熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

技術者の誇り

2008-06-23 21:33:35 | Weblog
先日、手術用のハサミを製造している技術者を取り上げた番組を放送していました。

この技術者が製造するハサミは、切れ味が抜群で、根元から刃先まできれいに切ることができ、医者の間でも評判のハサミです。

この技術者の仕事に対する拘りは半端でなく、技術者の誇りを持って仕事をしています。
自分の仕事に誇りを持つことが、仕事の質を高め、スキルを向上させることができます。

この技術者のもとに、4,5名の20代の若者が弟子入りして、技術の習得に励んでいます。
この若者たちは、技術に対する拘りを持つ技術者に憧れて弟子入りしたそうです。
収入よりも仕事の遣り甲斐を選んだ、この若者たちを見て、日本の若者もまだまだ捨てたものではないと思いました。

最近、高収入を求めて仕事を選ぶ人が多いようですが、長い人生を考えると、自分の好きな、遣り甲斐のある仕事を選ぶことが大切だと思います。

高収入を得て、豪邸に住み、贅沢な食事をして、高級車を何台も所有したいのでしょうか。

起きて半畳寝て一畳、一畳の広さがあれば生活するのに十分であり、贅沢な食事を続ければ成人病になることは避けられず、高級車を何台も所有しても運動不足で老化が早まることになり、結局良いことはありません。

それよりも一生を通して打ち込める仕事を持ち、その仕事により他の人に喜ばれることができれば、これ以上の幸せはないでしょう。

欲望に負けてガツガツして生きるよりも、「足るを知る」ことが大切ですね。

仕事の遣り甲斐を選んで技術者に弟子入りした若者たちを見て、チョット嬉しくなり、ブログに書いてみました。




ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。
日記@BlogRanking


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする