ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

小久保裕紀って前科者じゃなかったっけ(再度のアップロード)

2013-10-19 00:00:00 | スポーツ

プロ野球の日本代表の監督が、小久保裕紀に決定して、コーチもほぼ決定ということになりました。記事より。

>小久保ジャパン 仁志、矢野、立浪の3氏が入閣へ 世界一奪還へ若返り
スポニチアネックス 10月10日(木)7時1分配信

 侍ジャパンの小久保裕紀新監督(42)が9日、都内で就任会見を行い、2017年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での世界一奪還を誓った。また、巨人、横浜でプレーした仁志敏久氏(42)の内野守備走塁コーチ、元阪神の矢野耀大氏(44=スポニチ本紙評論家)のバッテリーコーチ、元中日の立浪和義氏(44)の打撃コーチ就任が決定的となった。小久保新監督の初采配は11月8~10日の台湾遠征で、26歳以下を中心とした若いメンバーで臨む。

侍ジャパンの新しいロゴマークの前に立った小久保新監督は、威風堂々としていた。監督未経験での抜てき。それでも、42歳の青年監督はマイクを握ると「代表監督として最終的には2017年WBCの世界一奪還を目指します」と宣言した。

 契約は次回WBCまでの4年。中長期的な視野でチームづくりを進める。新生・侍を象徴するようにコーチ陣もフレッシュな顔がそろう。仁志氏は球界屈指の理論派で小久保監督とは同学年。巨人でも同僚だった間柄で、守備走塁を中心に参謀役として期待される。矢野氏は「何もお答えできない」と話したが、選手として08年北京五輪で日本代表を経験。阪神時代も投手陣の信頼が厚く、バッテリー面で代表選手の育成を期待される。

 両氏ともコーチは未経験。だが、小久保監督は組閣について名前こそ挙げていないが「私自身に監督経験がない。(コーチも)経験に頼るのではなく、ともに成長していける新しいメンバーになる」と明かした。今年3月のWBCに続き、打撃コーチで入閣する立浪氏も含めた4人の平均年齢は43歳。山本浩二氏が指揮を執った前回の首脳陣から10歳も若返った。初采配を振る台湾遠征は、11月8、9、10日で台湾代表を相手に3試合を予定。選手も4年後を見据え26歳以下が中心だ。

こちらも。

>小久保氏が侍ジャパン新監督就任へ 監督未経験41歳抜てきのワケ

侍ジャパンの新監督に小久保裕紀氏(41)が就任することが2日、明らかになった。小久保氏はソフトバンク、巨人で通算18年プレーし、昨季限りで現役を引退。監督経験はないが、両球団で主将を務めるなどリーダーシップは高い評価を得ている。2017年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での世界一奪還へ向け、常設した新生侍ジャパンの船出。近日中にも日本野球機構(NPB)から正式発表される。

 侍の未来はこの男に託された。監督未経験の41歳という大胆な起用。NPB関係者は小久保氏の監督就任について「侍ジャパンの新たなスタートを踏みだすにあたって、最もふさわしい方と考え、強く就任をお願いし、快諾をもらった」と明かした。

 ダイエー(現ソフトバンク)では、当時の王貞治監督(現ソフトバンク球団会長)に長打力を買われ、入団2年目で4番を任された。昨年は2000安打も達成するなど実績は申し分ない。また04年に巨人へトレード入団すると、06年には球団の生え抜き以外で初の主将に抜てき。07年にFAでソフトバンク復帰後も主将として若い選手をまとめるなど、リーダーシップには定評がある。

 12球団の合同事業として常設された侍ジャパンは、強化試合などのチーム招集に選手会の協力が欠かせない。そのため日本プロ野球選手会との連携が不可欠だが、小久保氏は05年から09年まで社団法人日本プロ野球選手会の第10代理事長を務めており、その点でも問題ない。

 またNPBは今年5月にアマチュア野球を統括する全日本野球協会(BFJ)と「野球日本代表マーケティング委員会」を設立。侍ジャパンを頂点に小学生までの各世代の「世界最強」を目指しサポートを始めた。小久保氏はアマ球界の協力も仰ぎながら、そのトップチームを率いることになる。

 昨年、侍ジャパンの監督選考作業は、労組・日本プロ野球選手会のWBC出場ボイコット問題と重なり、難航を極めた。加藤良三コミッショナーに一任することになり、当初は第2回WBC監督である巨人・原監督を候補に挙げたが断念。その後、コミッショナー特別顧問である王貞治氏に協力を要請し、選手会がWBC出場を表明した9月には、前年度に日本一となったソフトバンク・秋山監督に候補を一本化したが、本人が固辞し実現しなかった。最終的に山本浩二氏の就任が決定したのは、それから1カ月後の10月10日までもつれ込んだ。

 今年11月には侍ジャパンの初陣となる台湾遠征が予定されており、そこが小久保氏の初采配となることが濃厚。2015年には12カ国・地域で争う国際大会「プレミア12」の日本開催も予定されている。4年後のWBCへ向け、まずはその大会が試金石となる。小久保氏の契約も2年となる見込み。WBC日本代表の初代監督である王氏の下で培った帝王学で「新生・侍」をけん引する。

Wikipediaなどを見ても、小久保というのはなかなかの人物みたいですね。過日(10月6日)「サンデーモーニング」のスポーツコーナーに上にも出てくる仁志が登場してきて、張本氏が「コーチに呼ばれるんじゃないの?」といっていたら、そうなりましたね。たぶんそれを前提にして番組に呼んだのでしょうが。仁志は、小久保のことを「生まれもってのリーダー」とも語っていました。

でですよ。上の2つの記事には書かれていないんですけど、小久保ってけっこう悪質な不祥事起こしていない? 脱税っていう。

Wikipediaのプロ野球脱税事件より。

>1997年12月26日:小久保裕紀、渡辺秀一(登録名:ヒデカズ)の初公判が名古屋地方裁判所で開かれ、小久保が渡辺を経営コンサルタントに紹介した見返りに100万円の報酬を受け取っていたことが判明

小久保裕紀の立件された脱税額は2833万円、刑罰は懲役1年(執行猶予2年)罰金700万円、コミッショナーの処分として出場停止8週間で罰金400万円です。

立件された選手の中で、小久保は脱税額、受けた刑罰、コミッショナーの処分、どれも一番重いものです。たぶん仲間に脱税指南役を紹介してその礼金まで受け取っているのが非常に悪質とみなされたのでしょう。もちろん脱税額も多額です。仲間に脱税指南役を紹介するってのも、彼の生まれもってのリーダーの表れなんですかね。

それで、こういう過去は、不問ですか? 起訴猶予じゃすまず、執行猶予付きとはいえ、懲役刑の判決まで下されちゃったんですよ。

不問なんでしょうね、きっと。この負い目があるから、Wikipediaにも書かれているような社会活動について、小久保もそれなりにいろいろ動いているんかな。たぶんそういう側面もあるかと思います。

以上、いちおう書いておいたほうがいいと思うので、書きました。なお、この記事は10月17日にアップロードしたのですが、私がまちがって消してしまったので、再度記事にします。

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2 コメント

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不祥事も問題ですが (bogus-simotukare)
2013-10-20 06:22:01
記事も書いてるように「監督未経験者」が何で大抜擢されたのかって疑問がありますね。
「是非はともかく小久保の才能をそこまで信頼している」というよりは
「小久保人気で注目を集める」とか「小久保の周囲(所属球団だったソフトバンクホークスなど)に恩を売っておきたい」とか、「侍ジャパンの勝敗度外視」のようにしか見えないんですが。引き受ける小久保も「果たして喜んで引き受けた」んですかね。まあ、建前では「嬉しい」としか言わないでしょうが。
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>bogus-simotukareさん (Bill McCreary)
2013-10-20 07:41:39
まさに未知数ですからね。本来なら、浪人している実績のある監督をスカウトするほうがいいに決まっているんですけどね。

話題集めの側面は確かにあるでしょうね。それもどうかです。本来ならコーチを数年させたうえでの就任のほうがいいですよね。
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