マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

蜘蛛の狩り

2020-08-29 | クモ・蜘蛛

少々夏バテ気味なので、
草刈りもせず、
草ぼうぼうの庭を横目で見ながら、
カメラをもって一回り。

草むらからバッタがぴょんと飛んで、
蜘蛛の巣に引っかかりました。
(背後の赤いのは干からびたトウガラシです)
きっとすぐに、糸から逃れるだろうと思ったのですが、



バッタの重みで糸が揺れて垂れさがった瞬間、サッっとクモが飛んできて、
眼にも止まらぬ速さで、糸を出してバッタをクルクルッと巻いたかと思うと、
素早く定位置に戻り、今度は、糸を引いて自分の近くに獲物を移動させました。
(上の写真の〇印がこの蜘蛛の定位置)



麻酔が効いて獲物が動かなくなるまで待つのでしょう。
あまりに短い間の出来事でした。
クモの糸のあやつり方の巧みさに驚きました。
魚を捕る投網のようでした。



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ぬいぐるみ

2020-08-26 | 手づくり
引き続き「ぬいぐるみ」を作っています。
最初の数個は「雪だるまタイプ」のものを作っていましたが、
図書館から借りてきた下記の本を参考に、
部品が多い、少し複雑なものにも挑戦しています。
(『絵本の国のぬいぐるみ』原 優子著 ℍ21 白泉社
絵本に登場する動物たちをぬいぐるみにしています。)
服も同じですが、立体の秘密のようなものを、
感じる瞬間みたいなものがあります。
楽しくて幾つも作ってしまいます。

材料はほとんど家に在るもので作りました。
中に詰める綿は100円ショップで購入。

小さな布が何枚も集まる部分を縫うのは難しくて、
苦心惨憺・・・
縫う順番を間違えて何度も解いてやり直し、
何とか目鼻を付けて表情ができると、
苦労は消えて、また作りたくなります。

足の長さが違うのでしょうか、
それとも角度か?綿の入れ方か?
後足が1本浮き上がり、少々不安定・・・


少しエラが張り過ぎました。
テグスのひげをつけるのに苦労しました。


このライオンが出てくる絵本は知りませんが、
大きな顔です。



我が家の子どもたちも大好きだった象の「ぐるんぱ」です。


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もうすぐ夏が終わる

2020-08-24 | 自然
今日も暑かった!
でも、あと1週間で8月が終わる・・



草の穂が開きはじめました。
早く夏が終わってほしい気持ちと、
名残惜しさが入り混じって、
虫の声も蝉の声も、胸に沁みます。

今度はベランダにやってきたカブトムシくん、元気にしてるかな。


どこからやって来た種なのか、1本だけ、ぐんぐん伸びて咲いたヒマワリも枯れました。


いつまで続くのか分からないコロナ・・・
ずーっと息をひそめるように待っているだけでいいのか、
なにかもう少し出来ることや考えることがあるのではないか、という気がするのですが、
何もできない・・・



明日は野菜の種を蒔きましょう。


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田んぼ

2020-08-22 | Weblog
暑すぎるので、
自転車で出かけるのは「ゴミ出し」か「回覧板を届ける時」だけにしています。
スーパーや図書館には夫に車で連れて行ってもらいます。
家を出て、どこに行くにも、まず、田んぼの中の道を通って行くのですが、
通るたびに、田んぼの様子が変わっているのです。
湖のような田に小さな早緑の苗が揺れていたのは、ついこの間だったのに・・・
今やすっかり小麦色?稲穂が垂れています。

もうすぐ稲刈りです。
けれど、田の中に雑草が!
広い田んぼのあちらこちらに目立ちます。
去年はこんなことなかったと思うのですが、
マメ科っぽい姿です。

調べたところ「クサネム」のようです。
近年田に増えている困った雑草らしいです。
コンバインで収穫する時に、クサネムの黒い実が混ざってしまうそうです。
我が家には関係ないとはいえ、心配です。
野菜でも米でも、種を蒔いて、育て、
食べられるものを無事に収穫する、というのは大変なことです。



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赤紫蘇のデザート

2020-08-21 | 自然
雑草畑と化した夏の畑の中で、
その時期が来れば、こぼれ種が勝手に育って食べられる、ものがあります。
赤紫蘇、青紫蘇(大葉)、バジル、コマツナなどです。
赤紫蘇は色が特徴的なので雑草の中で目立ちます。

今年もその赤紫蘇でジュース(濃縮)を作りました。
1回はワインビネガーを使い、1回はクエン酸を使いました。

ワインビネガーを使った方は、酢の香りが強くて、
お酢ドリンクという感じで、夏バテの体によさそう・・・
どちらも、たっぷり氷を入れて、水やソーダ水で割って飲みますが、
ゼリーも作ってみました。
ヨーグルトを入れて攪拌してゼラチンで固めました。
ムースのように見えますが、ムースではありません。
でも生クリームのムースと層にしたら、見た目も味もグレードアップできそうです。







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祓川(はらいがわ)

2020-08-19 | Weblog
櫛田川(くしだがわ)の支流の秡川(はらいがわ)です。


平野部をうねうねと蛇行して伊勢湾まであと少し。
上の写真は、下の小さな橋「御糸(みいと)橋」の上から撮影しています。

(御糸地区には、昔ながらの古い建物の「御糸織物工場」があります。
今も、植物の藍で糸を染めて、縞模様の反物を機械で織るまでの作業を一環して行っています。)

川沿いの道。


前も後も田んぼと畑。
所々にこんもりした林があります。
道路沿いの木の枝が通行の邪魔になるのでしょうか。
伐採された木々がまるでオブジェ。




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蝉しぐれ

2020-08-16 | 自然
まだ暗い内からヒグラシが鳴き始める。
もう一眠りしたいな。

明るくなると。ツクツクボウシが鳴き始めた。
夫は、オーシーツクツク、オーシーツクツク、オニオース、オニオース・・・
と鳴いていると言う。 
私は昨日は、ケタケタホーシ、ケタケタホーシ・・・と聞こえた。
昼間はアブラゼミとクマゼミが賑やかだ。

蝉の命は短い、などというが、そんな事はないと思う。
土の中でユックリ過ごしている時間は案外気持ちよくて、
あっという間に何年も経ってしまうのかもしれない。
外に出たら、大急ぎで、伴侶を探して、卵も産まなくちゃならない。
忙しくなるんだから、今は、のんびり、あわてない、と、思っているに違いない。
面白い一生だ。

どこから木でどれが草なのか区別がつかなくなってしまった。

おまけにその間を様々な蔓が伸びてからんで、もつれて・・・
椿の木に絡みついているのは、カラスウリ、ヘクソカズラ、そしてカボチャ!!!


栗の木の栗が随分大きくなってきた。
そして緑の色が少しあせ始めている。



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櫛田川

2020-08-13 | 自然
最近は宮川(東)へ行くことが多かったけれど、
昨日は「農業屋」に苗と有機石灰を買いに行ったついでに、
櫛田川(西)へ向かった。
地図上の直線距離なら家から3キロくらいなのだが、
途中に支流の秡川もあり、細い道が複雑なので、
「農業屋」の前の県道をそのまままっすぐ走り、櫛田川を渡ってすぐの土手沿いの道を遡って行った。
奈良県と三重県の県境、紀伊半島の深部から出発した櫛田側は中央構造線に沿って流れ、
伊勢湾にそそいでいる大きな川だ。
過去に何度も氾濫を繰り返し(100年に一度と言われている)、
流れが変わり、郡境も変わってしまった、という。

この土手道を走るのは初めてだ。
夏草の生茂る土手から眺める川は、ゆったりとして、
空の青と白い雲を写し、きらきら光っている。
洪水など想像もできない。





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暑い!

2020-08-11 | 自然
夏だから当たり前だけど、
暑い!
セミの声が近くで遠くでずーっと聞こえている。
意を決して外に出ても、
あわてて家の中へ戻ってくる。
何て暑いんだろう・・・
コミスジが茂みの間をすーっと飛んできて、木の葉に留まった。
黒と白が涼やかだ。



夕方になると風が出てきてホッとする。
そうして、クツワムシやコオロギの大合唱に包まれ気が付けば夕闇の中。
一日が終わる・・・

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8月6日そして9日 (訂正あり)

2020-08-09 | Weblog
私は子供の頃、父の仕事の都合で約4年間広島で暮らしました。
もうその頃、街の中心部はビルが立ち並ぶ都会でした。
アメリカ軍が比治山に建てたABCC・Atomic Bomb Casualty Commission
(原爆の人への影響を調べるための施設)も撤去され、公園になっていました。
平和公園へ行かなければ他所から来た人間が原爆の惨禍を知ることは出来ませんでした。
けれど、8月6日朝8時15分にサイレンが鳴り響きます。(長崎では9日)
その時、どんな仕事をしている人も、どこから来た人であろうと、立ち止まり、
黙とうを捧げます。

原爆ではありませんが、
名古屋や大阪や東京をはじめ、日本中の各地で大規模な空襲がありました。
赤ちゃんも、子どもも、若い人も、年寄りも、
男も女も無差別に焼き殺されました。
友人や恋人や肉親を失いました。
それぞれの町で、空襲の記念日のようなものは設けられているようですが、
サイレンを鳴らしているところはあるのでしょうか?
その町に住むすべての人が、たとえ短い時間であろうと、
75年~76年前、そこはどうなっていたのか、何があったのかを、思い起こし、
或いは、想像する、ということが大切なのではないか、と思います。


ピカソの鳩

今年も、安倍晋三が、広島と長崎へ出かけ、まったく同じ文章を読み上げたことを知りましたが、
恥知らずにもほどがあります。
核兵器禁止条約に反対する人間に「平和」などという言葉を軽々しく口にしてほしくありません。

訂正とお詫び
子どもの頃、比治山公園に何度も行ったので、もうABCCはなくなっていた、と勘違いしていました。
1975年に日米共同運営の放射線影響研究所となり、現在も開所しています。
公園の方は、モニュメントなども立ち、現代美術館や、青空図書館(まんが図書館)が建っていることがわかりました。
いいかげんな事を書いてすみませんでした。
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