マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

傷ついたジャコウアゲハ

2020-04-30 | 自然
片側の後翅を失ったジャコウアゲハを見つけました。
(捕まえてはいないので、ジャコウの匂いはわかりませんでした)
腹の赤い色がとても目立ちます。
図鑑などによれば、ジャコウアゲハは食草のウマノスズクサから毒を得て蓄えているので、
鳥に襲われない!ということになっていますが、
そのことを知らない鳥に襲われたのでしょうか?
毒を持つジャコウアゲハに擬態した蛾(アゲハモドキ)もいるそうですが・・・

近くにウマノスズクサがあるのかな?
探してみよう。
でもどうやって蝶は、無限にある草の中から、
目当ての食草を見つけ出すのでしょう。


上の写真のと、また違うジャコウアゲハ(下の写真)も見かけました。
この蝶も後翅の尾がちぎれています。
目立つ赤い腹の模様も効果がないのでしょうか?
でも、後翅が欠けてるくらい、なんでもないらしく、
ふわーり、スイー、と飛んでいます。
近くにウマノスズクサがあることに間違いなさそうです。


蝶を間近で見るようになって分かったことは、
翅が擦り切れていたり、ちぎれたりしているのが沢山いるということです。
ボロボロになっているのもいます。
でも、まるで、そんなことは知らないよ、とばかりに、
花から花へ、木から木へと飛び回っています。


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タケノコ三昧

2020-04-28 | グルメ

冷蔵庫の中はタケノコだらけ、
毎日タケノコ、
意外にどんな料理にもできる、ということを発見しました。

鶏肉(平飼い)といろいろな野菜と一緒に焼いて、
ショウガを利かせてた「味噌だれ」で。


肉(豚)巻き、
タケノコの他にもいろいろ巻きました。


バター醤油焼き。


中華風炒め物。


ポトフ。


てんぷら。


ミンチにショウガ汁、ネギのみじん切りなどを混ぜて、
薄めに切ったタケノコに挟んで、
カレー粉を混ぜた小麦粉をまぶして、
しっかり焼きました。

どれもみーんな大変美味しくいただきました。

でもそろそろ飽きてきました。

タケノコの季節ももうすぐ終わります。







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蓬パン

2020-04-26 | グルメ
蓬(よもぎ)が庭のあちこちにいっぱい生えてきました。

やわらかくてふわふわです。
たくさん摘んで、さっと湯がいて、搾って、水に曝し、
また搾って、刻んで、パンの生地に混ぜ込んで焼きました。
ふわふわの「よもぎパン」です。

出来たての夏ミカンのマーマレードをたっぷり載せて。

ごちそうさま!

ヨモギは、秋には、2メートルくらいまで伸びて、
茎は固くなり、まるで木のようになります。
今のうちに、もっと摘んで、
草餅も作りたいな。
草団子もいいな。

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草花を摘む

2020-04-24 | 自然
サツキの強い色に目を奪われますが、
同じ庭に、同時期に、やさしい色合いの花たちもたくさん咲いています。
ゆっくり歩いて、地面に目を近づけると、
昨日まで気が付かなかった小さな花を発見したり、小さな虫たちに出会います。
草花を摘みながら散歩する時のウキウキする気持ちは、
子どもの時と変わらない気がします。



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鮮やかなサツキの花

2020-04-23 | 自然
道に面した生垣のサツキが咲き始めました。
日に日に緑が濃くなる中、
サツキの花の色が目に沁みます。

濃いピンクや朱色の花が、
緑の中でめちゃくちゃ鮮やか。


花の蕊が銀色に光っています。

花の色に合わせて?!葉の色も少しづつ違います。
まるでパレットの上で色合わせをしているみたいです。



庭の中のサツキはまだ蕾も膨らんでいません。
種類が違うみたいです。
サツキもツツジもいろいろあるんだなー。

今頃、山のツツジも美しいことでしょう。

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蛙が!!!

2020-04-22 | 自然
今日は晴れていますが、
まだ畑がぬかるんでいます。

2日間よく降りました。
雨の日に、ひときわ元気な蛙たち。
とくに雨が降る前日に、蛙が玄関のガラス戸に集まってきます。
街灯に集まる、小さな虫が目当てなのでしょう。

ガラス戸越しの蛙たちです。
それぞれのポーズにはきっと理由があるのでしょう。
 

そっと戸を開けて外に出てみれば!


 

 
全部、小さなアマガエル、なんと7匹も!
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カラス

2020-04-21 | 自然

いつだって、どこにだってカラスがいて、
突飛で愉快な鳴声に思わずニヤリとしてしまう。
京都ではハシブトガラスの方がハシボソより多い感じがしたけれど、
ここではハシボソガラスの方が多いようだ。
昼間は一羽ずつばらばらに、好きなところを飛び回り、
あちらこちらの探索に余念がないように見えるが、
夕方、山に帰る前に集結して電線にとまって、
途ぎめなく啼いている時は、迫力がありすぎてちょっと怖い。

写真は、ひょこひょこと、トラクターの後をついて回るカラス。
なんとなく愉快で、たくましさも感じる風景だ。
カラスの眼には、耕した土の中の、
タニシや小魚やカエルなんかが、くっきり見えるんだろうな。

吹きっさらしの高い電柱の上にカラスの巣が見える。

「カラスの巣 残置中」電柱に、こんな表示、はじめて見た。




たっぷり水を張った田では足の長いサギが有利だな。




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『感染症と文明』

2020-04-18 | book
薄い岩波新書だけれど、
読み応えのある内容でした。
先史時代の感染症とはどのようなものであっただろうという話から始まります。
やがて、農耕が開始され、定住、野生動物の家畜化される中で、
感染症はどのように変わっていたのでしょう、
メソポタミア、インダス、中国、ローマなどの古代文明は都市を作り、
ユーラシア大陸に、幾筋もの道を張り巡りました。

人類は次第に自らの病気や健康に大きな影響を与える環境を、
自らの手で改変するようになっていったのです。
文明は、麻疹やペストなどの感染症のゆりかごの役目を果たしただろうと言われています。
さまざまな帝国が勃興してまた滅亡していった背後には
感染症の大流行があっただろうと考えられています。

南米大陸へヨーロッパ人から持ち込まれた天然痘、麻疹、ジフテリア、
さらに、アフリカから連れてこられた奴隷たちをとおしてマラリアが猖獗を極めて、
武器を使うまでもなく、南米の先住民たちは絶望の中、次々倒れ、
人口は10分の一にまで減ったそうです。
アメリカ大陸の広い地域に長く栄えたインカ文明もついに滅亡したのです。

新大陸からヨーロッパへ、
トマトやトウモロコシやジャガイモやトウガラシなどが、もたらされました。
黄金の装飾品や仮面は奪われ、溶かされて金の延べ棒となって、
どんどんヨーロッパへ運ばれて行きました。

ヨーロッパ人はアンデスの先住民が、解熱剤として利用していたキナ(樹木)から、
キニーネを抽出します。
マラリアの特効薬になることを発見したのです。
その薬をマラリアの蔓延するアフリカで使うことはヨーロッパ人にとって、
アフリカ進出の一種の免罪符となり、
アフリカの植民地化が一気に進んでいくことになるのです。
この事実に、言いようのない恐ろしさと虚しさを感じます。

今、COVID19のことを考える時、
まず、世界中の国々が、戦争をやめ、
差別をやめて、兵器の開発ではなく、
ウイルスとの戦いのために全力を傾け、皆協力しあおう、
という方向に少しでも近づくなら、
感染症の歴史に新しい1ページが書き加えられることになると思うのですが。
ニュースを見る限り、日本の政府にもアメリカの政府にも、
全くそんな気はないようです。
日本政府には歴史から学び、未来を見つめる視点が皆無です。

副題の「共生への道」について著者は、
感染症との共生は、決して心地いいとは言えない妥協の産物かもしれないが、
・・・共生なくして未来はない・・・と書いています。

身を挺して様々な感染症と闘う医師や看護師や研究者を心から尊敬します。

『感染症と文明ー共生への道』
山本太郎 著    2011/岩波書店


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水の世界

2020-04-15 | 自然
海でもなく、湖でもありません。

中央に見えるのは、船ではなく、
トラクターです。

やっと雨が上がって、
田や畑に人の姿がちらほら、
それぞれの田の水栓が開けられ、用水路から勢いよく水が流れ込んでいます。
田に水が溜まっていくにしたがって、
辺り一面水の世界に変わっていきます。
光の当たり具合によって、
風の強さによって、
水面の色や表情が変わって本当に美しい。
ずっと見ていたい・・・
風が強く、水面が波立っていました。





(笹笛川、大切な用水路のようです。
トリミングをしましたが、色の加工などはしていません。)









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春の嵐

2020-04-13 | 自然
夕べから今朝にかけて、春の嵐が吹き荒れた。
ごうごうと風の鳴る音、木々のこすれ合う音、
何かがどこかでバタバタ鳴っていて、眠れなかった。
でも不思議なことに、
明るくなってきたと思ったら、時々鶯が鳴いているのが聞こえる。
鶯はどうしても歌いたいようだ。

桜の花も、桃の花もすっかり吹き飛ばされただろうな。

今もまだ横殴りの雨が降っている。
笹が風になびいている。

背の高い竹もゆっくり揺れている。

庭のチューリップはこんなになってしまったけど、頑張っているようだ。

(昨日のチューリップ)

(今朝のチューリップ)

ウイルスは、嵐で宇宙へ飛んで行った、
ということにはならないんだろうな・・・
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