マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

梅の花の季節

2021-02-28 | 自然
最初は梅の花、そして辛夷や木蓮やそして桜、桃・・・嬉しい季節の始まりです。
村の家々に大抵1本は梅の木があるということが、この季節になると分かるのです。
梅干を作るために植えたんだろうな。
見て楽しむための、しだれ梅や紅梅もちらほら見かけます。

近くに誰も住んでいない空き家があります。その家の前の、2本の梅も満開です。
下草が伸び放題、木に近づくことができません。
今日は曇っているけれど、白い色が美しい、雪が積もっているみたい、


氏神様の在る山への登り口。
花が咲く枝が、ほんの数本残してあったようです。


こちらはホトケノザ、
畑の脇でもうこんなに咲き始めました。


抜いても抜いても増えるホトケノザとタネツケバナ、カラスノエンドウそしてスギナと格闘しなければならない季節がもうすぐやってくる・・・!



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤダケ(篠竹)の利用

2021-02-25 | 自然
切った篠竹をそのまま積み上げておくとすぐに傷み始めて、やがて腐ってしまうので、
干しておかなければなりません。

絡んでいた蔓を使って一か所だけしっかり結んで、ねじりながら立てると、
なんか良い感じ!



手間もかからないし、立てかけるための壁や塀もいらない。
紐1本で出来る、合理的な方法です。



上の方は、葉を取って、スイトピーの支えにしました。
今年も赤いスイトピーが沢山咲くかな!



そして、コンポストの生ごみを狙ってやってくる何もの?かを防ぐために、
コンポストの周りにヤダケを深く差し込んでみました。
(綺麗な丸い穴をあけて、ここから侵入しているようだ。)
効果は!あるようです!







コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

越冬するバッタ

2021-02-24 | 自然
足元でガサッと音がしました、見るとバッタがいました。
5~6センチもある大きなバッタです。
2月にバッタ?と思って調べてみたところ「ツチイナゴ」のようです。
バッタは種類も多くて、似ていますが、このバッタは目の上下を横切る黒い線が特徴、ということで間違いなさそうです。
ツチイナゴは成虫で越冬するバッタで、なるべく日の当たる暖かいところに身を寄せて、時々餌も探して食べながら冬を過ごすそうです。
普通のバッタは卵で越冬するのに、なぜかこのバッタはサイクルが半年ずれているのだそうです。
競争するのが苦手、少々ひもじい方がまし、と思ったのかどうかわかりませんが・・・



昨日はとても暖かくて、蝶々もヒラヒラたくさん飛んでいました。
草むらの中で赤い色をキラりとさせて、忙しそうに動いているのはテントウムシ!

春が待ち遠しいのは、人だけではないんだな・・・




コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伊勢本街道・相可(おうか)

2021-02-21 | Weblog
「伊勢本街道」は、大和(奈良)と伊勢を結ぶ、
紀伊半島の真ん中を横ぎる東西の道です。
古くから多くの人が行き交った道です。

ここは、多気郡「相可(おうか)」
伊勢本街道と熊野街道との交差点で、また櫛田川(くしだがわ)の港だったそうです。
櫛田川は奈良県と三重県との県境に発し伊勢湾に流れ込んでいる川です。

上流の丹生(にう)は日本最古の辰砂(水銀)の産地でした。
水銀によって莫大な富を蓄える豪商が生まれ、
相可の対岸(中万・ちゅうま、射和・いざわ)には水銀(白粉・おしろい・ファンデーション)長者の屋敷が今も一部残っています。
水銀(辰砂)は縄文時代から赤色塗料として、奈良時代には大仏の金メッキ(金を水銀に溶かして塗金後、水銀を蒸発させた)のために、
室町時代には白粉・おしろいの材料として利用されてきました。
江戸時代に入ると、白粉は輸入が増え、また、鉛を使った白粉が普及し、水銀は主に薬用に利用されたそうです。

相可には宿や商家が立ち並び、水運業でも栄え、大変賑わっていたそうです。
伊勢参りの人たちだけではなく、多くの労働者や商人が行きかっていたのです。
耳をすませば、昔のざわめきが聞こえてくるような気がします。

ここは観光化からまぬがれて幸いです。
(観光化されてしまうと、そのような残照はすっかりかき消されてしまいます。)
途切れることなく、そこで普通に暮らしが営まれ続け、
学校があり、菓子屋があり住宅があります。
荒れはてた廃屋や、家の前の樹木だけがすごい勢いで育っている人の気配のない家もありましたが・・・





それにしても倉が多い。
今は、何が入っているのでしょう?

廃屋になった医院がありました。
屋根の瓦の飾りがとても珍しい!

これも珍しい!かわいい!

街道から少し離れた台地(山を削った?)に、
現在のこの町の役場や公民館や図書館などのゾーンがあり、大きなスーパーがあり、
バイパスなど、大きな道路も整備され、住宅団地が広がっています。
工業団地に企業が誘致されて、巨大な工場や配送センターなどが幾つもあります。
地域がくっきりと分かれています。

夕暮れだったし、寒すぎて!
文字通り走って通り過ぎました。
もう少し暖かくなったら、ゆっくり見て歩きたいです。
名物「まつかさ餅」の店ももう閉まっていて食べられなかったし・・・






コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤダケ? メダケ?

2021-02-18 | 自然
メダケもヤダケも「シノタケ(篠竹)」と呼ぶそうです。
そしてメダケもヤダケも分類上は「竹」ではなく「笹」!
成長しても皮が剥がれ落ちないのは「笹」ということだそうです。
その篠竹を頑張って50~60本くらい切りました。
かなり切ったつもりですが、全然減った感じがしません。

篠竹は細くて(直径1.5~2センチくらい)中空なのですぐ切れる、とはいえ、
高さは3~6メートルくらいあります。
上の方で蔓が絡んでいたりして結構大変。
腕が痛くなって、肩が凝りました。
これから植え付ける豆や、夏野菜の支えにするつもりです。



この笹は「メダケ」だと思っていましたが、
今日よくよく見たら、節から出ている枝が1本づつで、節も滑らかなので、「ヤダケ」かもしれません。
並べて比べればわかるのかもしれませんが・・・



ヤダケはその名の通り、「矢」に使ったそうです。
笹(竹)のない西洋の矢の素材は何だったのでしょうか?
アシ(葦)かな?
ヤダケは無尽蔵にありますが、
真っすぐに飛ぶ、威力のある矢を作るのは、かなり高度な職人技が必要だったようです。

鋸の歯を新調しました!
今日も引き続き、ヤダケを切るぞ!





コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イチジクの木

2021-02-16 | 自然
裏にイチジクの木があります。
けれど、引っ越してきた時すでに随分傷んでいる様子で、
太い根元はほとんど腐ってボロボロになっていたので、
もうこの木はダメだなあと思っていましたが、
根元から新しい枝がにょきにょき生えてきたので、
時々周りの草を刈ったりして様子を見ていました。
去年少し実が付きましたが食べられるような実にはなりませんでした。
先日また下草を刈って、適当に剪定をしましたが、
カミキリムシの仕業らしい傷がたくさんあって、
枝を切ってみるとぽっかり穴が開いています。

根元の方は特にひどくて、やはり再生はもう無理かもしれません。


梅の花がちらほら咲き始めました。



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『13坪の本屋の奇跡』

2021-02-13 | book
町の中にあった小さな本屋さんが次々と消えて行ったのはもうだいぶ前のことになりました。
出版物の流通にも問題がある、ということは聞いていましたが、
アマゾン(通販や電子書籍)のせいだろう、と漠然と思っていました。
まさかこんなにひどい「小さな本屋さん虐め」があるとは知りませんでした。



大手出版業界と取次業界(日販、東販)との「癒着」が、
町の本屋さんを、閉店へとじわじわ追い詰めていったことを、初めて知りました。

書店は本を委託販売する所です。
本の注文からはじまり、1冊の本を売って、その中から僅かな利益を手にするまで、雑多な手間と時間がかかります。
そして、「小さな本屋さん」と「大きな本屋さん」には明らかな差別があります。
小さな書店が、今売れる本をいくら取次店に注文しても送ってもらえない。
その上、注文もしていない古い本や、とんでもない「ヘイト本」が山のように送られてきて、
代金はすぐに払わなくてはならない。(見計い配本)
本を送り返しても、小さな本屋さんへの返金は後になるので(小さな本屋さんにとって、死活問題です。)
売りたくなくても、しょうがなく店頭に積み上げることになる。
本屋さんの店頭に、嫌韓本などが積み上げてある理由はそうだったのか、と驚きました。
日本のどこの場所においてもヘイト(差別言動)が蔓延していった根元に、こんなことがあったとは!
本屋さんが、社会を壊したり、良くしたりする一面もあるのだなと思いました。

この本は大阪の谷町にある「小さな本屋さん」の、
頑張る日々の活動と闘いを、ジャーナリストの木村元彦が取材して書いています。



「隆祥館」の創業当時から、今に至るこの本屋さんの活動を、様々なエピソードを交えて語っています。
現在は、定期的に作家を招いてイベント(ミニ講演会など)も開催しています。
(講演会の内容が収録されています。)



今や本屋さんは電子書籍の普及を待たずに淘汰されようとしています。
取次店を通さずに本を置くというのは「小さな本屋さん」にはとてもハードルが高く、
さらに、取次店を通さなければ雑誌が置けなくなるそうです。

本屋さんは取次店次第、
首根っこを抑えられている、
本屋さんが無くなってしまった理由がよく分かりました。

フランスやドイツには個人書店を守る法律があるそうです。
(詳細は書かれていません。)

『13坪の本屋の奇跡』「闘い、そしてつながる」隆生館書店の70年
  2019   からころ
  木村元彦・著 
  降矢なな・カバー絵









コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モンキチョウ

2021-02-11 | 自然

春はまだ先だけど、日が当たっている所だけはぽかぽかしています。
陽だまりの中を蝶が飛んでいました。
この蝶はモンキチョウ。

きれいだな。翅も眼も黄緑色、ヘリは茶色というよりピンク。
モンキチョウの色は、白、黄色、黄緑色、個体差が大きいそうです。
クレーターっぽい白い紋が特徴で、紋が無ければキチョウ、
モンシロチョウ(紋白蝶)は紋が黒っぽい。
モンキチョウ(紋黄蝶)もキチョウ(黄蝶)もモンシロチョウ(紋白蝶)も「シロチョウ科」!ややこしい!

でも、幼虫の食べる草の好みが違うのです!
モンシロチョウの幼虫の食草はアブラナ科、
モンキチョウとキチョウの幼虫の食草はマメ科、


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おもしろい「もみ殻燻炭(くんたん)」つくり

2021-02-09 | Weblog
2か月くらい前、カントリーエレベーターを通りがかった時、
「もみ殻を分けてほしいのだけど、」と尋ねたら「適当に持って行って!帰りに一声かけて」ということでした。
巨大な倉庫の重い戸を開けると文字通り山のような「もみ殻」がありました。
そこで、改めて大きなガラ袋を何枚か用意して
先日行ったら、もう倉庫の隅っこに少し残っているだけでした。
仕方なく箒でかき集めました。
僅かでも残っていてよかった!
私たちが使う分にはとりあえず十分です。
もみ殻はそのまま土に混ぜてもいいのですが、
「もみ殻燻炭」を作りたかったのです。

田んぼでもみ殻のピラミッドから煙突が突き出ていて、
煙が上がっている光景が気になっていました。
もみ殻を燃やしているのではなく、
もみ殻で燻炭を作っているということを初めて知りました。
燻炭は土壌改良に最高だそうです。

我が家の畑の半分は、山の赤土が混ざっていて、水はけが悪く、すぐにべタッと固まってしまいます。
もみ殻燻炭を入れて何とかふんわりとした土にしたいと思っています。

夫がネットで「燻炭機」を研究、ありあわせの一斗缶と波板トタンで作り、
(ホームセンターに行けば燻炭器も売っていますが)
いよいよ初使用、
(穴を開けた一斗缶の中に火種(薪)が入っています。周りにもみ殻を積み上げます。)

もくもくと勢いよく煙が上がりはじめました。

夜までに燻炭になってくれるでしょうか?

もみ殻に火が点いて燃えてしまわないように、番をしなくてはなりません。



燻炭器を取り去ると

「炭」は本当に真っ黒!
くすぶらせ続けて、もみ殻が炭になったら、今度はそれ以上燃えて
灰になってしまわないように丁寧に水を掛けます。
辺りもすっかり暗くなりました。

良い感じです。さらさらしています。

時間はかかりますが、かなりおもしろい作業です。
どうやらうまくいったようです。
私は見てるだけ・・・!





コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホット・レモネード

2021-02-07 | グルメ
たっぷり(レモン半個分)絞って、
カップに入れて、
グラグラ湧いた湯を注いで、

蜂蜜もたっぷり入れて、よーく混ぜて、
ふ~ふ~しながら飲む!

コロナに効きそうなほど(そうだったらいいのにな・・・)体に染み渡ります。


レモンの主な産地は何となく地中海沿岸だろうと思っていましたが、
ウィキペディアを見たら、
インド、メキシコ、中華人民共和国、アルゼンチン、ブラジルが5位までを占め、次がスペイン。
日本では広島で一番多く生産しているそうです。
ところで、レモン、オレンジ、バナナなどの市場での単位は「カートン」が使われていて、
1カートンは140個だそうです。
中くらいのレモンの木1本でそれくらい穫れるでしょうか。

「レモン」を「檸檬」と書けば梶井基次郎の小説!



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする