「幸せのちから」

「幸せのちから」という映画を観てきました。
滑りに行けよ・・・と言われそうですが、ナニブン家族持ちですので。
いやぁ、イイ映画でしたよ！良いタイミングで観たと思います。
「オレの頑張り」なんてクソみたいなレベルだと思いました。
子供を連れて駅のトイレで眠るシーンなんか、もう・・・ねぇ・・・。
胃が痛くなりましたよ、気持ちが伝わり過ぎてきて。
自分が情けなくて泣いたことなんてありますか？

高校生のときに部活で大敗したことがあります。
相手は全国優勝チーム。見事なまでの負けっぷり。
みんな悔しがりましたよ。その日はね。
でも次の日の練習にみんなが時間通りに来た。なんでいつもと同じなの？って
思いました。そこでコミュニケーションを取って「がんばろう」って言えば
よかったのに「お前らなんか、永遠に勝てねぇよ」って思って、誰とも口を
聞かずに、雰囲気をブチ壊した自分がいました。方法論がわかってなかった。
そのまま１年もしないで部活を辞めました。逃げたんですね。
そのときにチーム競技に自分は向いていないと思いました。

スノーボードは個人競技。でもチーム体制の重要性は実感しています。
あの人はできるけど、この人はできないことってお互いにあって
両方のイイところを盗みあう。言葉は悪いですが「見て学ぶ」ってこと。
ワックスのテストだって一人よりも５人いるほうが早い。
自分が嫌いだった「チーム」というもの。結果を求めれば必要なことだとわかる。

良い結果を求めるには方法論を知り、チャンスを大切にし、時間を有効に使う。

さて、２月に入った。今月はワールドカップもある。X-GAMEもある。
日本代表なんて自分とは別世界だと思っていたものから力を求められる。
よその国からも声がかかるなんて考えてもみなかった。
感謝と精一杯の「お返し」をしなきゃ。

公衆便所で寝たくはない。そんな思いを子供にもさせたくない。
良い映画をありがとう！がんばるぞ！