memories on the sea 海の記録

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ウミガメ密漁のベトナム人を逮捕   フィリッピン

2013-10-27 00:13:32 | 亜細亜海道
PUERTO PRINCESA発: 保護動物であるウミガメをフィリッピン水域で捕獲していたベトナム人漁師13人を逮捕したと警察当局が月曜日発表(10月21日The Peninsula)

これら漁師らはフィリッピン西部のパラワン島で金曜日に逮捕されたもの。当局は外国人による絶滅危惧種や保護対象動物の密漁が大きな問題になっているという。「捜索によって、外国漁船が数量未確認の死んだウミガメを積んでいるのが発見された」とパラワン警察本部のBenigno Caabayが当局発表を引用して発言。この13人は
裁判まで警察に拘留されると。

ウミガメはフィリッピンの法律で捕獲禁止とされ、これに違反した場合は12年までの懲役を課すことが可能である。この数年、フィリッピン警察はしばしば外国人を逮捕、中国人であることが多いが、彼らはパラワン水域でウミガメを捕獲あるいは買い付けを行っている。昨年11月にはベトナム人が同じ海域で逮捕され、海軍が100頭以上のウミガメを海に逃がした。中国人と見られる漁師らはこの際逃走している。

また中国漁民12人がこの4月には、保護区域の岩礁に座礁したが、この船からは死んだ数百頭のセンザンコウとその他の動物が発見されている。この事件の裁判はいまだ開かれていない。ウミガメはアジアの多くの国では伝統薬として利用されたり、美味として食べられたりしている。


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