熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

老人力

2008-06-09 22:04:50 | Weblog
最近、徐々にではありますが、老人力がついてきました。

自動車の運転をするときには、慎重に、スピードを出さずに、なるべく安全な道を通るようにしています。

周りを見渡すと、老人力がタップリついた人達がいますね。

今日、税金の払い込みをするために金融機関で手続きをしているときのこと、順番待ち番号がプリントされた紙を持ってイスに座り、待っていました。
隣に座っている方も老人力が豊富な人です。

窓口の女性が、「20番でお待ちの方、お待たせいたしました。1番窓口へお越し下さい」と呼びかけますが、誰も席を立ちません。

しばらくして、また、「20番でお待ちの方、お待たせいたしました。1番窓口へお越し下さい」と呼びかけますが、依然として誰も席を立ちません。

別の女性行員が、「〇〇さん。20番ではありませんか?」と呼びかけると、その老人力豊富な方、「エッ、私の名前呼ばれました」「ハイ、20番とお呼びしました」「20番、ああ私か」

番号で呼ばれても、自分のこととは思いませんね。
老人力が豊富な人達を相手にするには、工夫が必要ですね。

昨年、人間ドックに行ったときにも、老人力豊富な人にお会いしました。
視力検査の順番を待っていたときに、私の前の老人力豊富な人が視力検査を受けていました。

視力検査は、あの円形の一部が欠けている図形の、欠けている位置(上下左右)を見つけるものです。

視力検査を担当する女性が、「ハイ、この図形はどうですか?」と尋ねたところ、
その老人力豊富な人が「円形です」と言いました。

検査担当の女性が、「そうではなくて、どの部分が開いていますか?」と尋ねると、「どこも開いていません。円形です」という返事。

確かに、小さい図形では、円形に見えますね。

老人力が豊富な人は、楽しいですね。

私もときどき老人力を悪用(?)することがあります。

「あれ、そんなことあったけ。最近、物忘れが激しくて、申し訳ない、明日までには終わらせるよ」と、ウッカリ忘れたことの言い訳に、老人力を使います。

このブログに書いたので、同じ手は使えませんね。



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コメント
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