マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

プチ旅「八日市」その1

2018-04-30 | 
八日市で毎年開催されている、「琵琶湖ジャズ東近江2018」へ行ってきました。
今年で10年目だそうです。
町を挙げての音楽祭で、
お年寄りも子どもも、もちろん若い人も、
存分に音楽を楽しむ2日間(4/29~30)です。
プロのミュージシャンも多数加わり、
大小28の会場で、すべて無料で、
幅広いジャンルの音楽を身近に聞くことができます。

混雑する京都を自転車と、地下鉄ですり抜け、近江八幡まで東海道線、
そこから、田園の中を走る小さな電車に乗り替えて行きます。
近江鉄道八日市線(別名・近江ガチャコン)のホームで待っていると、
真っ青な電車がびっくりするほどゆっくりと入ってきたのは感動モノでした。
しかし走る時は走る!!

頑張って走っている時の揺れは相当なもので、
しっかりつかまっていないと転びそうです。

洗濯物の干してあるお宅から、
まるで花がこぼれているみたい。

駅のところだけ、2車線です。
ワンマン運転手さんは忙しい。

線路わきの草の中に石の塔が見え隠れ。

ジャズフェスの特別列車も出ていました。

八日市に着くと、
初夏の風の中にかすかにラッパやドラムの音が混ざって聞こえてきました。
わくわく…

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植物園にキャベツを

2018-04-28 | book
奥本大三郎(1944年生まれ)の本は、
古本屋などでも見つけたら手に入れて読んでいます。

『当世 虫のゐどころ(2001年、新潮社)』(この本は図書館で借りた)の中に
「公園にキャベツ畑を」という短いエッセイがあります。

読んでいる内に、
たしかに、植物園に「野菜」がないのは片手落ちのような気がしてきました。
植物園の一角に、
小さな野菜畑を作って、
カボチャやゴーヤやキャベツやオクラを作るのはとてもいいと思います。
子どもたちだって、
キャベツやオクラやピーマンがスーパーで作られているのではなく、
土から育っていることが一目瞭然で理解できるし、
野菜にもこんなにきれいな花が咲く、というのも嬉しい発見だし、
おもしろそうです。

奥本大三郎は、フランス文学と、虫の専門家なので、
虫のために、キャベツや夏ミカンの木なども欲しい、と書いています。
私はどの虫がどの植物を食べるかよく知りませんが、
そのようなことを考えて植物を配置したら、どんな植物園になるでしょう?

ぜひとも野菜作りの専門家や、
果樹のプロや
虫に詳しい人も職員に加えて、やってもらいたい。

野生の植物をどんどん改良して華やかな園芸草花を創り出していったと同時に、
野菜こそ、現在の私たちにとって最も大切な園芸作物です。
出来れば原種と、野菜となって私達が食べている現在のモノと、
一緒に植えたら、画期的な植物園になるのでは!

いつの間にかたまった6冊の文庫や新書、
『虫の宇宙誌』などは何度も開いては読んでいます。
縦横無尽でユーモアのある文章、
著者の虫に寄せる愛情が一筋縄でなくて、
私も虫を愛しそうになります。

でも、それはやはり、個性の違い。
本を読み終えれば、
へっぴり腰で虫を見ている自分に気が付きます。

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♪ カボチャの種を・・・

2018-04-25 | 自然

先日蒔いたカボチャの種が、
芽を出しました。


私の記憶では、
「♪お寺のおしょさんがカボチャの種をまきました、
芽が出てふくらんで、
花が咲いて、じゃんけんぽん」
今ではもっと長い遊び唄なのだそうです。
・・・花が咲いて枯れちゃって・・・へ飛んでって・・・」と続くのだそうです。
枯れないでね!

オクラの芽も出揃いました。

つるなしインゲンの芽も、
枝豆の芽も、

これらは2袋100円(百円ショップで購入)。
袋の中に種が少量しか入っていないので、
私にとっては、一回で使いきれるので、とても重宝です。

日本の農業を守ってきた「種子法」が廃止されました。
ほとんど報道がないまま、
大きな反対運動もないまま、国会の多数決で決まってしまいました。
怒りより落胆が大きいです。


私たちは、長い長い歴史の中で、
先人が改良に改良を重ねてきたコメや麦や野菜を
食べています。
一粒の種は万人の資産です。
その国民の歴史的資産を守る責任を放棄してしまいました。


既に野菜などの多くは多国籍企業の種子によるものが増えています。
多国籍企業は、その種子に僅かに手を加え、特許をかけ、所有権を主張する。
すると、自由に種子を採ることも、使うこともできなくなります。


大切なコメや麦や野菜なども次々と画一化されていくでしょう。
収量が多い、見栄えがきれい、成長が早い、などなどの新品種の競争にさらされ、
多国籍企業の種を買わざるを得ないことになるのは全く明らかなことです。
農業の地域性が奪われ、
家庭の食卓の多様性も失われるでしょう。
気候変動などにより、野菜やコメに病気や虫害などが発生すれば、
一気に伝染して、全滅へと向かうでしょう。
それを防ぐために、
遺伝子組み換えや薬物添加の種も増えていくでしょう。


全ては、多国籍企業の金儲けのためです。
世界の、日本の、政治や経済の根幹に絡んでいる問題です。
今まで守ってきた日本の種を
安倍自民党政権は投げ捨ててしまいました。



ネギの芽は、細い葉が、二つに折れて出現、知らなかった!
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いちごぎっしりゼリー・ムース

2018-04-22 | グルメ
2歳未満の幼児でも食べられるケーキを作りたいと思って作りました。
ゼリー部は控えめの砂糖とレモンのしぼり汁、そしてゼライスの粉、
ムース部はミルクと少しだけ泡立てた生クリームと控えめ砂糖、とゼライスの粉、
リキュールなども使わず極力シンプルにつくりました。
型はガラスのボール、
ムース部のいちごはフォークで潰しました。
うっかり先にムース部を用意したので、
ゼリー部が固まらないうちにムース部が固まり始め、
ちょっと焦りました。
なのでゼリーとムースの境目は凸凹になりました。
でもとってもさわやかでおいしい。

写真は、
みんなが食べ終わってから、
そうだ、写真とっとこ、と撮影したもの、
最後の一かけら、
誰の口に入るのかな?

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♪ 私は生きている ♫

2018-04-22 | Weblog
勇気が湧きます。
ニーナ・シモンの『 I Ain’t Got No / I’ve Got Life』を聞いたことがない方は、
字幕の日本語訳の歌詞を読みながら、ぜひとも最後まで視聴してみてください。
ニーナ・シモン「 I Ain’t Got No / I’ve Got Life」
15年前の4月21日に70歳でなくなりました。
素晴らしいピアノを弾く、素晴らしい歌手でした。
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「夏は来ぬ」 卯の花・・・

2018-04-21 | 自然
「卯の花の匂う垣根に、ホトトギス早も来鳴きて…」という歌があります。
卯の花とは、空木(ウツギ)のことらしいです。
でも、ウツギは普通匂わない!
「匂う」というのが、もし「たくさん咲いている様子」という風に理解しても、
ホトトギスというのもなんか変。
ホトトギスは、30センチ近くもある大きめの鳥で
高い木の上で鳴くイメージですが、
垣根に止まって鳴くでしょうか。
ホトトギスの「忍び音」?

「夏は来ぬ」の歌詞を5番まで読んでみました。
すると、初夏を感じさせる、鳥や花などが次々出てきます。
『卯の花・さみだれ・早乙女・玉苗・橘・蛍楝(おうち、センダン)
水鶏(クイナ)・蛍・早苗』

写生ではなく、季節の風物を、ずらずらッと並べた歌だということが分かり、
長年の疑問が氷解しました。


庭のヒメウツギ
もしここにホトトギスがやってきて、
高らかに「特許許可局」「テッペンカケタカ」って鳴いたらすごい!
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すてがたい

2018-04-20 | 自然
川の土手や道端で小さな雑草の花を見つけたら摘みたくなります。
うんと小さな頃のからの癖で、
目につく小さな花を追いかけて、握れなくなるまで摘むのは幸せな時間でした。
ニワゼキショウやカワラナデシコを、なんてかわいい花だろうと思ったのを覚えています。
もちろんその花がニワゼキショウなどという名だなんて全然知りませんでした。
大人になってから図鑑で見つけて、ああそうだったのか、と。

でもたまには花屋さんで目についた花も買ってきたりして、
家の中のあちこちに、花を飾って楽しんでいます。
その草花が、萎れたり枯れていく時に、
思いもかけない色や形が出現します。

チューリップも、
こんな感じになりました。
もう明日には全部散ってしまうでしょう。



庭の涸れ井戸のそばの、ヒメウツギも咲き始めました。
この花は、桜と違って、蕾がぼちぼち咲いていく様子がかわいい。
ちょっとだけ花が開いている時が一番いいな、
なんて勝手なことを思いながら、
グラスに挿して楽しんでいます。


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よもぎあんぱん

2018-04-18 | グルメ
よもぎペースト出来ました。
パンで4回分あるかな?


「あんこ」を入れて「よもぎあんぱん」初挑戦。
餡はレンジで少し水分を飛ばして堅めにしました。
ちょうど桜の花の塩漬けがあったので、
最終発酵の後、中央部にへこみを入れてのっけてみました。

200℃、18~20分くらいで焼きあがりました。

中は

試食!

ヨモギパンと、餡と、桜の花の塩漬けの取り合わせ、最高!
とてもおいしい!
このレシピ、忘れないようにしなくちゃ。
(子どもの時はヨモギの味や香りは、薬臭く感じて嫌いだったのに、
今は大好きになりました。)
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フタバアオイ(双葉葵)

2018-04-17 | 自然
娘が幼稚園の時、友達に葵ちゃんが3人もいました。
3人の葵ちゃん、みんな元気にしてるかな。

今年もフタバアオイの花が咲きました。



今日じっくりと見たら、かなり面白い。
名前の通り
地面に横たわるごつい太い茎から、二枚の葉が立ち上がって、
花は一つだけ。

花もユニークだけど、
きれいな葉脈のハート形のつややかな葉が印象的です。
その葉脈に沿って細かな毛が生えています。
葉の周囲にも、本当に細かな毛ですが。

葵祭の行列では、この双葉葵か、桂の小枝に双葉葵を絡ませたものを、
髪や、被り物や、着物に付けます。
朝はしゃんとしていた葉も、午後には萎れて、
何とかぶら下がっている、という感じになります。

下は十薬(どくだみ)の葉、形が似ていますが、

写真くらいの大きさになると違いがはっきりします。
うんと小さい時はそっくりです。
どちらも日陰でよく育ちます。
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タケノコ尽くし

2018-04-16 | グルメ
タケノコの、少しばかり竹過ぎているのを、
中華スープで煮詰めてメンマもどきを作ってみました。
本物のメンマは、干したり発酵させたり、手間暇かけて作られているそうです。
なので、味はメンマに似ているとは、とてもいえませんが、
それなりに美味しいものができました。
メンマ風に切ったタケノコをゴマ油でいためて、
ウェイパァーのスープを入れ、
砂糖、醤油、鷹の爪を入れて、
隠し味程度に酢や味噌も入れて煮詰めました。
ラーメンにもいいけれど、
御飯が進みそうな、歯触りの嬉しい1品になりました。


ついでに、タケノコで和風の佃煮風煮物も一品。
あごだしで煮詰めました。

鍋の中に汁けがなくなったところでかつを節をまぶして、
出来上がり。(土佐煮)

タケノコの豚巻き天ぷら、
下味をつけるのを忘れたので、
お醤油を垂らして食べました。


たけのこご飯は、間違いなく我が家の人気者です。

4日間で、大小4本のタケノコの、
大部分はお腹の中にはいりました。
残りは調理して冷蔵庫に。
これで安心。
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