拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

団地

2024-03-13 10:51:06 | 日記

主演女優賞をとったエマ・ストーンは市川実日子に似てると思う。お姉さんの市川実和子さんは朝ドラ「ブギウギ」で草彅剛演じる羽鳥先生の奥さんを演じてる。

そのエマ・ストーンが「哀れなるものたち」の撮影の際、性的シーンが大変だったか聞かれ、「インティマシー・コーディネーター」がいたから楽だった、と言っていた。「インティマシー・コーディネーター」って言葉は、ついこの間、ドラマ「不適切にもほどがある」で知ったばかり。映画やドラマの性的シーンの撮影の際に俳優と製作者の間に立って両者の調整をするお仕事なんだって。

昔はなかったよねー、そういうお仕事。例えば、かつてロマン・ポルノの女王と呼ばれた某俳優さん(以下「女王様」と呼ぶ)が初めて濡れ場の撮影に挑んだときまだ男性経験がなかった、で、監督に太ももをつねられて「痛い」って顔をしたら、それが行為中の表情に見えてOKになったって言うんだけど、そのときインティマシー・コーディネーターがいれば監督はそう簡単にはつねれなかったかもしれない。その女王様、後に、結婚して団地に移り住んだ際、住民からの嫌がらせに遭ったんだって。ポルノに出てたからって。その団地の住民さん、エマ・ストーンが同じ団地に住んでても同じことをしたのかしらね。え?しない?アカデミー賞とったから?そんなのおかしい。SEX描写には変わりがない……っていうか、「哀れなるものたち」の方が日活ロマンポルノよりよっぽど過激よ。嫌がらせをするなら誰に対してもしなさいよね。でも、エマ・ストーンは日本の団地には住まないわね。因みに、女王様のヒット作に「団地妻」シリーズがあったけど、ホントに団地妻になられたのね。

因みに、「団地」と言った場合、多くは中高層の区分建物をイメージすると思うんだけど、開発されて一戸建てが立ち並んでる地域も「団地」って言う。あたしの実家(横浜市緑区)は駅から離れた郊外の丘の上にあって、その奥は鬱蒼とした森だったんだけど(低い所には妖精が住んでそうな沼があった)、そこが開発されて一戸建ての住宅地「中山団地」になった(沼の水がポンプで抜かれる様を逐次見ました)。そこ、道路が広くて、奥地なのにおハイソなイメージ。駅前でタクシーに乗ってあたしんちの住所を告げると道路が狭くてイヤだと言ってよく乗車拒否に遭ったけど、中山団地だとタクシーは行くの。で、今、「中山団地」でググると全国にたくさんあるのね、「中山団地」って。お目当ての「中山団地」はヒットしなかったけど。