拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

ドツレクの本番の後「0次会」でできあがってしまった件

2019-04-30 06:42:27 | 音楽

昨日はKMCのコンサート。曲目はブラームスのドイツ・レクイエム。素晴らしい曲で、今回、「この曲を歌いたい」と思って誰に誘われるまでもなく自ら合唱に応募。アルトを歌いましたとさ(昔話か)。当初、人数的に合唱がオケに負けてしまうのではないかと危惧したが、ゲネプロの録音を聴いたら客席では合唱が十分に聞こえていて、聴きに来て下さった方の評判も上々。K本さんも、ロビーでお会いしたときの話の最後の最後の最後に「今日、よかったよ」。なんで一番大事な感想が最後の最後の最後になったかというと、私の顔を見るなり「ねえねえ、今日面白いことがあったよ。あたしの前の列の二人組がプログラムのメンバー表を見ててさ、『この人、男だけどアルトなんだよ』『えー、気持ち悪い』って会話してんの」と言ってその話で盛り上がったからだ。実はアルト以外のパートを歌ったこともある。最初にこの曲を歌ったのはA合唱団。入団したときがちょうどこの曲をレパ会(通唱会もどき)でとりあげる1か月くらい前で、この曲を練習していて、当初バスで入って、その1か月の間にテナーにコンバートされて(そんなくらいだから、歌ったと言いながらどっちのパートも歌った気がしない)、その後、ホントの通唱会で何度か歌ったときはアルトだった。で、今回、初めて乗ったステージはアルトで、というわけだ。ほんとに参加してよかったと思う理由はいろいろあるが、その一つ(特大の一つ)は、練習でHヶ崎さんが本番の歌手に代わってソプラノ・ソロを歌って下さったのを聴けたこと。しかも何度も何度も。Hヶ崎さんはプロである。こんな贅沢な話はない。そのHヶ崎さんについて、今回、尋ねたかった人が二人。一人はご主人(やはりKMCのメンバー)。こんなにみんなから絶賛されている歌姫が奥さんというのはどんな感じなのだろう。打ち上げの0次会(その意味は後ほど)で聞いてみた。それはもうご自慢の奥さまであるには違いない。そう言えば、なりそめもお聞きした気がする。結構私はずうずうしい。それどころか、ご主人の目の前で何度もハイタッチをさせていただいたからずうずうしいにもほどがある。もう一人は指揮者のN先生。実は、われわれの間で、Hヶ崎さんにあんなに練習で歌っていただきながらN先生からのねぎらいの言葉がなかったことに疑問が呈されていた。で1次会(0次会から通算すると2次会)にN先生がわれわれのテーブルにいらしたので、誰も言わないので義憤にかられた私がそのことをぶつけてみた(結構、私は義侠心にあつい人間である)。すると、もちろん感謝しまくりで、もし本番の歌手と花ヶ崎さんの二人とも当日風邪をひいたらどうしようと思っていた、という言葉を引き出した。少しはぶつけたかいがあったかな。さて、「0次会」ってなんの話か?ということだが、コンサートの終演が4時、打ち上げ開始が6時。その間の2時間をどうやってうめるか、飲むしかない、幸い、ホールの入ってる建物にはサイゼリヤがある。絵に描いたようなお膳立てである。ということで、サイゼ飲みが打ち上げの0次会となったわけである。さあ、そうすると、ここは私の土俵である。サイゼリヤの椅子に座ると私に根が生える(ガストと同じ)。「赤のデカンタ500」をいつものように頼みまくって1次会の前にすっかりできあがってしまい、Hヶ崎さんに質問していたはずが、逆に私の身の上(過去)について聞かれてべんらべらべらしゃべりまくってしまった。だってさ、この話するとうけるんだもん(うけるためならわが身をけずることをも厭わない私である)。で、翌朝(つまり今)、後悔するのはいつものこと。後悔先に立たずである。さて、さっき書いた中にK本さんの前列の人が「えー、気持ち悪い」と言ったと書いたが、あれはウソである。ホントは「えー、すごいね」だったそうである。だが、「気持ち悪い」の方が受けるでしょ?(うけるためならウソをも厭わない私である)

壁紙

2019-04-29 06:13:14 | 日記

純白のカーテンを取り付けたキッチンの窓際にはこれまで段ボール箱が積み上がっていた。中身はベータ方式のビデオテープ。再生する手段は既にないがすべてDVDにダビング済みだから無用の長物。だが、動かすのも面倒なのでずっとそのまま。ここは「聖域」となっていたが、このたび、断捨離気分が盛り上がっていよいよ聖域に手をつけることとなった。始めたら早い。あっという間に大型の段ボール箱6,7個を処分。すると、聖域の奥に隠れていたとんでもないものがむきだしになった。こ汚い壁紙である。これもどうにかしよう。幸い、徒歩5分のところにホームセンターがある(最近、しょっちゅう行っている。その二階はスーパーで、そこには毎日行っている)。へえー、始めから糊のついた壁紙ってぇのを売ってるんだぁ。さっそく購入。貼る。壁紙の貼り替えは人生で初めてである。糊で手がべとべとするし、空気が抜けきらないでぴたっとなってないところがある。でも、初めてとしてはこんなところだろう。おおっ、なんだか白くてきれい♥ ホントなら他の場所ふさぎになっている段ボール箱(そっちは必要なものが入っていて捨てられない)をここに移さなければならないんだけど、もちっときれいなのを見ていたくてそのままにしている。

わらべはしたり(できるか!?)

2019-04-28 09:49:34 | 音楽
「わらべは見たり」でおなじみのゲーテの「野バラ」は、ゲーテとその彼女の関係を謳ったもので、実は、男が乙女の純潔を散らす話だと言われている。早速湧き揚がる疑問。「わらべ」ができるか?ということである。わらべって言ったらうーんと小さい子供だろ?いくら最近の子供が早熟だと言っても乙女の純潔を散らすには荷が重い。しかも、これは最近の話ではないし。じゃあ、「わらべ」の代わりに何がいいかって言うと、例えば「おじサン」(「サン」が半角になっているのは付く音が一個だからである)……これはいかん、淫行罪で捕まる。「せいネン」は?寅さんがよく恋する若者に「せいねん!」と呼びかけていたっけ。因みに、原語の「Knab(e)」は、私の電子辞書の中に入ってる独和辞典によると、6~15歳くらいの少年だそうだ。15歳ならやってできないことはない。しかも、話ことばでは「若い男」(青年!)の意味もあると言う。ほうらみー。原詩では、ちゃんと年齢的に齟齬がないような言葉が使われているではないか。日本で最初に訳した人はまじめな人で、そういう意味に解釈するのが耐えられなかったのだろうか。まだまだ疑問はある。「純潔」(ヴァージン)と言ったが、相手がヴァージンであるということは、原詩のどこに書いてあるのだろう。「so jung」(大層若い)とある。だが、若い=ヴァージンとは限らない。「morgenschön」ともある。「朝のように美しい」「みずみずしい」という意味である。これかな。決定的ではないがそれっぽい。ところで、この記事を書くにあたりググっていろんな情報を調達しようと思って「わらべ」と打ったら、昔、欽ちゃんの番組に出てた「わらべ」がヒットした。おお、見てた、見てた、懐かしい。女性三人組で、人気絶頂の時期に「にゃんにゃん事件」が発覚したんだった(ニャンニャン事件=野バラの話となんとなく符合)。事件発覚直後の放送も見ましたとも。欽ちゃんが客席に向かってのぞみちゃん(役名)をいずれ復帰させたいみたいなことを言って、きっと、客席から暖かい拍手がまきおこることを予想していたんだろうけど、思惑に反して「しーーん」。場の雰囲気を察したのか欽ちゃんが「でも、分かんないっ」。見ていてなんか腑に落ちなかった。結局のぞみちゃんはクビになってしまった(この方は、その後、大学に行かれたりしてかなりの波瀾万丈伝である)。事件発覚前に「わらべ」が歌ってヒットしたのが「すずめの兄弟」。私は、この曲のイントロ部分が大好きでよく覚えている。(移動ドの三拍子)ドソミ、レファシ、ドソミ、レファシ、ドソミ、♯ファドファ、♮ファラド、ミーレ、ドソミ、レファシ、ドソミドー。この後、「すずめの兄弟が」と歌が始まる。なんと、この曲の編曲は坂本龍一がしたんだそうだ。ご本人は、なんでこの仕事が自分のところに来たのか分からなかった、とおっしゃってる。

四季のレパ会(姿勢を正して寝る)

2019-04-27 17:57:22 | 音楽
このタイトルだと、なんだか四季を歌いながら寝てるようであるが、そういうことではない。昨夜はハイドンの四季のレパートリー会(略称=レパ会。通唱会もどき)。A合唱団が主体なのだが、ふたを開けたらA合唱団以外の方々がわんさかおしよせてなかなかの盛況。へー、四季ってこんなに人気があるんだ。各季節の最後にかっこいい(=耳に残る)フーガがあるしな。ただ、ソロの割合がかなり高いのにアルトにはソロが1曲もなく、他のパートのソロを歌うと怒られるので、かなり暇。とか言いながら、テナーが来るのが20分遅れて、テナーのソロんとこ、誰も歌わないので自分が歌わなければいけないという強迫観念にかられ、じゃあ歌えて嬉しかったんだろ?というと、いやいや、もし歌うんだったらちゃんと楽譜を見といた。こんなに外部の人も来てるし。こんな「いきなり」って感じで歌いたくなかったなんてことを思ったりして、歌うも地獄、歌わぬも地獄(大げさ)、でも結局は打ち上げで紹興酒を浴びるように飲んでいつものように終わったレパ会であった。さて、紹興酒を浴びるように飲んでどうなったか。電車がなくなって帰れなくなった。え?おひらきんときはまだ電車が動いてた、自分はちゃんと帰れたぞって?あのね。それは正気な皆さんのお話。私の場合は、電車のシートに座って眠りこけて遠くに連れてかれちゃったとか、間違って反対方面の電車に乗っちゃってやはり遠くに連れてかれちゃったとか、もろもろの諸事情によってしばしば家に帰れなくなる。そうした場合、到着した駅によって対処法が決まっている。夜中になると半額になるビジネスホテルに泊まるとか、深夜サウナに泊まるとかいろいろあるが、昨日夜明かしをした駅前には朝までやってる某ファミレス(三文字)があって、そこでグラスワインをちびちび飲みながら人生について深く考える(自分で笑ってしまう)のが一番安上がりである。でも、朝まで一睡もできなくて疲れるだろって?たしかに、いかにもって感じで寝ちゃったら店の人に怒られる。しかし、「姿勢を正して」「しゃきっ」と寝れば寝てる風には見えないから怒られずにすむ(タイトルの意味はこれでお分かりですよね)。そうやって「朝帰り」をしても、誰も怒る人がいないのは少し寂しい。なーんて感傷にひたってる暇もなく、帰宅早々、断捨離で出た大量のゴミを出すため集積場を何往復もした今朝の私であった。

ラーメン日記その13(出前一丁しょうゆ味)

2019-04-26 16:09:37 | グルメ


萬平さんのモデルになった安藤百福さんが発明した最初のインスタントラーメン(チキンラーメン)は麺に味をしみこませていたが、その後明星食品が麺と粉末スープを別々にしたらそっちが主流になった。その主流になった方法を使った安藤百福さんの日清食品の製品が「出前一丁」である。こないだの朝ドラでは「出前壱番」という名前になっていたのは記憶に新しい。粉末スープのほか、「ごまラー油」の袋が付いているところに意地が感じられる。さて、ラーメン日記を毎日更新してきたが、5食パックで食品ラックがいっぱいになってきた。これを消化するまでしばらく更新はお預けにしよう。【データ】製造:日清食品。油揚げ麺。お湯500ml。茹で時間3分。予め粉末スープを器に入れておきゆで汁を混ぜて溶かし、麺を入れて、「ごまラー油」を加えて完成。キャッチフレーズ:香り華やぎ ごまラー油。

ネギカッターでアスパラガスを切る

2019-04-25 18:57:37 | グルメ


「アサイチ」で、アスパラガスで一番栄養があるのは固い根のあたり。そこを捨てたり、ピーラーで剥いたりするのはもったいない、と言う。でも、繊維が口ん中に残るよな。すると、いい方法があるという。百均で売ってるネギカッターで横向きにシャッシャッと刻むとそれで繊維が切れて食べやすくなるんだそうだ。いい話を聞いた。ネギカッターはないから早速百均で買おう。売り切れてたらどうしよう……なんて心配は杞憂。在庫はやまほど。人々は私のようにテレビが勧めたものに飛びついたりしないのだろうか。それとも、ほとんどのおうちにはネギカッターが既に常備されていたのだろうか。まあいい。早速試す。シャッシャッとやって(写真2枚目)、半分はベーコン巻きに、半分はピザに乗っけてみた(1枚目)。たしかに口の中に繊維が残ることはなくなった。ピーラーで剥かなくても十分に食べられる。因みに、ピザの青っぽいのは、チーズの下に敷いたほうれん草のせいである。こういう野菜をどうやってピザに乗せたらいいか、いろいろ試しているが、今回は、事前に炒めて、それをピザ生地に載せて、その上にチーズをどっとかぶせてみた。予めほうれん草に味付けをしといた方がよかったとは思ったが、全体的にふわっとした焼き上がりになっていい感じである。

ラーメン日記その12(だし麺 比内地鶏だし醤油ラーメン)

2019-04-25 18:52:44 | グルメ


国分のだし麺シリーズ、三日目の今朝は「だし麺 比内地鶏だし醤油ラーメン」。やはりこのシリーズの麺は共通のようだ。このシリーズ、まだまだ種類があるようだが、私的にはこれでおしまい。明日からはまた別のシリーズ。【データ】発売元:国分。熟成乾燥麺(北海道産小麦)。500mlのお湯で4分半茹でる。火を消してから鍋にスープを入れ、丼に移して完成。キャッチフレーズ:三大地鶏の一つ、比内地鶏のガラから素材の特徴を活かしたダシをとった。

ピザのチーズ~誓いのキスで新婦がにこっと笑った件

2019-04-24 14:34:23 | グルメ


家で作るピザの生地は粉から作る。と言ってもこねるのは私ではなくて、ホームベーカリーである。1万円しない安い機械で、パン作りはほとんどしてなくて、もっぽらピザを作るためだけに使っているのだが、それで十分もとをとれたと思っている。つまり生地作りはうまくいっているのだが、チーズの味がいまいちである。スーパーで売ってる500gで500円未満の安いやつなのだがそのせいだろうか。あと、トッピングもワンパターンになりがち。例の五文字のお店に通ってるだけでは勉強にならない。やはり「ファミレス」ではなく「イタリアン」に行かねば。と思って、近所のイタリアンに偵察に行く(うちの近所ということは、イタリアンなど決して流行りそうもない場所、ということであるが、でもずいぶん前から続いている。そこで「アボカドとエビ」と「あさりとタコ」を半分半分で1枚にしたやつを注文(写真1枚目。しょっちゅう来るわけじゃないんだから、2枚分食べようと思って)。これだよ、これ。お店で食べるチーズの味だ。生まれて初めて食べたピザの味もこうだった。とろっとした感じも初めてのときと同じだ。その初めてのピザ体験は、子供の頃通っていた英語塾の先生がピザ屋さんに連れていってくれた時のことである。とろっとしたチーズが床にこぼれてしまい、同席した友人からずーっと私がピザをこぼした話を言われ続けてきた(例の五文字のお店のピザは、逆さまにしたってこぼれそうもない)。因みにその英語塾の先生(女性)とは、個人的にも親しくしていただいていて、ちょうど私が大学んときにアメリカ人と結婚することになって、結婚式(おおっ、昨日の話とつながったではないか!)でなんか歌えと言われて、で、室内合唱団から数人連れてきてパレストリーナの「Sicut cervus」を歌ったのだった。そう言えば、退場のときのオルガンも私が弾いたんだったなぁ。普通、入場のときはヴァーグナーのローエングリンで、退場のときはメンデルスゾーンなのだが、私はローエングリンしか弾けないんで、退場なのにローエングリンでしかも途中で間違えたんだった。その結婚式は、米軍キャンプん中の教会で行われたのだが、途中で「誓いのキス」があって、相手がアメリカ人だから真似ではなくてほんとにぶちゅっとするのであるが、そのとき先生がそれはそれはうれしそうなお顔をしていたことを覚えている。あれ?ピザの話をしていたのに、恩師の結婚式の話になってしまった。いや、とにかく、やはりチーズが違うんだろうな。こんど高いチーズで作ってみようか。とか言いながら、相変わらず安いチーズで最近作ったやつが2枚目。具はアンチョビである。構図的には1箇所アンチョビが足りない感じだが、1缶に7切れしか入ってなかったのでこうなった。1缶99円だから文句は言えない。

ラーメン日記その11(だし麺 三重県産真鯛だし塩ラーメン)

2019-04-24 14:25:12 | グルメ


昨日に続いて国分の「だし麺」シリーズ。今朝は、「だし麺 三重県産真鯛だし塩ラーメン」。麺は昨日の「長崎県産炭焼きあごだし醤油」と同じで、二日間かけて乾燥させたというノンフライ麺。このシリーズの麺は共通なのかな?なかなかのアルデンテである。「だし麺」を謳っているだけあって、「真鯛だし」がよく効いていた。いつもあり合わせの野菜を加えているのだが、ラーメンの味比べということなら、何も加えない方が特徴が出て良いのかも知れない。【データ】発売元:国分。熟成乾燥麺(北海道産小麦)。500mlのお湯で4分半茹でる。火を消してから鍋にスープを入れ、丼に移して完成。キャッチフレーズ:三重県産の真鯛の頭から、繊細で上品なダシをとった。

ヴァージンロード

2019-04-23 14:49:38 | 日記
昨日、カーテンレールを新しくした話を書いた。居間で2箇所、キッチンで1箇所、カーテンレールを取り替えたのだが、居間の二つのカーテンのうちの一つ(昨日写真をアップしたのではない方)がボロボロで穴だらけ。なので再度ホームセンターに行って新調したら、これがあなた、まぶしいくらいの白!純白のウェディングドレスとみまがうばかりの輝きである(ウェディングドレスの話が出たんで脱線するが、結婚式で、ヴァージンロードを歩く男女のほとんどがヴァージンではないと思うのだが(「ヴァージン」には男も含まれる。同様に「童貞」には女も含まれる)、いいんでしょうか?いいんです!(当然である)。興味があるのは、ノン・ヴァージンの男女がヴァージンロードを歩くときの心境である。推測その1。そのときだけヴァージンの気分になる。その2。ヴァージンじゃなくてどこが悪いのさ、と開き直る。その3。なにも考えない。待てよ。今「ほとんどがヴァージンではない」と書いたが、草食男が蔓延しているこのご時世、ヴァージンロードを歩くヴァージンの男が結構いそうな感じである。カーテンの白さがまぶしい話に戻る)。困ったことになった。同じ居間のもう一つのカーテン(昨日写真をアップした)は年季ものである。今回洗濯をしたのだが、とうてい、おニューの白さにはかなわない。同じ部屋のカーテンでこんだけ輝きが違うと変である。よし。ほかのカーテンも新調しよう。再再度ホームセンターに行って新調したやつを付けて見た。なんだこれ。輝きが全然違う。最初に新調したやつはドット柄。あとのはストライプ柄。柄の違いだけかと思ったらそうではない。道理でドット柄の方が高かったわけだ(高いドット柄は間違って買ったものである)。とにかく、同じ部屋では同じにしなくては。かと言って、さらに新しい物を買うほどお大尽様ではない。ということで、輝くドット柄はキッチンに移動。居間のカーテンはにぶい白色で統一され、カーテンなどあってもなくてもよいキッチンのカーテンがこの家で一番輝くこととなった。カーテン狂騒曲はこれでおしまい。何度ホームセンターに通ったことだろう(近所でよかった)。おかげでいろいろ詳しくなったけど。

ラーメン日記その10(だし麺 長崎県産炭焼きあごだし醤油ラーメン)

2019-04-23 14:30:15 | グルメ



今朝の一杯は、「だし麺 長崎県産炭焼きあごだし醤油ラーメン」。近くのスーパーでこのシリーズのものを3種類買って今日はその第一弾。おおっ、やはりノンフライ麺だ。2日かけてじっくり熟成&乾燥させたってところは昨日食べた藤原製麺のと似てる。麺がビニールで包装されてるとこも同じ。似る時間が4分半なのも同じである。しかも、小麦粉は北海道産だって(藤原製麺は北海道の会社である)。この「だし麺」シリーズの発売元は国分である。国分といったら食品の大卸問屋だがメーカーではない。ってことは、国分が企画して、どこかに製造委託してる?その委託先がもしかして藤原製麺?ググってたら同じような推測をしている人がいた。因みに「あご」とは「とびうお」のことで、これを炭焼きにしてそこからダシをとったのだそうだ。【データ】発売元:国分。熟成乾燥麺(北海道産小麦)。500mlのお湯で4分半茹でる。火を消してから鍋にスープを入れ、丼に移して完成。キャッチフレーズ:長崎県産のあご(とびうお)を炭焼きにし、より素材の特徴を活かしながらダシをとった。

立場が違えば

2019-04-22 23:07:30 | 日記
「グリム童話を原語で読む苦難の旅」、昨日読んだのは「恋人ローランド」。ざっとこういう話。ある魔女が自分の実の娘は猫っかわいがりするのに継子に対してはひどい扱い。とうとう、継子のエプロンを実子に与えるため継子の殺害を目論む。ところが継子が機転をきかしたため(ベッドでの寝る位置を魔女の実子と逆にした)、魔女は実子の首をはねる(恐)!さあ、とりあえず助かったはいいが、魔女の復讐におののく継子は恋人ローランドに相談。二人して魔女を殺して(とにかくグリム童話は血なまぐさい)ローランドは継子に求婚。でもその前にいったん家に帰ると言って帰って行ったローランドは別の女性の「恋の罠」にはまり、継子のことは忘れてそちらと結婚することになる。ところが結婚式の当日、継子の歌を聞いて記憶を取り戻したローランドが「僕の本当の花嫁はこっち」と言って継子と結婚してめでたしめでたし……というのだが。これ、視点を変えて別の女性の立場にたったらひどい話だ。結婚式の当日、いきなり新郎が別の女が好きだと言ってそっちにいっちゃったわけだから。だいたい、夫婦間のもめ事なんてそんなものである。一方から話を聞いた後で、他方の話を聞くとまったく事情が違ってたりする。まったくもって芥川の「薮の中」である。因みに、黒澤明の「羅生門」は、芥川の「羅生門」と「薮の中」を合成したような話でどっちかというと「薮の中」がメインである。「恋人ローランド」に戻る。ここで各人の罪状について考えてみよう。まず魔女。継子を殺そうと思って実子を殺してしまったわけで、認識と結果にずれがあるが、この場合に殺人罪の故意が認められるか。認められる。「殺人」の認識で「殺人」の結果を招来したのであるから殺人罪の故意に欠けるところはない。では、継子はどうか?ベッドでの寝る位置を動かして魔女に実子を殺させたわけだが、これは、殺人罪の間接正犯にならないだろうか(間接正犯とは、他人を道具として用いて犯罪を行うこと。この場合は、魔女を道具として用いて実子を殺させた殺人罪の間接正犯の成否が問題となる)。でも、そうしなければ自分が殺されたのである。緊急避難にならないか(なれば無罪)?自分の命を守るために他人の命を犠牲にした。これは緊急避難の要件のひとつにあてはまる。でも、自分の命を守る唯一無二の手段だったか(これも緊急避難の要件である)。うむ……魔女の計略を知った時点で逃げるとか、ローランドに助けを求めるとか、おまわりさんに言いつけるとかができたとなると、緊急避難の成立は困難になる。いや、そもそも14歳未満だったら犯罪にはならないが……でも、ローランドという恋人がいるってことはもう大人か?いや、いまどきの子は中学生でも彼氏彼女がいるっていうから14歳未満ってこともあるかもしれない。ちょっと話が混線してるぞ。グリム童話の話をしてるのに「いまどきの子」っておかしいよな。しかも日本だし。因みにバラの騎士のゾフィーは15歳くらいである。

カーテンレールの交換

2019-04-22 14:34:11 | 日記

新年度の教材をどういう感じにしようかなかなか考えがまとまらない(某資格の受験指導用の教材の話である)。だが、はかどってないように見えても脳の奥底で実は構想が練られていて、いざとなると、すすすーとできるものだ(オペラ劇場で働くイタリア人も公演ぎりぎりまでぐずぐずしてて、直前にばーっとまとめてしまうそうだ)。だからあせらず、こういう時期は家のことをやろう。ということで断捨離にとりかかる。押し入れを占拠しているものをあらためて確認すると、仕事用の本(法律書)で改定前のやつとか、そんなものは今後も一生読むはずはないから(だから押し入れにつっこんである)、とっとと捨てよう。立派な応接室のある士業の先生は古かろうがなんだろうが本棚を埋めて体裁を取り繕うためにこういう本を残したりするが、私にはそんな必要はない。すると、あっというまに段ボール4箱分くらいの荷物がなくなった。よし、はずみがついたぞ、高校か大学かんときのノートが入った箱もあったから、次はそれをやっつけよう。こんなものも一生見そうもないし。それでも小学校低学年あたりの教科書は是非残しておきたかった。1年生んときの国語の教科書の1ページ目は「みえる、みえる」で、2ページ目は「はるみさん、はい」だったが、3ページ目はどうしても思い出せない。引っ張り出して確認しようにももうない。母が捨ててしまったのだ。母はそのあたりは容赦がない。父が死んだとき、父が実家からもらって大事に床の間に飾ってあったキジの剥製だってとっとと捨ててしまった(父は山梨県出身である。昔の山梨の人の多くは、床の間にキジの剥製を飾っていた)。待てよ。断捨離は一時中断。その前にやっておきたいことがある。カーテンレールの交換である。これまで居間にあったカーテンレールは、カーテンのフックをかけるランナーの多くが割れてしまっていて(プラスチックはホントに劣化する)、3箇所くらいしかフックをかけることができなかった。だから、カーテンがだらーんとしちゃって見苦しかった。幸い、近くにホームセンターができたんで探してみたらちょうどいいカーテンレールがあった。ドライバーで簡単に交換ができそうである。ということで実践。おおっ、いい感じではないか!ほかのお宅ではごくごく当然の光景かもしれないが、私にとってはわが家の居間が見違えたようである。そうだ、言われる前に言っておこう。最近、私のブログを妄想の燃料にされている某姐さんに、である。別に、誰かを家に連れ込もうとして張り切ったわけではございませんのであしからず!

ラーメン日記その9(山頭火本店のまかないラーメンあわせ味)

2019-04-22 14:20:50 | グルメ



合唱団の練習にいく途中、落合駅近くのコンビニに入ったら見かけないパッケージを発見。藤原製麺の「山頭火本店のまかないラーメンあわせ味」と称する袋ラーメンである。さっそく今朝試してみる。袋から麺を出すと、おおっ、ノンフライ麺ぽい。細麺だが茹で時間は4分半。茹であがったら鍋にスープを入れてかきまぜる。そのスープであるが、味噌×塩×醤油の「合わせ味」ということだが、この三つが合わさったスープはとんこつスープのようであった。後で調べたら、山頭火ラーメンはチェーン店で東京にもいくつか店舗があるが北海道旭川発祥とのこと。藤原製麺も北海道の会社。麺はたしかにノンフライで、なんと二日かけてじっくり乾燥させるんだそうだ。【データ】製造:藤原製麺。生麺を二日かけてじっくり乾燥。500mlのお湯で4分半茹でる。火を止めて鍋にスープを入れて完成。キャッチフレーズ:味噌×塩×醤油のあわせ味。お店の定番メニューにはない特別な味。

三毛猫

2019-04-21 09:48:20 | 

今、絶好の陽気。暑すぎないし、じめじめしてないし。こういう時期にテラスでワインなんてそそられます。自分ちのベランダにテーブルと椅子をもちこんだらどうだろう?風景はよくないが気は心(?)だし。猫たちもこたつから出てケメ子は専用の重役椅子だしワサビ(写真手前)は猫ハウスの中のざぶとんでくつろいである。この猫ハウス、場所をとるからホントは片付けたいんだけど、猫らを生後2か月でヴォランティアさんから譲っていただいたときの条件が「ケージを用意する」だった。この猫ハウスは十二分に条件を満たす。で、うちに来たばっかしのときここに入れておいたら愛着があるらしく、今でもよくこの中に入ってる。だから片付けられないのである。因みに、ケメ子は三毛猫で、ワサビはサビ猫。サビ猫は三毛の一種だから結局どっちも三毛猫なのだが、こないだ行ったイタリアのオルタ湖(の畔)にもいましたいました、三毛猫が。

それにしても、オルタ湖はよかった。イタリア湖水地方の「宝石」と呼ばれているそうだ。湖に突き出た半島には世界遺産の礼拝堂群もあって、

さっきの三毛猫は、そこへ行く途中で撮ったものである。
世界遺産の後は、再び、湖畔へ(話がまた旅行の話に戻っている)。とにかく、水も空気もきれいで風景も抜群であった。


因みに、日本で二番目に大きい湖は霞ヶ浦だそうですね。ということで、日本なんだかイタリアなんだか猫なんだか湖なんだか分からない今回の記事でござんした。