マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

ミニトマトの色

2011-11-30 | Weblog
夏のはじめ頃にミニトマトの苗を5本それぞれ1本づつ大きめの植木鉢に植えました。
黄色のや、甘みの強いのや、大きめのや、うんと小さなトマト、たった5本のトマトですが、
ずいぶん楽しみました。
蔓が絡み合って途中で訳が分からなくなったのでそのままにしておきました。
寒くなっても、あっちこっちに可愛いトマトがなっています。
ただ、今は真っ赤にならずに落ちてしまうことが多く、
タイミング良く採ることが出来たものを
自然の色合いの美しさに感嘆しながら
大切に味わっています。
絵かきなら、
このトマトをモチーフにキャンバスにドラマを描くことが出来るんだろうな。



コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

多数が望むことは

2011-11-28 | Weblog
戦争は一部の軍部が引き起こしたことで、
当時の政治家や権力者に対して、庶民は抵抗することが出来なかった、とよく言われます。
でもそうではないことが、原子力発電の無謀な推進のことを考えても、
今回の福島の事故以降のマスコミや様々な政治の動きを見ても、
TPPをめぐる動きを見ても、
昨日の大阪の選挙の結果を見ても良く判ります。
多数がそれを望んだのだと…

少数の弱い者がどうなろうと知ったことではない。
自分は強い者の方に入って、少しでも利益を得たい、
そのような心理こそが勝利したのだと思います。
マスコミは言葉では東北の人々に寄り添って、とか言っていますが
まったくの嘘っぱち。
出来っこない除染の報道など、偽善でしかありえません。
その嘘っぱちな世界こそを多数の人が選んだ、ということを認めざるを得ません。

平和で穏やかな、弱い者が大切にされる社会を望む人は残念ですが少数のようです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2011-11-25 | Weblog

風の中に霧雨が混じる冷たい日です。
でも時折日が射して、御陰橋を渡る時に虹を見ることが出来ました。
大きく伸びて消えるまでほんの数分間でしたが
橋の上で数人の人と一緒に足を止めてじっと見ていました。
山の虹の当った部分が明るくなっているのがわかります。
虹を見るのは嬉しいものです。
光と影のコントラストが美しい季節です。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏みかん

2011-11-22 | Weblog

京都の民家の庭にはナツミカンの木がよく植えられています。
マンションの僅かなスペースや、線路わきにも、毎日自転車で通う道なりにも何本もあります。
なぜこんなにナツミカンの木が多いのか理由はよくわかりませんが、
たぶん木の様子も花の香りもすっぱい夏ミカンも好きだったんだろうなと思います。
濃い緑の実が少し黄色くなってきました。

我家にもかつて大きなナツミカンの木があって毎年食べきれないほどたくさん実をつけていました。
寒くなって鍋料理を始める頃、
まだ緑色のナツミカンのすっぱい果汁が活躍します。
そして段々黄色くなって甘くなって今度はマーマレードに。
採りきれなかった実はどんどん巨大になって、
大風が吹いて落ちる時にはドスンと地響きがするほどでした。
おかげで瓦がわれたり、樋が壊れたり、トタン屋根が破れたりしました。

写真は通りがかりに見つけたナツミカンの木。
家と塀の隙間の人一人入れるかどうかの狭い所に2本生えているのですが見事な実をいっぱいつけています。
たーくさんマーマレードが作れそうです。いいな~。
つやつやとした実が日を照り返して遠くからでもよく見えます。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

びっくり! ちょっと怖い、

2011-11-18 | Weblog

ハマユウの葉を切って整理しようと近付いたら、
ぎょぎょ!
何かの幼虫らしきものが大発生していました。
そして、なんと!葉の内側から次々出て来るところでした。
上のは葉から出ています。真ん中のは半分出ています。
他のはまだ葉の内側にいて薄い膜なので、透けて見えています。
葉の中で育つ幼虫みたいです。
まだ終令幼虫ではないらしいのです。
写真に撮るのもちょっと怖い、見るのもちょっと怖い、
で、調べてみたら、
主にハマユウを食草としている「ハマオモトヨトウ」という名の蛾の幼虫でした。
いろんなのがいるものだなあと改めて思うばかり…

ケムシ、のように毛がなくて、アオムシのように青くない、
イモムシでもない、そんな幼虫をヨトウムシと呼ぶのかなと思ったら、
夜盗蛾の幼虫をヨトウムシと呼ぶのでした。
畑の野菜などの食害は大変なものらしいです。
さぞかし大変だろうなと実感しました。
幼虫も夜に活躍するのかなー?
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本酒にぴったり

2011-11-16 | グルメ

紫蘇巻きを作ってみました。
赤味噌、砂糖、小麦粉、みじん切りの胡桃を鍋に入れて、お酒を振りかけ火にかけてしっかり堅く練って、
炒り胡麻と七味唐辛子をたっぷり振りかけて更に練っておきます。
青紫蘇の葉でくるんで、楊枝で刺してから、サラダオイルでさっと揚げると出来上がり。
甘辛い胡桃味噌と、紫蘇が馴染んで、ぴりっと辛くて、
日本酒におつな一品です。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロシア映画「ストーカー」1979年制作、監督・タルコフスキー

2011-11-13 | 映画
図書館で予約して映画「ストーカー」を借りてきました。

DVD2枚組、155分の長編ですが、長過ぎると感じることはありませんでした。
殆どモノトーンで、時々印象的なカラー画面になります。
音や音楽が効果的に使われていて静けさが際立ち、忘れられないシーンを作っています。
「ソラリス」同様、人の心の奥深く下りていくタルコフスキーの映画手法が独特です。

「ストーカー」というのは「ゾーン」の「部屋」まで希望者を連れていく「案内人」のことです。
在る場所に何かが起こり、隕石が落ちたのではないかと推測されました。
住民はいなくなって、調査に入った軍隊も戻ってくることはなく、誰にもなにもわからないのです…
そこは「ゾーン」と呼ばれ立ち入り禁止区域となります。
やがて噂がたちます。「ゾーン」の奥にある「「部屋」に入ると「希望」がかなえられると。
ストーカー(主人公)は作家と科学者の二人を連れてゲートを突破してゾーンに向かいます。


(ここからは、これから見ようと思っている人はご注意。)

案内人は包帯に包んだナットを放り投げては安全を確かめて僅かずつ進んでいきます。
道を間違えば直ちに死の危険があり、道は刻一刻変わっているというのです。
作家と科学者は芸術や科学を論じ、不安や孤独や絶望を吐露します。
草原や荒れ地、湿地、水の滴るトンネル、汚水の溜まったプール、廃屋、雨、霧…
ついに3人は部屋の入口までたどりつきます。


結局二人は部屋へ入ることを拒否しストーカーは二人を連れて帰ります。
疲れ切ったストーカーを待っているのは、
辛い暮らしを運命として受け入れている妻と奇形の足に生まれついた娘でした。
娘は一人で椅子に座ってテーブルの上のコップを見ています。
凝視されたコップはゆっくり動きテーブルから落ちる…
映画はそこで終ります。


この映画はチェルノブイリ事故の7年前に制作されましたが、
タルコフスキーが原発事故の予感を映画言語で語ったものだったのかもしれません。
タンポポの綿毛のようなものがストーカーの家族の周りに舞い散っているも印象的です。
(ストーカーの家族が暮らす水辺の背景に原発が見えるシーンがあります。)

映像の詩人と言われたタルコフスキーは1986年に54歳で亡くなりました。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フワスとグリッシーニ

2011-11-11 | グルメ


雨ふりだったので、以前から作ってみたかったフワスを作ってみました。
フランスのプロバンス地方のパンだそうです。
手持ちのパン作りの本によれば、薄力粉だけで作るものらしいですが、
すこし強力粉も混ぜて作りました。
ベーコンの細切りをたっぷり混ぜた生地で作ります。
6個のフワスには黒コショウを振って焼いて、
残りの生地はチーズも加えてチリペッパーをふってグリッシーニのように細く切って焼きました。
しっかりした味で、外はカリカリ、美味しいパンが沢山出来ました。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リンゴドクガ

2011-11-09 | Weblog


見つけた時、エノコログサかなと思いました。
少し草色がかったレモン色のふわふわの長い毛が美しい毛虫です。
小枝で触れると、黒い模様を出してツノを立てて、もう少し触れると丸くなりました。
幼虫ハンドブックで調べたところ名前はリンゴドクガらしいです。
毒蛾という名前ですが、チャドクガのように皮膚に炎症を起こさせたりすることは無いそうです。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳥の巣みたいな籠

2011-11-02 | 手づくり
庭に勝手に生えたアケビが自家受粉では実がつきにくいということなので残念ですが切りました。
根はそのままなのでまた伸びて来ると思います。
しなやかで丈夫な蔓を捨てるのはもったいないのでそのまま籠にしました。
本当は水につけてから作るそうですが、緑の葉っぱがついたまま、
ツルの曲がりたい方へ曲げて、時々強引に曲げて、短いツルを継ぎ足し継ぎ足し、
なんとか籠の形にはなりました。
葉は途中で邪魔だったので取ってしまいました。
まるで鳥の巣のような、籠とは言えないような代物ですが、
ミカンを入れたら黄色が映えてきれい。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする