マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

近所の桜、2

2021-03-30 | 自然
今日は眠たくなるような花曇りの空。

同じ村だけど、めったに行かない村の西の方へ行ってみました。

山の斜面がよく手入れされています。

木蓮や果樹や何種類もの桜の木が植わっていました。

ヤマザクラ(奥の木)はソメイヨシノに比べると花がまばらですが、
その姿はとても堂々として美しい。
赤い葉の色もいい!
散り始めた花びらが音もなく、きらめきながら舞っています。

写真が全然うまく取れなくて残念。
もう少し奥の方にも桜の木がたくさんあって撮ってはみたのですが、
空と桜の見分けがつかない・・・
うっとりするくらい美しかったのですが・・・
夕方もう一度挑戦してみたい。



台風で倒れた桜の木からも花が!





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近所の桜

2021-03-28 | 自然
風景の中に、ぽっとピンク色が見えてくると何となくウキウキします。

私の住む村でも、
桜の木があそこにもここにも、驚くほどたくさん、
皆、桜が好きなんだな。
かく言う私も桜が好き。
こちらに来て2本の小さな桜の苗木を植えましたが、
残念ながら今年は一輪も花が付きませんでした。
きっと今は土の下で、一生懸命根を伸ばしているのだろうと思います。

日本中の川の土手に、公園に、学校にも、桜が植えられていて、
今、この時間、誰かが眺めていることでしょう。
かつては農事の指標となっていた桜の木が各地にあった聞きます。

京都の家に、大きなヤマザクラの木がありました。
あっという間に花は咲き終わり、吹雪のように散った花びらが
思いがけないところにまで飛んでいきました。
柔らかい葉を、今度は毛虫たちが一斉に食べます。その毛虫が葉を食べている音が絶え間なく聞こえていました。
そして桜の木の下は!

今日、日曜日はプラスティックごみの収集日、
自転車で、ゴミステーションに行った帰りに近くの桜を見て回りました。
生憎のどんより曇り空、ですが、
ゲートボール場、8分咲き


その隣の小さな公園の桜はまだ5分咲き、


近くの家の、大きな桜の木。手前の木は未だ蕾が多いようです。
右の道沿いにも大きな山桜の木が2本あります。


いつも通る道。少し遠くから眺めると、まだ3分~5分咲きくらいかな。


田んぼの横に張り出した桜の木、
白っぽい花やピンクの濃いのや何種類かあるようです。
とても美しい!


明日はいいお天気になるといいな。
もう少し広い範囲まで見て回りたい!


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草刈り機の出番

2021-03-27 | Weblog
去年手に入れた充電式の草刈り機の出番がやってきました。
スギナや、ひざ丈位に伸びたカラスノエンドウを、ブィンブィンと刈り取りました。
伸び始めたスイバ(すかんぽ)も・・・
約1時間半で、充電池が空になるので、
私にはちょうどいい、
休憩して、お昼ご飯を食べると、
その間に、再び充電完了、
また、1時間くらいやって、今日は終わりです。

先週見た時は気が付かなかったのですが、
フキノトウが!
花が咲いて初めて気が付きました。
蕗はたくさん生えてるのに、なぜフキノトウは出ないんだろうと思っていました。
来年はもう少したくさん出てくれるといいな。







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「天台烏薬」と「徐福伝説」

2021-03-24 | 自然
数年前に知人から小さな「テンダイウヤク」の苗をいただきました。
一回り大きくなり、今小さな花をつけています。
米粒くらいの小さな花です。
葉の3行脈が特徴です。



秦の始皇帝の命で不老長寿の薬を探して、
日本列島にたどりついた「徐福」がついに見つけたのがこの「テンダイウヤク」だった、
という伝説があります。
日本はまだ弥生時代、
テンダイウヤクは江戸時代に漢方薬として中国から導入されたことが分かっています。
けれど、日本の各地に、徐福に関する物語が伝えられています。
特に和歌山県と佐賀県の伝承は古いそうです。
和歌山県の新宮には徐福公園があり、テンダイウヤク入りのソフトクリームがあると聞きました。

一方徐福については、
不老不死の薬を探しに行くと言うのは口実で、
3000人の若い人たちと工人を連れて、
大量の食料と五穀の種と財宝を載せた船を仕立てて、
どこかに行って帰ってこなかった、と史記にかかれているそうです。

もし徐福が3000人もの若者を連れて、米を携えて日本列島に上陸していたなら、
そしてユートピアを夢みていたとしたら・・・
想像するのは楽しいことです。
それにしても紀元前のこと!驚きます。











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驚いた!「ツチハンミョウ」と「2冊の本」

2021-03-22 | 自然
夫が「こんな虫がいたよ、見たことがない・・・」と言ってパックに入れて持ちかえってきた小さな奇妙な虫、
黒と緑と紺が混ざったような色で金属光沢があります。



検索してみたところ、「オオツチハンミョウ」か「ヒメツチハンミョウ」と思われます。
更に検索すると、
この虫の驚くべき生態が書かれていて、
何冊か本も出ていることが分かったので、図書館に予約しました。

林の中の道の前を跳ねるように行く、きれいな「ハンミョウ」とは全く違う種で、
強い毒を持ち、忍者が生物兵器として使用した虫だそうです。
(関節から分泌する黄色い滲みが猛毒のカンタリジン、素手で触れると火傷したような水ぶくれができるそうです)
夫は素手で抓んでパックに入れたり、少し押さえて「柔らかい」などと言っていましたが、
無事でよかった・・・
触れると手足を縮め、コロンと転がって、
死んだふりをします。成虫は草食です。


そして、借りてきた本の1冊目は
『つちはんみょう』
舘野鴻(たてのひろし)作

2016。偕成社

本を読んでわかったことは、この1匹は奇跡の一匹(ちょっとオーバー?!)だ、ということです。
1匹のツチハンミョウは4000個の卵を産むそうです。
卵からかえった小さな幼虫は草によじ登り、偶然訪れたハナムグリの背につかまって花にたどり着き、
そこでヒメハナバチの訪れを待ち、偶然やってきたヒメハナバチに掴まって、
ヒメハナバチの巣にたどり着いたものだけが、そこでヒメハナバチの幼虫を食べて成虫になることが出来ます。
4000個の卵の内、成虫になれるのは、ほぼ1匹だけなのだそうです。
捕まえたツチハンミョウはそんな信じられない旅をしてきた1匹だったのです。
ただ一生懸命生きている、それだけの、小さな虫・・・
けれど、何百万年?も命をつないで生き延びてきている・・・
凄いなー、と茫然とします。
「全ての命は奇跡!」ということを、ちっぽけな虫たちは教えてくれているのかもしれません。

緻密な絵の筆先にこの虫への並々ならぬ愛情を感じます。
8年にわたる観察を基に書き上げた、凄い絵本です。



(矢印の先にツチハンミョウの幼虫、矢印を書いたのは私)

そしてこちらは動的平衡の福岡ハカセのエッセイ集。

ツチハンミョウやチョウやいろいろな虫の話、フェルメールの話、人体の話、実験の話、
アメリカの社会、日本の社会、本の話・・・2~3ページづつ、様々な分野の楽しい話が詰まっています。
寝る前に最適です。
この本の表紙絵は、前述の絵本の著者の「舘野鴻」が描いています。
『ツチハンミョウのギャンブル』
福岡伸一 著

2018 文芸春秋

「ファーブル昆虫記・奥本大三郎 訳」にもツチハンミョウのことが書かれているようです。
次の機会に借りてこようと思います。

















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よもぎ(蓬)餅

2021-03-21 | グルメ
日の当たる場所のヨモギが、スクスク伸びてきたので、ボールに一杯摘みました。

湯がいて水にさらし、絞って、擂鉢ですりました。

とりあえず冷蔵庫へ、

餅米を洗って一晩水に漬けて、
ザルにあけ、水気をきったら、
餅つき機に投入、蒸し上がった時点で冷蔵庫から出したヨモギを入れ、
だんだん餅になるのを眺め、
餅つき機がピーと鳴ったら、餅粉を撒いたバットに取り出し、
半分はのし餅(ナマコ型)
半分は丸餅、餡入りのもつくって、できあがり!

書くと大変そうだけど、手順を覚えればそれほど面倒でもなく、
醤油をつけたり、海苔を巻いたり、きな粉をまぶしたりして、
なくなるまで、しばらくの間、私のお昼ご飯です。

薄く切って干してかき餅も、
(もう少し薄く切るべきでした)

火鉢で、網の上に載せゆっくり焼いて食べたら美味しいだろうな・・・

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タンポポがいっぱい!

2021-03-19 | 自然
真冬にも、たまに咲いているタンポポがありました。
西洋タンポポでした。
そして今、家の周りに、
たくさん咲いているタンポポの4分の1くらいが、在来のタンポポのようです。
クローンでも増える事ができる西洋タンポポに、
受粉が必要な在来のタンポポは、駆逐されてしまうのではないかと思われましたが、
最近はそうでもないことがわかったようです。
面白いことです。



上の2枚の写真は在来タンポポ(カンサイタンポポ?トウカイタンポポ?)花びらの数が西洋タンポポに比べて少ない。

下の3枚は西洋タンポポ。

総苞が反り返っています。花びらの数も多い。

小さな虫が花の中にもぐりこんでいます。

春の3点セット!(タンポポ、蝶々、てんとうむし)

花びらを一つ引き抜いてみると、

(一つづつにちゃんと雄蕊と雌蕊!)

スミレの砂糖漬けを、ほんの少し作ってみました。
味は?砂糖の味しか感じませんが、
白いケーキの上に飾ったりしたら素敵だなと思います。

(花をよく洗って、水気をとって、ブランデーに浸して、グラニュー糖をまぶして乾かせば出来上がり。)


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スミレ

2021-03-17 | 自然
落ち葉の間から小さなスミレの花がのぞいています。

とてもきれいな紫色。すごくいい香り!
「スミレ」を「バイオレット」と色の名で呼ぶ英語に対して、
(語源を辿ればいろいろあるのかもしれません・・・が)
墨入れ(墨つぼ)から連想して「すみれ」と命名した牧野富太郎はユニークです。
(諸説があるそうです・・・)

たぶんヒメスミレ、

(「墨入れ」の写真はネットから)

こちらは、少し大きくて、葉が丸いスミレ。
たぶんタチツボスミレ、


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金柑

2021-03-15 | グルメ
今年はキンカンがとても甘い、
そして大きい、おまけに種が少ない!
どういうわけでしょう?
嬉しいことです。
金柑の木に近づいたら、、
鋭い鳴き声をあげながら矢のようにヒヨドリが飛び出していきました。
鳥たちは、食べ頃をちゃんと知っています。

生のままでは日持ちがしないので甘露煮にしました。
6カ所くらい縦に浅い切れ目を入れて食べやすくしました。
ぴかぴか光って、まるで宝石のようです。

小さめの瓶に6本詰めてまだ少し余りました。
食後のデザートに食べたり、
ちょっと甘いものが欲しいときにつまんだり、
熱い濃いめの紅茶に入れてもとても美味しい。





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波板トタンのパッチワーク

2021-03-13 | Weblog
ホームセンターの駐車場の後ろの大きな建物。
波板トタンやスレートがはぎ合わせて張り付けてあります。
倉庫でしょうか、工場かもしれません。
現在使われているのかどうかは分かりませんでした。







今朝方は春の嵐が吹き荒れました。
ごろごろと雷が鳴り続けていました。
それが、ある瞬間にパタッと静かになって、
雨も風も止みました。
そして、カラスがカァと鳴くのが聞こえました。




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