柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

恫喝

2010-09-19 08:32:37 | Weblog
東シナ海に領土問題は存在しないと前原さん、国交相時代に言い、外相に就任してもその態度を維持してます。久々に痛快事ですか。アメリカ高官(アーミテージ氏)が言ってるように中国はどこまで押せるか試しているんでしょう。反日感情をああやって煽っておいて、政府としても高飛車に出る。ちょっと恫喝すれば今まではこれで日本はすぐに矛を収めていたのです。領土問題は存在しない。これは北方領土問題でよくロシアが使う言葉ですが、つまり外交用語なのでしょう、竹島のこともそうですが、どちらかが言いがかりつけてきた時に論議の対象にならないと門前払いする対応です。よろし。これでいいんでしょう。が、例によってTBSの関口宏の番組に出てくる左翼連中は心配だ心配だと言ってます。ここに最近元自民党総裁の河野父が出てきますが、さすがに慰安婦問題などで中韓に謝り続けてきた御仁らしく、前原さんが危ない、その後ろにいる岡田さんも原理主義であるだけに幹事長として援護すると問題がこじれると言います。この人は続けて、日中問題は日日問題であり中中問題なのだといいます、日本や中国のナショナリズム連中とそうでない人々との争いごとになるのだ、どちらもナショナリストたちが高じてくると大変なことになる、だから政府同士が適度なところで収めなければならぬのだと言います。だからと言って謝罪すればいいということにはならぬでしょうにね。したり顔で、困ったような顔してため息交じりに話す姿を見るに、ああ、この人のような物分かりのいいように見せた弱腰、事無かれの臆病者が中韓をつけあがらせてきてたんだと知ることでした。もっとも、この人の罪深さは当時から槍玉にあがっていたことです。宮沢さん亡き後、村山談話と並ぶ謝罪外交の双璧をなしてきた人の面目躍如ではありました。村山談話で思い出しましたが先に菅談話が出ましたが、あの時に谷垣さんが電話で菅さんか仙石さんに注文出したんだそうです、村山談話を逸脱するなって。つまらん談話なんか出すんじゃない!ではなくて、です。当時は自社さ政権でしたから、この談話は自民党のものでもあるという考え方なんでしょうが、この談話をこそ超え(否定する)なければ保守自民党の再建はならぬでしょうに。トホホを超えてがっかり、萎えてしまいます。
 先の民主党代表選を評して「国民は小沢さんを嫌った」という表現して評論家たちはしたり顔ですが、違いますね?あれは民主党好きな連中内の、うちうちの選挙です、国民の意思ではありません。これもすり替えでしょう。小沢嫌い、小沢排除を国民の選択とすり替えたいわけですねマスコミは。何度も申し訳ありませんが、菅さん好きの集団である民主党員やサポーター達が菅さんを選ぶのは当然なのでした。同じ関口の番組で元日経記者が(あくまでこの番組は左よりで固めます)言ってました、菅さんが勝ったことで経済界は落胆しているかもしれないが実業界は喜んでいるかもしれないと。小沢さんが幹事長時代は陳情先を一本化して、そこでの話は見返りとして票とキックバック(献金)をどれだけ持ってくるかの交渉だったからと。なるほどね。あの取り巻きたちが異質なのはあそこに旧態依然の自民党式の金権恫喝脅迫政治が厳然と残っていたからなんですね。暴露モノは順次開陳されていきます。小沢さんもうダメでしょうね。小沢グループが民主党を割るのは時間の問題のように思えてきましたがいかがですか。
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