マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

竹藪

2013-02-28 | Weblog
手入れされていない竹林は、竹藪と呼ばれる。
写真は2枚とも白川あたり、所々に竹林が残っているが、
ここは荒れ放題で邪魔にされてるみたいで、、、
そのうちこの藪も駐車場になるのかもしれない。
竹が光を浴びて風にさらさらと揺れる様子は他の木々にはない風情だ。


河原町通りの島津製作所の古いビルがリニューアルしておしゃれな結婚式場になった。
出来上がった建物の前になんと成長したモウソウチクが植栽された。
巨大な車両が竹を運んできて重機を使って植えているのをちょうど見かけてびっくりした。
竹は芽のついた若い地下茎を持ってきて植えるものだと思っていたので、違和感があった。
こんなやり方もあるのかとちょっと調べてみた。
「…モウソウチクの場合、元気な芽がついた地下茎2~3年生の部分を70センチくらい切り取って植え付ける、
その際、地上2メートル以下に数本の葉付きの枝をつけた親竹を上を切って1本付けておく、
モウソウチクはタケノコが出て約3カ月で10m~30mくらいの竹になるので先止めをする。
初年度のものは細い、しかし1年目はそのままにして、2~3年目から本数の整理をする…」
ということで、成長したモウソウチクをそのまま持ってきて植栽するのはやはり大変珍しいことのようだ。

結婚式場というのは
キリスト教信者でなくても神父さんの前で誓い、指輪を交換する。
神父さんは日本語がペラペラでも、わざとつたない日本語でしゃべる、
そういう舞台なのだから、本番までにセットを完成しなくてはならない。
というわけで、何ら問題ないのかもしれない。

春は「竹の秋」と言うそうだ。
葉が黄変して舞い散る。
秋は「竹の春」、竹の緑が輝く季節になる。



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「TPP」は植民地条約

2013-02-26 | Weblog
アメリカでは州法の下位になる「TPP」
しかし、日本では「TPP」は日本の憲法より上位に立つことになる。

それだけでこの条約がアメリカが名実ともに日本を操るための植民地条約だということがわかる。


アメリカの資本が、農作物や酪農、消費、医療等を牛耳り日本に住むすべての人々から思うがままに利益を得ることが出来る仕組みだ。

世界中に戦争を仕掛けるために、日本中の基地をわがもの顔に利用し、
まだまだ吸い取れるとアメリカに思われている日本は哀れだ。


こんな時代が来ると思っていなかった。
こんな条約をまさか日本の国民が支持するとは思わなかった。
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続・なまこ

2013-02-24 | book

あの「歌う生物学」や「ゾウの時間ネズミの時間」でおなじみの著者と
他2名共著の「ナマコガイドブック」を図書館で見つけました。
ナマコを丸ごととらえて分かりやすく書かれているので、
子どもたちでも、海鼠のことを知っている人でも海鼠を全然知らない人でも、
楽しくどんどん読んめます。
ナマコを使った実験もナマコさえあれば、すぐにでも出来そうです。
棘皮動物は5種、ヒトデ、ウニ、ウミユリ、クモヒトデ、そしてナマコ、
全部「5という数字がキーポイントになっている生物なのだそうです。
ヒトデは見たとおり、確かに星形、ウニもバフンウニを見れば星型がハッキリわかります。
ナマコも横になっていますがウニやヒトデのように5が基本構造になっているのだそうです!

人の手足の指も5本、
おもしろいです。

ナマコには心臓もなくて、脳もない!
でもしっかり生きている。
そんないきものが地球上にはたーくさんいる、ということを「なまこ」は教えてくれます。


砂地にいるナマコは砂を食べて、
石場にいるナマコは海水に浮遊する栄養物をかき集めて、
敵に襲われればからだを固くして身を守ります。
時には内臓を放出して、敵が美味しい内臓を食べている間に逃げて、
内臓が復活するまでじっと隠れている、、、!!!

ほんのり届く日の光、潮の流れ、
大きな魚がそばを通過すれば嵐のようで、
見えないような小さなプランクトンたちのわずかな動きは海の中のそよ風のようなものかもしれません。

前書きの最後の文章を書き写します。
著者の伝えたかったことだと思います。
全くその通り、と思いました。

『 …一般向きのナマコの本という、じつに渋い本が出せる世の中になった。
…本書を手に取られる方は、可愛くもなく、好きになりたくもない、
われわれとは全く違った世界や価値観をもつナマコを、それなりに理解し、
共に生きていこうとされる方々であろう。皆様が居られれば地球の未来は明るい。
ナマコと付き合う知恵が、さまざまな顔つき、さまざまな価値観、
さまざまな宗教・信条を持つ人たちと、共に生きていく知恵へとつながっていくのだと
私は信じているからである。』


『ナマコガイドブック』
本川達雄 / 今岡享 / 楚山いさむ 共著
2003年、阪急コミュニケーションズ
コメント (2)
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冬の木々

2013-02-23 | Weblog
葉のない木々があと3カ月足らずで緑に覆われるなんてほんとに不思議。
葉はないけど、
細い枝の先の先まで根から吸い込まれた水が届いている。
力強い冬の木の姿が好きだ。
夕日を背にしたシルエットは完璧!

上はニセアカシア、枯れてよれた豆のさやがいっぱいぶら下がっている。
下の写真はムクノキやケヤキ、
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2013-02-22 | Weblog
寒いけど、冷たい空気が気持ちいい。
もうすぐしたら、この風の中に春の香りをかぐだろう。
まだ今は、、、冬の匂い。
毎日、白川の比叡山の登り口近くまで行くのに、
近づけば近づくほど比叡山の姿は見えなくなる。
この踏切を渡る時、人家の隙間から比叡山が見える。
毎日チラッと眺めながら渡る。
遠いけれど、ふるいで雪を振りまいたような今日の姿も美しい。

コンパクトデジカメで撮った雪だけど、
6角形が見える。
なんだか嬉しい!
コメント (2)
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宇宙からの警告

2013-02-20 | Weblog
ロシアの湖に隕石が落ちた。
衝撃波の影響で大勢の人がけがをした。
もし大都会におちたら、もし京都なら、、、
もし原子力施設に落ちたら、、、
隕石は宇宙からの警告だ。

新聞でそのことに言及する記事は見当たらなかった。
なぜそれを想像しないのだろう?
想像しても口にしないことになっているのだろうか、
自分が生きている間には落ちないだろうからかまわない、と思っているのだろうか、

福島の事故ではたまたま海側へ風が吹いて東京は大惨事を免れたけれど、
どんなに頑張っても、風向きひとつだってかえられない。
葉っぱ一枚がやっている光合成すらできない。人が出来ることなど知れている。
自然の脅威とか、地球を大切に、とか口にしている人が
実はちっとも自然のことも地球のことも考えていない。

自然に逆らい、自然をあなどって、
宇宙からの警告に耳をかすこともなく、
たくさんの事実を無視して平然と再稼働を言いつのる人たちは心底悪人だ。
このままでは、いつか日本列島には誰も住めなくなる日が来るかもしれない。






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お風呂屋さんの解体

2013-02-15 | Weblog
近所の人がみんな通っていたお風呂屋さん。
私の祖母も祖父も、、、

近くに松竹の撮影所が出来、このあたりが下宿屋街になって、
撮影所で働く人や俳優さんたちも。
そして大勢の学生さんたち。
立命館も京大も、同志社も、府立大も府立医大も、みんな近かったのです。
撮影所はなくなり、大学も多くが郊外へ移動し、
お風呂のない下宿やさんへ下宿する学生もいなくなりました。

赤ちゃんの面倒をお互いに見合いながら、
お年寄りのことを気にかけながら、
小さな子どもたちも、
湯上りのコーヒー牛乳やアイスクリームを楽しみに湯につかりました。
体重計に乗ってはわいわい、、、
扇風機の前でわいわい、
裸でしばらく椅子に座って体のほてりを取りながら、
それぞれにあれこれおしゃべりをして、
一日の疲れを流してホッとする一時を過ごしたお風呂屋さんでした。
(建物の解体はほとんど終わるところですが、中央に白いタイルの壁が少しまだ残っています。
タイルの向こうはレンガを積み重ねた壁だったことを初めて知りました。)

寂しくなります。
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な・ま・こ!!!

2013-02-14 | Weblog
丹後の海のナマコ(海鼠)を2匹(?)いただきました。
勿論、生きているナマコです。
さてどうやってさばけばいいのか、、、

ガラスのボウルに入れて先ずは観察…
触ると触手を引っ込めてましたが、
取り上げようとしたら、小さな触手に吸盤のようなものがあるらしく、
ボウルに張り付いてなかなかとれません。
ピリピリとはがして手の平に載せると丸くなりました。
(写真は2枚とも同じナマコです)
ガラスのボウルに戻して見ているとゆっくりと触手を伸ばし、
細長くなって、U字型になったり、S字型になったり、向きを変えて回ったり、
家の中の一番寒い廊下にいてみんなで時々のぞき込んでは「生きている!」
なんだかサンショウウオでも飼っている気持ちになります。



背と腹は柔らかさが違います。
はじめての感触と不思議な生き物にちょっとばかり魅せられてしまいました。

触手?を伸ばしているところにそっと近づいてみました。
ガラスボウルに張り付いている口?はイソギンチャクみたい、
ヒトデやホヤにも似ています。

刻々と色や形を変えるので見あきません。
でも海の生き物を、飼うのは無理です。
ネットでさばき方を教えてもらって、頑張ってさばきました。
ナマコには心臓がなくて赤い血が流れていないので少し気が楽です。
どちらが入口でどちらが出口かわかりませんが、
両端を切り落としたとたん、水が噴き出て、
全体がカチーンと固くなりました。
内臓は塩漬けにすれば、珍味の「このわた」、でもそれは遠慮して、
中をきれいに洗い流して、
塩もみして、また流水できれいに洗って、
酢につけてしばらくおいてから取り出して、大根おろしを載せて、
醤油をたらして、レモンを添えれば、
お酒にぴったり、ナマコの一品が出来ました。
久しぶりのこりこりのなまこ、コラーゲンの塊だそうです。
海の味です。
とっても美味しゅうございました。
ナマコさんありがとう。

お餅をついたら、大抵半分丸めて残りの半分は「なまこ餅」にします。
土蔵などに使われる「なまこ壁」というのもあります。
火鉢の持ち手のための穴の形は「ナマコ形」
昔は今よりナマコは身近だったのでしょうか?
またまたいろいろ知りたくなってきました。



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街中のかわいい!その2

2013-02-12 | Weblog

お稲荷さんの境内の小さな祠の中に発見、
犬に乗った赤いキツネの像、とてもかわいい。

専定寺(烏寺)の屋根瓦、烏が首をかしげています。

建仁寺の摩利支天堂には木や石や様々な素材の、大きいのや小さいのや、
恐ろしげなのや不思議な感じのや、たーくさんのイノシシがいました。
また別の機会にアップします。
ショーケースに小さなイノシシの置物が並んでいました。
中央の張り子のイノシシに注目。めちゃめちゃ田畑を荒らしそう!
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街中のかわいい!その1

2013-02-11 | Weblog
建仁寺から南へ向かってぶらぶら歩き、
大和大路界隈で見つけた
ガラス戸の向こうのかわいいものたちです。

竹屋さん。たくさんの竹細工、その中にかわいいカエルが並んでいました。
左端のカエルはお風呂に入っています。

うどん屋さんのショウウインドウの中の招き猫。

毛糸屋さんの店先の編みぐるみ。
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