熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

弁理士受験勉強 1回目

2007-02-03 22:40:14 | Weblog
弁理士受験勉強について何回かに分けて書いてみたいと思います。
私は、企業の知財部門に所属し、年齢も50代後半から本格的に勉強を開始しましたので、短期合格を目標とせず、仕事と両立する勉強方法を採用していました。

1回目は短答試験の勉強方法について書いてみます。
短答試験の勉強は、論文答練の第3クール終了(3月末)から開始していました。
最初に法令集で条文の読み込みを行い、次に、受験機関の短答試験テキスト(Lの短答アドバンステキストを使用しました)を熟読しました。それから、短答過去問(範囲別)を解き、重要な点、間違いやすい点等を四法対照条文集(PATECの条文集を使用しました)に書き込みました。
短答試験本番の2週間前から、試験本番へのペースをつかむために、公開模試を受けました。つまり、2週間前の日曜日と1週間前の日曜日に公開模試を受けていました。
公開模試、過去問等で間違えやすい問題は、問題と回答をコピーして、B5サイズの白紙の表と裏に貼り付け、受験直前に確認できる資料(重要問題)としました。
また、PCT、パリ条約等で覚えにくい条文は、表または図に整理して覚えやすいようにしました(重要図表)。
受験1週間前からは、四法対照条文集、重要問題、重要図表を繰り返し熟読するようにしました。
この方法で、短答試験は、45点から50点をコンスタントに取れるようになりました。
今、振り返って考えてみると、条文の読み込みを繰り返して行ったことが実力向上の要因だと思います。この条文読み込みは、弁理士試験合格後の業務遂行にも大いに役立っています。
短答試験合格の鍵は、条文読み込みにあると言えます。

コメント
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