memories on the sea 海の記録

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ベーリング海のカニが減少、漁業者らは苦境に アラスカ

2016-09-21 00:04:07 | 水産・海洋

ベーリング海のカニ漁師らはこれからの秋冬シーズンの見込みを知らされ唖然とした(9月3日ADN)

州および連邦の科学者の夏場の年次調査で、3大魚種であるズワイガニopilio (snow crab),その大型の種であるオオズワイガニ bairdi Tannersおよびタラバガニred king crabのオスとメスの数が減少していることが 明かになった。「誰もが数がそんなに減少しているとは思っていなかった」とアラスカベーリング海カニ漁交易グループの科学アドバイザーで政策分析者のRuth Christiansen,はいう。管理者らは3種のカニの漁獲枠を設定するために個別の基準を設ける。

ズワイガニについては州は最も信頼できる3つのデータを選択。 Christiansenは小さい枠であるが漁業は行われるべきという。 「漁業が開始されることは心配ないと思う。しかし得た情報から週は慎重に判断し、漁獲は昨年の406万ポンド以下となるであろう」と Christiansenはいう。

オオズワイガニ( bairdi、 Tanner crab)は成熟雌カニの閾値を基準とする。十分あ雌カニがいなければ漁業はない、調査結果は昨年よりも60%減少しているしかし漁業者らはbairdi まだいるほかに移動したのだと思っている。「しかしそうしたことではなく、カニがそこにいるとは我々は思わない。調査結果では見つからなかったのだ」とChristiansen はいう。調査活動は基準化され、トロールによるサンプらうは毎年同じ位置の東ベーリング海で行われている。

Bairdi の漁獲は2013年以降は増加してきた。昨シーズンは200万ポンドに達した。カニ船団は良好な漁獲を記録した。2016年はベーリング海の水温が最も高温を記録したことを指摘したい。それは表層及び海底で見られたことを連邦政府科学者らが確認した。「「我々は昨年から今年にかけ劇的に減少したことを見ている。これは乱獲の問題ではなく、漁業による死亡率や自然脂肪率によるものではない。何かが起きているのだ」とChristiansen はいう。

タラバガニRed king crab のブリストル湾での外観は明るい。管理者らは漁獲枠設定を綱渡り的に行う」「州は産卵バイオマスを基準にしていて、これはメスとオスの双方についてである。一方が増え別のものが減ってもバラン種は同じである。よって我々は漁獲が劇的に変わるとは期待していない」昨シーズンのタラバガニの漁獲枠は1,000万ポンドであった。

ベーリング海のカニ漁獲枠は来月初めに公開され、漁は10月15日に始まる(以下省略)


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