運動家がトロール禁止を勝ち取った

Portsmouth港におけるザラガイやアサリなど二枚貝の底引き禁止を勝ち取り運動家らは喜んでいる（9月9日TheNews）

漁師はこれまで船尾からカゴを投げ入れそれで絶滅の恐れのあるPortchester　Castleの北側の港の海域を引き回していた。しかし、こうした底引きについて政府は禁漁を実施した。この海域のアマモに損害を与え、それにより港の生態系が脅威を受けることが主因である。

この動きはアマモ場の近くでの底引き禁止の自発的協定が2009年位結ばれてはいたが、しかしこの業法が以前使用されていた。Portchester のRobin Chandler　（66歳）は1990年代の半ばからPotsmouth 港での底引き禁止を訴えてきた。彼はこれが決まったことで自分は喜んでいる。良いニュースだ。これからは関係当局による実行を求めることが肝要だ、「誰もエリザベス女王公園でミミズを掘るためにブルドーザーを入れることができるとは思わないだろう。でもそれと同じことがPortsmouth港で行われていたのだ」

その友人の運動家David Oliver（ 64歳）はいう「自分が15歳のころ海の泥地に行くと,そこにもここにも魚群が観られたことを思い出す。でも今は何も残っていない。残念ながら何もかもが 貪欲と利益の名のもとに破壊された。今の若者たちが子楽しむこともできない」
条例にとろ取り決めは英国で初めてのもの。これによりPortchester Castle の北側からGosportのFraterまでの全域で底引きが禁止となった。

しかしこれらを除く場所での底引きは漁師に許されている。ナチュラル・イングランドの南沿岸海洋アドバイザーのDylan Toddは「漁業による生息場所の損傷が見つかれば、港の残りの水域も対象にする行動をとる」と。