memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

地元の浜の使用を許可された  タイ漁民

2011-09-21 09:04:55 | 亜細亜海道
プーケット東岸のパライビーチの漁民が漁船の引き上げや修理などに浜の一部を利用することが認められた(9月6日PhuketGazzete)
Jirapat Phumに導かれたおよそ20人の漁民がプーケット海事事務所長のPhuripat Theerakulpisut や係官と会い現場を視察した。「我々が6隻のボートを置いているパライ・ビーチの300mの幅について業者の代理人である弁護士は我々に出ていくようにといった」とJirapatが説明。

漁民らが使用している浜はおよそ100隻のボートのためで、意図的に遮るものがないままChalong Tambon行政機関によってパライの浜に沿って壁が造られている。
「弁護士らによれば我々と地元住民は業者が土地の権利を持っていることで強制排除されるといった。でも土地はマングローブ林の中にあり、公共の所有である」とかれはいう。

当日の現場立会い審査の結果、この土地はマングローブ林であると判定され、漁民らはボートのために浜辺を使用することの公的な許可を得た。「土地は今日マングローブ林であると査定され、プーケット海事事務所の管理下にある」とJirapatは喜んでいる。Chalong OrBorTorの 副代表の Opas Chobdeeと Phuripat氏は漁民の使用権について公式文書を発行すると発言。しかし、漁民はいかなる民有地や建物にも勝手に侵入しないことを明確に規定された。.住民や漁民らはこの結果に満足している。


ベトナムからの手紙   ハロン湾の船遊び

2011-09-21 00:02:58 | 亜細亜海道
旅行者はハノイの喧騒から逃れユネスコ世界遺産の穏やかな水に遊ぶことができる。人口6百万人、バイくの数百万台のハノイから逃げ出したければ、首都の東にユネスコ世界遺産がある(9月6日guradian.uk)

そこは1,500平方キロの静かな水に数千の無人の石灰岩の島が点在している、全面崖の肌は上に向かって突き出している。たしかに多くの観光客が訪れるが、ジャンクが浮かび、ほとんどのとき静かである。数時間バスに乗りコーヒーをと停車した。我々のガイドAnhはベトナム戦争の際に米軍が使用したオレンジ爆弾について話しだした。手工芸品を作る体の不自由な人たちを我々は見た。われわれは漆器の品質、カゴ、絵画、勤勉さによる刺繍などに驚き、手のない会計係は上手に計算機を操作した。

ハロン湾では林立したマストが我々を出迎えた。様々な形や大きさの木造のジャンク船がいかれを入れ我々を待っていた。乗船するために木造のタラプを上った。「ここに白アリがいる」と7歳のCooperがいう。船室に入ると救命具が壁に掛けられているのを彼が見つけた。「もし窓を割って逃げなければいけないとき、僕はできるかな」という。そんな時は壁のハンマーを使えばよい。船が沈んだり火災になった時のために事前にジャンクの中を探検する。2層に分かれた甲板には船室や食堂がある。最上甲板は開放されていて船客は日光浴をしたり、電子書籍を読んだりできる。

フィットネス愛好家らはカヤックに乗り小島を廻ったり、洞窟に入ったりしている。残る我々は海に浮かぶ水上住居の村まで舟を漕いだ。こうした村はハロン湾には7か所ある。その中のひとつ Cua Van Lang Chaiにはターポリンで覆われたスチロールの浮子の上に130軒の家族が住んでいる。「あれは金持ちの家族だ」とガイドが言う。「あの家にはTVやDVDもある」と指をさした。「電気はあるの?」と自分が聞くと、「発電機を使っている」という。

自分は家の持ち主の漁船が舫ってあるのを見た。帆桁には網がぶら下がり、夕日が直射してボートを大きく見せている。ガラスの電球がぶら下がっている。今晩漁師は2~3時間沖に出てよい位置でランプに点灯し魚を集めるのだろう。とくにイカが対象だろう。浮かぶ家々と同じように、浮かぶ小学校や診療所もある。また養殖もしていて、ミルガイ、ムール貝、カキ、真珠貝などがある。ぶざまなしかし使いでのある船はコンクリート製だった。驚いたことにこの船はハロン市から飲料や調理に使う水を運んできたのだ。

ハロンHalongの名前は伝説の龍に由来することを知った。山間からやってきてその尾を振り、石灰岩の島の周りに深い水溜りを作った。「龍を見たいよ」とCooperはいう。「でも僕を食べないよね」そう、こんどハロン湾に来たときには仲良しの龍を探すだろう。

フカヒレ禁止は不可能だ   カナダ

2011-09-21 00:01:09 | 
フカヒレ。毎年7千万尾のサメが鰭を切り取られ、海に投棄されている。これが続けば12~15年で一部のサメが消滅するという(9月7日missiasauga.com)

自治体としてはフカヒレ製品を禁止する権限がないとMississauga市 の職員はいう。連邦政府のみがそうした製品の販売や消費を禁止することができるという。Brantfordに続いてToronto やOakvilleではフカヒレ禁止を検討中。 Ontarioは5月に禁止を決定した。 「われわれはフカヒレを切り取ったのちサメを海に投棄し殺してしまう行為は動物虐待だと考えている」とBrantford市長のChris Frielはいう。「我々は条例を通し、(Ontario州の現地法人である)動物虐待防止団体を使ってそれを強制する。市の動物管理条例担当官がそれにあたる」

地方自治体は一般に動物虐待法令を通過させ、絶滅危惧種の保護にあたる。それがフカヒレ採取で消滅に近いサメの一部の種に適用されるとFriel市長はいう。
Mississaugaの市議会議員Ron Starrは地元の企業とも話し、消費者でフカヒレを欲しい人はほかの街まで行ってもらうことに合意したと強調。とはいえ、フカヒレ採取抑制のためにはやらねばならいことがあるという。 「フカヒレだけ切り取り残りを海に捨てる行為は残虐非情だ」とStarr議員。「もしヒレ以外の部分が利用できるなら、どうして残りの肉を利用しないのか」
フカヒレスープは世界中の多くの中国人にとっては美味とされ高価でありステータスシンボルとして結婚式のような特別な機会に供される。Tronto市議会議員Glenn De Baeremaekerは, 同じような禁止の動きを模索、しかし彼の動きはMississauga のレポートでは外交的ではなかった。「臆病だ」と彼はいう。「法に関われスタッフはいつも保守的な考え方だ。それができないということを意味しているのではない。我々は禁止し、常時規制するのだ」彼によればTrontoは10月までにスタッフの報告書をまとめそのあと禁止に向かって動くという。「肝心なことは需要を絶つことだ。自分はこうしたことがMississauga市で持続するとは思わない」

市スタッフの報告は以前 Mississauga-Erindaleのニュースに載った弁護士Bob Dechertの言葉を引用している。地方自治体はこの問題を避け連邦政府に任せるべきだという。Ottawaは国連のFAOのフカヒレ採取禁止の実施を支持している。 「魚製品という面ではカナダ人漁業者によって獲られ他ものではない。よって我々は国際的な漁業施策を支持し、加えていかなる絶滅危惧種の輸入も禁止すべきだ」とDechertはいう。 彼は漁獲する人々がカナダ人でないからカナダとして漁獲規制をすることは意味がないと指摘する。

ウバザメ、ジンベイザメ、クシザメなど一部のサメは絶滅危惧種のリストに挙げられている。300種類以上のフカヒレ採取の対象になりやすいサメは同様に保護されていない。毎年7千万尾のサメが鰭を切り取られ海中に投棄される。このまま続けば12~15年で絶滅危惧種は消滅する。Dechert氏はいう。この問題については輸入業者や消費者に商社に質問すべきだ。かなだは規制にかなうものを購入する、カナダで漁獲されたフカヒレかそれとも国際的的に輸入されたものにするか。「国際的な手続きに従った資源維持可能な方法で漁獲されたサメ(フカヒレの採取されていない)を輸入種るのかどうか」 Mississaugaの提案は地元の中国系商人たちには受け入れがたい。 Mississauga 華商協会のStephen Chuは条例方式は地元のレストランにとって不公平だという。