memories on the sea 海の記録

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世界第2位の大きさのトロール工船がアイルランド海に

2014-03-15 00:08:31 | 水産・海洋
‘MFV Margiris’が曳く網はフrットボール場より大きく、もし縦にしたなら、アイルランド最大のビルよりも高い(3月3日independent.ie)

このスーパートロール船は政府、漁業界、保護団体の厳しい抗議を受けて豪州水域からは撤退した。本船は抗議を受けて船名を ‘Abel Tasman’ と改名までした。しかし豪州水域を完全にあきらめたものの、グリーンピースはこの船が操業すれば魚資源を絶滅させると抗議している。

本船は長さ143m (429ft)、排水量9,500トンで、世界第2位の大きさの加工地トロール船であり、その処理能力は莫大なものである。アイルランド漁業界と保護団体は書くも大きな漁業能力に対し資源が脆弱な大西洋での操業は大きな衝撃になることを警告している。彼等は、この巨大漁船はアイルランド水域で操業に要する十分な漁獲枠を持っていないという。業界のグループで ‘The Skipper’の編集者であるr Niall Duffyは今、アイルランド沖合いでの本線の目的の明確化を要求した。また彼等はコノスーパートロール船が豪州国籍から突然リトアニア船籍に変更したいきさつについても明確化することを求めている。

海産魚保護局(SFPA)および北東大西洋委員会 (NEAFC) の両者はこのトロール船の資格について問いただされている。海軍も状況を監視している。この船はオランダのコンソーシアムが所有するが国籍はリトアニアになっている。EUの複雑な共通漁業政策によれば、この船は漁獲枠さえ取得すれば200海里の内側でも外側でも操業が可能となる。
乗組む50人は24時間体制で操業し、6~8週間ごとに処理した漁獲物を水揚げする。

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