マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

池の周りをまわってきました。

2020-10-31 | 自然
この辺りでは一番大きな池を自転車でくるっと一回りしてきました。
一周約4キロです。
常緑樹が多いので紅葉はいまいちですが。

池の左側(東)の道は車の立ち入り禁止で、
右側(西)の道も、車道と自転車・歩道が分かれているので、安全です。
近所の人のウオーキング・コースになっています。また子どもたちのマラソンコースでもあり、
サイクリングコースでもあります。

この池は、調整池(農業用)として整備されています。
(桃山時代に作られたため池と、江戸時代に作られたため池を合体したのだそうです。
渇水時に、川から田畑へ水が引けなくなった時、この池の水を利用するのだそうです。)

池の中に小さな島があります、鬱蒼とした森です。


池の周囲に小さな沼がいくつか残されています。(下の写真はその沼の一つ)
水草が水面に広がり、岸辺の木々の様子も違います。
大きな池も、昔はこんな雰囲気だったんだろうなと、想像します。


私を2度追い抜いて、さーっと走って行った自転車、
もっと前から池を何周もしているのかもしれません。
会釈してすれ違った「かっこいい自転車」に乗ったおじさん、
そしてウオーキングのおじさん、
人と会ったのはそれだけ。
水面に踊る秋の日差しがきらきらまぶしくて、
胸の中がほんの少し清々しくなるような気がしました。
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秋草3

2020-10-29 | Weblog
畦道に咲いていた花を少しだけ摘んでグラスに挿しました。
ノコンギク、ハギ、アザミ。
全部藤色の花!


そして山裾に絡みついていたスズメウリの蔓も少しちぎってきて、
カラスウリと並べて吊るしてみました。
どちらも最初は緑ですが、カラスウリは熟すと真っ赤になり、
スズメウリは白くなります。
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自転車で!

2020-10-27 | お地蔵さん
秋晴れのいいお天気!
自転車に乗って村の中をくるりと一回りしてきました。
小さな村ですが、
自治会は、西と東と中に分かれていて、
東に住んでいる私は、西へはほとんど行ったことがありません。
そこで今日は西へ向かって、
通ったことのない細い道をぐねぐねと走ってきました

まず、いつも車で通る時、車窓から気になっていた所へ、

もうそろそろ終わりの
コスモスとカンナが咲き乱れていい感じです。
山裾をぐるーっと回って走っていきました。

西の村へ入る細い道の脇に、
西の村の「山の神様」がありました。

道の反対側にも、

ここが、西の村の「道切り」の場所です。

そのすぐ近くに、地蔵堂もありました。

中を覗いてみると、

下の方にも、小さな仏さん?が並んでいるような、
見たことがないデザインです。


山沿いの道は驚くほどきれいに手入れされていました。
この下の写真の正面の低い山の向こう側が私の住んでいる東の村です。

そしてこちら側が西の村です。

ドングリをパチパチ踏みながら自転車を走らせ、
時々停めて、草を摘んで、写真を撮って、
そろそろ、お昼、おなかもすいて・・・
こんな晴れた秋の日が、たくさん続いてほしいな。







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秋草2

2020-10-25 | 自然
夕日に照らされて、野良道の草が輝いている。

この間稲刈りをした田んぼの稲の切り株から、もうこんなに葉が伸びている(右側)。

隣りの、多分豆の畑(だった?)は一面の赤まんま(イヌタデ)


足元で、かさっと音がしたので注意してよく見たら、
草陰で、2頭のカマキリがにらみ合っていた。
随分長くこのままだったけれど、
私が動いたせいか、それともにらみ合いの結果なのか、
右の方のカマキリが、どさっと落ちた。
左のカマキリの勝利のようだ。

(右上に薄茶色のカマキリ、左下に草色のカマキリ)
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「層雲」というらしい

2020-10-22 | Weblog
夕方、山裾に霧のような雲のような靄がかかっていました。



徐々に薄くなり、
やがて山の間に吸い込まれるように消えていきました。



夕日を浴びて、雲もほんのりピンクになりました。
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秋草、1

2020-10-20 | 自然
やっと雨が上がりました。

スギナ

道を挟んで我が家の向かいに、
普段は放置されたままの土地と古い家があります。
(時々誰かが車で草刈りに来ています。)
数本の梅の木や、山茶花や、柿の木もあり、
四季折々の草木の変化がとても楽しいのです。



カラスが取りにこないので、渋柿なのでしょう。

何本かの柿の木の下に、ミゾソバが一面に咲き乱れていました。
よくみると、ピンクが!とても可愛い花です。



そして、あかまんま(イヌタデ)のピンク!

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「マッチ」のこと

2020-10-17 | Weblog
昔、喫茶店に行くと、テーブルの上に、灰皿とマッチが置いてありました。
マッチにはその店の名が書いてあって、客はそのマッチを貰って、
ポケットの中に入れて帰る、そして、どこかで、ポケットからそのマッチを出してタバコに火をつける・・・
そんな風にしてマッチはそれぞれの店の宣伝塔の役割を果たしていたと思います。
工夫を凝らした形やデザインがそれぞれの店の雰囲気と、その時代を伝えていました。
そのマッチは無料でした。

それとは別に、今と同じスタイルのマッチとその同じデザインの大箱が流通していて、
日常ではそちらが使われていました。

若い頃、知人が出張先で買い求めては集めていたマッチを
時々分けてもらっていました。
「田舎の小さな雑貨屋さんに、古いものが残っていたよ・・・」と嬉しそうに話してくれたこともありました。
その頃、知り合いの間で「マッチ箱」はちょっとしたブームだったのです。
アーティストたちが、日本の一昔前のデザインからヒントを得て、
アートやポスターなどを製作していました。

かつて(明治時代~)マッチは日本の重要な産業で、
世界各地へと輸出されていたそうです。
その色とデザインはあたかも決まりがあるかのような
独特の赤と黄と紺の色合い、文字のレイアウト・・・

いつの間にか溜まり、たまに箱から出して眺めていましたが、
箱の中にしまい込んでいるだけではつまらないと思い、昨日、
押しピンでコルクボードに止め付けてみました。


動物のデザインが多く、「鶴」や「鴎」「馬」「虎」などは今もよく見かけますが、
下の写真の上段の中央、「蚕」はとても珍しいと思います。


古いものは箱が「へぎ(薄板)」で出来ています。
「へぎ」に薄紙が貼ってあります。
全て手作業です。
箱作りと、軸を並べるのは、貧しい家の、女性と子どもの内職だったそうです。

写真の火薬の黒い方のマッチを擦ると、
パチパチッと光ってすぐに消えてしまいます。
花火みたいです。
マッチ棒も細くて折れやすく、戦争中に製造されたもの?かもしれません。

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竹の春

2020-10-16 | 自然
ハゼの木は、所々に真っ赤な葉が目立つようになりました。
(写真に撮ったら残念ながら濃い緑に負けてしまった・・・)
草むらの姿も色も秋の気配です。
(草が茂りすぎて、近付けない・・・)



キンモクセイの香りが立ち込めています。
(大きな金木犀の木が何本かあります。)


竹林の方に目を転じれば、
さわやかな緑が秋空の下で輝いています。
秋の季語「竹の春」を実感します。
タケノコの成長へとエネルギーを注ぎ込んでいた時期が過ぎ、
竹は今、枝葉の先まで栄養を送り、
すくすくと成長しているのです。



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イトトンボ

2020-10-15 | 自然
イトトンボは本当に糸のように細い線で出来ている。
この辺りにいるだろう、と見当をつけて、
じっくり探さないと見つからない。
でも、眼がイトトンボモード入ると、意外に沢山見えてくる。

けれど、なかなかピントが合わせられない。
フワーととびたって、さっきよりちょっと向うに留まる、
しずかに近づくのだけど、またちょっと向うへ・・・
だんだん遠ざかって、ますますピントが合わせられなくなる。



イトトンボは翅をぴたっと閉じて止まるものが多い。
細い枝先や草の茎に沿って止まることが多いので、動かなければほとんど見つからない。
こんな弱々しいものが、沢山生きている、自然はいいな~


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百舌鳥・モズ

2020-10-13 | 自然
庭にモズがやってきて、
元気よく、というか、いささか、けたたましく鳴いています。
縄張りを主張しているのでしょうか?



夫のデジカメ(私のよりはズームが使える)で
何とか撮れました。
特徴的なくちばし。
鋭い爪が、がちっと電話線?をつかんで、
首だけ回して、大きな目で辺りを見ています。
何がどんな風に見えているのでしょう?
尾をくるくる回しています。
写真より裸眼のほうが尾が長く見えます。
百舌鳥の名は様々な鳥の鳴き声を模倣するからだそうです。
「はやにえ」はまだ見つけられません。

百舌鳥と言えば思い浮かぶ絵があります。
剣豪の絵です。
虫を咥えています。


(ネットの画像から)

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