memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

ロシア漁船の救助を実施   NZ空軍

2011-12-23 00:01:01 | 海事
南極大陸で座礁したロシア漁船Spartaに対し救助資材を積んだ空軍のC-130 Herculesが緊急活動を行っている(12月17日MP)

救難機は土曜日朝クライストチャーチを出発、およそ7時間をかけて船に排水ポンプや燃料を届ける。Spartaの乗組員は船齢23年、長さ55mの船体が水面下の氷山で損傷した船体の復元性回復を徹夜で行っている。現場はロス海の東部でNZからはおよそ3704㎞の距離にある。作業状況は順調とNZ総合救難センターRCCNZが伝えている。

2隻の漁船が32人お乗組員とともに沈没の危険性のある船の現場に向かっているが到着には2~3日を要する見込みである。32人の乗組員の大半は真水他を積んで現在ライフラフトに移乗し待機している。一方、船長、航海士、機関士などは船に残り、海水の侵入を止める作業を行っている。

氷山と衝突したSpartaは金曜日に緊急信号を発信これをノルウエー総合救難センターが受信NZのRCCNZに伝えた。RCCNZのコーデイネーターChris Wilsonによれば乗組員が徹夜で船倉からの排水を行い、船の復元性を回復するため積荷の移動も行っているという。「作業は順調で、昨日よりも安全な状態にある。 船を一時離れた乗組員も今は船に戻れる状況にあることは喜ばしい。Spartaは現在はより安定した状態にある」とWilson女史。


インドネシア水域での漁獲を増やす    ベトナム

2011-12-23 00:00:05 | 亜細亜海道
インドネシア水域には魚が豊富である。ベトナムの会社はインドネシア水域での操業を目指しているが手ごわい条件もあるとVASEPはのべている(12月8日TFSND)

「最近インドネシアは持続可能な資源があるためベトナムのような漁獲や加工に経験を持つ国との協力を望んでいる」と海事漁業省のSyahrin Abdurrahmanとベトナム当局が述べている。

「地元の特別経済水域SEZで漁労を行うには、漁業者は条件に適合する必要がある。漁船搭載能力規模は100トンでインドネシア人船長であること、地元に加工設備の投資をしその割合が少なくとも投資額の8割以上であること」
インドネシアのPT Papua Fishery Development 社の代理人であるNguyen Tran Bienによれば,ベトナムの会社が加工設備をインドネシアに投資するにしても行政的な手続きが最大の障害であるという。総投資額の8割を現地に注入するにしても、ベトナム側は必要証明の入手のために様々な手続きを必要とする。さらに2011年12月まで効力のあるインドネシア財務相の新しい規制によれば、ベトナム側は漁業契約の際にそのつど5%の輸入税を払わねばならない。

しかし、ベトナムの会社はインドネシアと1年契約をしている。インドネシア海事漁業省によればインドネシアとベトナムは2国間協力の第一段階にありインドネシアでの漁労と加工についてさらなる交渉を行う意があると。