも可能…。でも…京都を訪れた観光客にとって、やはり京都らしい桜の景色が見たい!もの…そこでおすすめが、ここ「東寺」です。

「京都駅」からも頑張れって歩けば15分ほどで到着。近鉄や市バスを利用すれば、歩く距離が短縮できます。

ミモロは、この日は、東山から、市バス202番に乗って、祇園、清水五条、東福寺などを経て、九条大宮のバス停から歩いてきました。
途中「きゃ~満員だ~」と、久しぶりのバスにビックリ。中国をはじめ、海外からの観光客でバスはいっぱい。
特に、清水五条までは、身動きができないほどの混雑…「コロナの時は、空いてたのに~」と。そう、観光客が戻ってきました。
「これからは、バスに乗るのに覚悟がいるね~」そう思わざるを得ない状況に…。

でも、そんな状況に遭遇しても、やはり「来てよかったね~」とミモロ。それほど素晴らしい景色なのです。


「昼間見るより、五重塔迫力あるね~」
天長3年(826)に弘法大師によって、創建が着手されたと言われる塔ですが、弘法大師自身は、完成を見ることはありませんでした。完成後、4回にわたり、雷や不審火で焼失。現在の国宝の「五重塔」は、徳川家光の寄進で建てられた高さ54.8mの木造塔としては日本一の高さと歴史を誇ります。

内部は、特別公開の時期に見学可能。「中もすごいんだよね~」と、すでに訪れたことがあるミモロです。

五重塔の周囲は、瓢箪池を中心にした池泉回遊式庭園になっているので、その池に映りこむ五重塔と桜の景色は、なんとも幻想的。


五重塔の周囲の桜の園をめぐるミモロは、ただ見惚れるばかりです。

「弘法大師さまに、この景色見せたいね~でも、きっとどこかでご覧になってるよね~」

桜のライトアップ期間中、さらに参拝者を感激されるのは、金堂と講堂の夜間拝観。


桜に周囲を彩られた建物の中に入ると…国宝「金堂」には、薬師如来さまや月光・日光菩薩さま、さらに十二神将が静かに迎えてくださいます。
「夜に参拝すると、いっそうそのお力を感じる…」と、しばし薬師如来さまの前で過ごしたミモロです。

また、重要文化財の「講堂」には、大日如来さまや不動明王さまなどがずらり…。
ここでも、ミモロは、その前でしばし時間を過ごします。

「桜はもちろんいいけど、夜に参拝できるのって、嬉しいね~」
外国人観光客は、仏像より桜に興味があるのか、割とあっさり仏像の前を通ってゆきます。

「なんか仏様との時間持てて、体がスッキリしちゃった!」と。


それぞれのお堂を出たミモロの顔には、市バスの混雑の疲れも消えています。

「来てよかったね~」


帰りもバスを利用しましたが、それほどの混雑はなく、ミモロは、ウトウト。

京都の夜桜ライトアップの中でも、建物と桜の大きさから、おすすめの場所のひとつです。


*「東寺」の詳しい情報はホームページで


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ミモロの京都桜巡り2023。別世界にいるいたい!「京都府立植物園」の桜のライトアップ

2023-03-29 | 京都桜の名所

「今年も来ちゃった~」とミモロがいうのは、京都府立植物園の桜のライトアップです。


毎年、必ず訪れるミモロのお気に入りの場所のひとつ。
 
4月9日まで、日没から21時までライトアップされる桜…「入園は、20時までだよ~気を付けてね~」とミモロからのアドバイス。

昨年より早く開花を迎えた京都の桜…京都市内でも、北に位置する植物園は、今週中は、桜が十分楽しめそう。
入口は、北大路通側の正面と北山通側の2か所です。

植物園の北に位置する桜林、そこには180品種500本の桜が開花しています。

「すごい~!」もうそれ以上言葉が続かないミモロ。

広い植物園の桜林には、桜のトンネルが続きます。


入園料は、200円。「ライトアップでも、料金変わらないだよ~夕方からライトアップされるまで、ずっといてもいいんだよ」と。
そう、ライトアップだからと言って、特別料金にはなっていません。

桜の木の下でのんびりしている人もいますが、そこでアルコールを飲んだりは禁止です。


神社仏閣の桜と異なり、歴史的建造物はないので、京都らしい趣がない!という人もいますが、ここは、観光目的ではなく、京都府民の憩いの場所であり、植物の育成や研究がされる施設ですから…。

「観光客が少ないから、ゆっくり過ごせるんだ~」というミモロですが、さすが今年は、外国人観光客の姿が多く見られます。
でも、その方たちも、夜桜の景色を楽しまれ「桜の美しさに国境はないね~」と…。

ミモロは、自宅から自転車でやってきましたが、地下鉄烏丸線「北山駅」からもすぐの植物園。また正面の門には、駐車場もあり、交通の便も悪くありません。

のんびり桜を鑑賞したミモロ…「せっかくだから寄っていこう~」

というのは、この時期、夜間公開をしている「観覧温室」です。

回遊式の温室には、世界の珍しい植物が茂っているのです。

「なんかジャングルにいるみたい…猛獣がいないからいいけど…」と。本物のジャケットならミモロはすぐに餌になりそう。


「でも、ちょっと夜行性動物の声なんか聞こえたら、もっとドキドキして面白いかも…」とも。

ここには、約4500種類、2万5000本の植物が展示されています。


ジャングルエリア、砂漠サバンナエリアなどを経て、進むミモロ。
「楽しかった~」と…

「春の夜は、いろいろお出かけできて楽しいね」と、そう、いつもは夜のお出かけは、めったにしないから…。
「だって、行くとこないんだもの…」と。神社仏閣は、多くが17時には、閉門。美術館なども夜はやっていませんから…。

京都に来たら、朝早く起きて、動き始めるのがおすすめ。

「もう一度、ライトアップしてる間に来ようかな?」と、植物園の年間パスポートをもっているミモロです。


チューリップの花の向こうに見える桜…昼間もぜひ訪れたくなる春の植物園です。

*「京都府立植物園」京都市左京区下鴨半木町


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ミモロの京都桜巡り2023。哲学の道沿い「大豊神社」のしだれ桜と椿など、春爛漫の道を行く

2023-03-28 | 京都桜の名所

「ここのしだれ桜もすごいね~」と、ミモロが見上げるのは、京都東山の「哲学の道」沿いにある「大豊神社」です。


京都の散策路として大人気の「哲学の道」。特に春は、流れの両側から枝を伸ばす桜の名所として多くの観光客で賑わう場所。

ミモロも「混んでるだろうなぁ~」と言いながらも、やはり見ておきたいと思うのでした。

予想通り、昨年と異なり、観光客がいっぱい!「なんか日本語聞こえないね~」というほど外国人観光客が…。

「哲学の道」から少し山の方向に入った場所にある「大豊神社」。

仁和3年(887)宇多天皇の病気平癒のために、医薬祖神の少彦名命(スクナヒコナノミコト)をお祀りし創建されました。

本殿の前にピンクの帯を垂らしたようなしだれ桜。

「よかった満開!見頃だね~」と感激するミモロ。

本殿に参拝し、ミモロは、狛ネズミがいる「大国社」へ。

「お久しぶり~わ~椿のヘアアクセサリー素敵だね~」と一緒に記念撮影。

春はしだれ桜が艶やかな景色を見せる境内ですが、もうひとつ参拝者を唸らせるのが、椿です。


そもそも神社がある場所は、東山三十六峰の十五番目の「椿ヶ峰」と言われ、その峰をその昔は、ご神体にしたとか。
「椿ヶ峰」の名のごとく、境内には、大きな椿の木が聳えています。

「こんにちは~ミモロで~す。その節はお世話になりました~」と社務所にご挨拶。
「あ、ネズミ年の時に、JR東海の「そうだ 京都行こう」のスタッフブログで取材にいらした方ですね~覚えてますよ」と。

そう、ミモロがJR東海のブログの案内役として登場。この神社でお世話になったのでした。

「今年は、椿がとても見事なんです。ご覧いただけてよかったです」と。

赤い花を木のてっぺんまで咲かせる椿。

何百という花…その迫力に驚くばかり…。「すごい!」とミモロは、一言。

桜や椿以外にも、四季折々に花が楽しめる神社で、そこにいらっしゃる皆さんの愛情あふれる花々がいつも…。
「ここ写真撮影にピッタリだね~」と、花びらで作られたハートの中央部に立つミモロ。

でも、それができるのは、かなり限られていると思うけど‥
「なんか幸せな気持ちになるね~愛に包まれてるみたいで~」と。

*「大豊神社」の詳しい情報はホームページで

さて、椿といえば、多くのカメラマンが訪れるのが、「法然院」です。


山門に続く石畳にこぼれる椿の花は、絶好の被写体。

「う~ここは、ちょっと遅かったかな?」とミモロ。訪れる時期と共に、時間帯が問題。
早朝でないと、椿の花が傷んであまりキレイに撮影できないのです。また掃除されてしまいます。

「誰かに踏まれてる~可愛そう…」

「法然院」の境内を出たミモロが足を止めます。
「あ、ここにも春が…がんばって咲いてるよ~」と見つけたのは、石垣に咲くスミレ。

華やかな桜や椿と同じ時期、ひっそりと咲く可憐なスミレ…。
ミモロは、いつもそういう小さなものに心惹かれます。(自分も小さいので…)

どうぞ、上だけ見ないで、足元の春も楽しんではいかがでしょうか?

「う~明日も、いろいろ行かなくちゃ!」とミモロの京都桜巡りは、まだまだ続きます。


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ミモロの京都桜巡り2023。平和を願い世界各地に植えられた「陽光桜」を守る「熊野若王子神社」の「桜花苑」

2023-03-27 | 京都桜の名所

「うわ~キレイ!」と思わずミモロから感激の声がこぼれます。

ここは、京都東山の「熊野若王子神社」の「桜花苑」

この日、ミモロは、琵琶湖疎水沿いに進み、桜の名所である「インクライン」へ。

「わ~観光客いっぱい~」と上から眺めて、「南禅寺」方向へ移動しました。

「南禅寺」にも観光客は大勢…「ここも桜キレイだけど、前にも何度か見てるから…」とチラリを境内を見てから、野村美術館の東側の別荘エリアへ向かいます。

「わ~やっぱり咲いてる~」ここは、ミモロが好きな景色があるところ。
しだれ桜が、閑静な別荘の生垣から、こぼれるように花を垂らす景色が、なんとも素敵なのです。


「南禅寺」まで来たら、ぜひその北側へ歩いてください。このエリアは、明治以降、大阪などの富豪や財閥が別荘を構えた地域。その所有者は時代と共に変わるものの、今も、有名企業が所有し、迎賓館のように使われている建物が多く、一般には公開されていない特別感漂う高級別荘地なのです。

そこから、住宅地の細い道を抜けて、哲学の道へと進みます。
「う~哲学の道って、結構山の中腹くらいにあるから、そこまで上る大変なんだよね~自転車で…」と、この日、ミモロは、自転車で桜をめぐっているのです。

フウフウ息を切らせて到着したのは、「熊野若王子神社」です。

自転車を止めて、まずは、本殿に参拝


「熊野若王子神社」は、熊野詣が大好きだった後白河上皇が、永暦元年(1160)に、紀州の熊野権現を勧請とも、また、平安時代に永観堂を創建したとき、その鎮守社として創建したとも言われます。クニトコタチノミコト、イザナギノミコト、イザナミノミコト、アマテラスオオミカミをお祀りしています。

足利将軍たちに崇敬された神社で、応仁の乱で焼失、豊臣秀吉によって再興されました。

「今年こそ、桜見物するんだ~」と、参拝後、ミモロは、神社の裏山へと向かいます。


裏山には、桜花苑があるのです。看板に従って、山へ続く石段を上ることに…「思ったより、距離ある感じ…フウフウ」と、ここでも息を弾ませて、必死に登るミモロです。

「うわ~こういう場所だったんだ~」

ミモロの目の前に、ピンク色の世界が突然現れました。ここに咲くのは、早咲きの陽光桜という品種。約60本の桜が、すでに満開を迎え、一部が地面に花びらを散らし、一面がピンク色に染まっているのです。

その景色を呆然と眺めるミモロ。

予想以上の見事な景色に、言葉を失って、ただただ見つめています。

さて、この「桜花苑」に植わる「陽光桜」は、世界平和を願う高岡正明さんが、戦後30年をかけて作り出した品種。戦争中、教員として多くの教え子を戦地に送り出した高岡さん。命を落とした教え子たちの鎮魂と戦争のない平和な世界を願い、多くの人が命を落とした戦地でも育つように、さまざま気候に順応する品種の桜をとの思いから作ったのが「陽光桜」です。1981年には、農林水産省に品種登録されました。

高岡さんは、92歳で亡くなるまで、「陽光桜」を世界各国に寄贈し続け、その遺品には、ローマ法王のヨハネ・パウロ2世、アメリカのカーター大統領、韓国の全斗煥大統領などからの感謝状があったそう。

「色の濃い、目立つ桜を見れば、多くの人が世界平和を願うに違いない…」桜を通じ、平和を呼びかける高岡さん。その活動は、全国の有志に引き継がれ、1998年に、ここ「熊野若王子神社」の山に「陽光桜」が植樹されたのでした。


「そんなお話があったんだ~」と、ミモロは、胸がいっぱいに…


「今こそ、世界中にこの桜植えたい!戦争で破壊された町の復興支援を、日本政府はするんでしょ!その時に、この桜も寄贈したらいいのに~」と思うミモロです。

世界に平和の光を…そんな思いから名付けられた桜なのでした。


ぜひ、今年は、この桜に足を延ばしてください!

*「熊野若王子神社」京都市左京区若王子町2 哲学の道の入口です。蹴上駅から徒歩20分。


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