フランスAix-Marseille大学の専門家らがWWFの持続可能な水力発電と河川プログラムのフランスAix-Marseille大学の専門家らとべトナム科学技術アカデミーがメコンデルタの浸食と人間活動との関係について報告を刊行した(4月19日VNB)。
ベトナムのメコンデルタは浸食、海面上昇、洪水などによってその持続性が挑戦を受けている。これは前世紀の70年代、80年代の建設の結果である。およそ10年間分の衛星画像の解析から研究者等は大規模な沿岸の浸食と土地の逸失は2003年から2012年のあいだに起きたことを定量化した。特にメコンデルタの沿岸沿いの600㎞の50%はひどく浸食されている。
最もひどい浸食は東岸で起きておりその速度は年間50㎞でありこの地区の前兆183㎞の沿岸の90%で発生している。
南西沿岸,タイ湾の浸食はさほどひどくはないがその沿岸長さ200㎞のうちの60%で発生している。この現象は過去3000年間の南西岸の強い拡張とは反対の現象である。この報告書は、本土に対する海の浸食は5㎞2といい2007-2012年の間だけで毎日フットボール場1.5個分が失われているという。
デルタは一般的にはその沿岸戦を堆積物の安定性によって維持している。ところが堆積物の多くはダムの上流側に堆積し、下流には到達しない。世界中の平原では地盤沈下と迅速な浸食、土地の喪失に直面している。が洪水や海面上昇に対して脆弱である。メコンデルタもこの例外ではない(以下省略)