マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

クサギ

2023-07-30 | 自然

こちらへ越してきてから、「初めて見た!」がたくさんあります。

「見ていたのに知らなかった!」というものもあります。

「クサギ(落葉低木)」は、若葉は食用に、

根は薬用、実は染料として、古くから、各地で様々な名で呼ばれて、

親しまれている木だ(ウキペディアによれば)、というのに、全く知りませんでした。

木の花の少ない今の時期に、白い花が目立ちきれいです。

たまたま車を停めた空き地の脇に、クサギが密集して咲いていました。

葉には名前の通り、独特の臭気がありますが、

花は良い香りです。

秋になったら、ガクは深紅に染まり、中心に濃紺の実が付きます。

またここへ来よう、そして出来れば、実を採集したい。

 

 

 

 

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巣を張らないクモ

2023-07-28 | クモ・蜘蛛

ヒマワリの種を取っていたら、小さな、真っ白いクモが!

「アズチグモ」(カニグモの仲間)のようです。

茶色の三角の模様が面白い。

イチジクの葉の上に居たのは大きな「アズマカニグモ」かな?

確かに蟹に似ている。

↓ カラスウリの葉にいたのは、たぶんこれは「イオウイロハシリグモ」?

走り回って餌を探すのかな?

でも、じっとしていた・・・

↓ 以前サツマイモの葉に、大きいのがいて驚いたことがあります。

家の中で見かける、アシダカグモやハエトリグモも巣を張らないけれど、

巣を張らないクモもたくさんいるみたいです。

幼体の時だけ巣を張るのとかもいるようです。

 

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保存したい

2023-07-26 | グルメ

梅干しを少しだけ作りました。

上の写真は、天日干し、第一日目。まだ色が薄い。

3日干すとだいぶ赤くなりました。

キュウリのピクルス、梅シロップ、新ショウガの梅酢漬けも作りました。

並べてひとりで、にんまりしています。

他にもキュウリの9ちゃん漬け、新ショウガの甘酢漬け、なども作りました。

梅酢の中に残った紫蘇は搾って、良く乾かして、すり鉢で擦って「ふりかけ」にしました。

美味しい「ゆかり」が出来ました。

 

今では、スーパーに行けばいつでも何でも売っていますし、

冷蔵庫や冷凍庫もあるし、特に保存食を作る必要はないのですが、

季節ごとに何かと作りたくなります。

 

昔の人は、野菜でも、木の実でも、魚でも、どうやって保存するか、が大問題で、

大量の野菜や魚を、洗ったり、干したり、漬けたり、は重労働だったと思いますが、

腕の見せ所でもあり、

美味しい漬物が出来、美味しい干物や、佃煮が出来た時は嬉しかったと思います。

また、研究のやりがいもあったと思います。家族や地域の伝承もあったことでしょう。

食べるものを蓄えられた満足感は何物にも代えがたいのではないかと思います。

 

そんなことを思いつつ、

私のやることと言えば、「ままごと遊び」のようなものですが、

さて毎日どんどん採れるミディトマトをどうすべきか、考え中です。

 

 

 

 

 

 

 

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夏の虫

2023-07-24 | 自然

朝からクマゼミの大合唱です。

 

服にくっついてきたのでしょうか、家の中でカミキリムシを捕まえました。

調べてみたところ、ヤハズカミキリのようです。触角が長い!

幼虫、成虫共に、枯れた木の葉や枯れ枝の中で暮らしていて、

生木を齧って木を枯らすタイプではないようです。

一応安心して、ヤハズカミキリは裏山に放しました。

各地の果樹園などで、カミキリムシの被害が大問題になっています。

我が家でもレモンの木をカミキリムシ(幼虫)にやられてしまいました。

一方、自然界では、弱った木を枯らして倒し、新しい芽吹きを促進するなど、

森林の更新に力を発揮しているようです。

 

小さな虫も、餌を探して、飛び回り、

ある時は、じっとこちらを見つめ、

あるいは、逃げようとしたリ、死に真似をしたリ、向かってこようとしたり、

命あるものは、皆同じだなーと、

そして命ある限り「生きる」のだなーと、思います。

 

ハラビロトンボ、♀は黄色だけど、♂は黒っぽい

狭い隙間に入り込んでこちらを窺うキリギリス

 

 

 

 

 

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水羊羹

2023-07-23 | グルメ

「わらび餅」を作ろうと、立ち寄ったスーパーで「わらび餅粉」を探しましたが、なかったので、

代わりに「こし餡」を買ってきました。

その「こし餡」で「水羊羹」を作りました。

材料はたったこれだけ、

* こし餡200g、水1カップ、寒天2グラム、塩一つまみ。

寒天は「かんてんパパ・伊那食品」がとても便利です。

(粉寒天、4グラムずつのスティックに小分けされています)

↑ 簡単で美味しい!

テングサを煮溶かすと「ところてん」になって、

寒い野外(主に信州、冬季に晴天が多く、寒暖差が大きい)で、その「ところてん」を凍らせると寒天(棒寒天)になる、

と思っていましたが、

今では、工業的に造られる粉寒天が主流になっているようです。

「かんてん」はほとんどカロリーがなく、腸において油や糖分の吸収を妨げることから、

健康食品として注目されているようです。

 

 

 

 

 

 

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「みたらし祭り」の思い出

2023-07-21 | Weblog

京都は、1年、365日、どこかでお祭りがありますが、

下鴨神社の近くに住む者にとって大切な祭りは、

葵祭と御影祭です。でも子どもたちにとって一番身近で楽しいお祭りは「みたらし祭り」と「地蔵盆」です。

「みたらし祭」は、夏休みに入る前の数日間の開催、

「『足つけ』行ってきたか?」「まだや・・・」「はよ行っといで」「今夜行くわ・・・」などと言い合っていました。

大きな木が生い茂る暗い森に、夜店が並び、普段とは別世界。

イカを焼くにおいが漂い、お面やハッカパイプのピンクや青や緑や黄色がキラキラ輝いていました。

飴細工、金魚すくい、ヨーヨー釣り、海ほおづき、

手づくりの虫かごや、灯篭などが並んでいる時もありました。

スマートボールやパチンコの台やコルク鉄砲の屋台も在りました。

夜店を通り抜け、鳥居をくぐると、

老若男女皆、スカートやズボンや浴衣の裾を膝のあたりまでからげて、

蝋燭を持って、神社の中の川(水路)に入ります。

橋をくぐり、ろうそくに火をつけ、手を掲げてぞろぞろ歩き始めます。

(↑ ポリ袋に、履物を入れて)

水は、驚くほど冷たくて痛いくらい。

蝋燭を消さないように、蝋燭台の前までそろそろと歩き、「中風になりませんように」とお願いして蝋燭を立てて祈ります。

(蝋燭を奉納)

(水から上がる所)

水から上がって、足を拭くと、身体に籠った熱気が消えているのに気が付きます。

炭火で焼いた、「みたらし団子」も美味しかったな。

黒砂糖と醤油が香ばしかった!

みたらし祭りが終ると、いよいよ夏休み。嬉しい!

そして・・・大文字・・・地蔵盆、夏休みが終わる・・・悲しい・・・

 

今年(2023年)のみたらし祭りは7月21日(金)から7月30日(日)まで

随分長くなったなー、

人の集中を避けるため、かな。

写真は9年前に撮ったものです。まだ「コロナ」なんて誰も知らなかった・・・

 

 

 

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ブラックベリーを見ながら

2023-07-20 | Weblog

少しですが、ブラックベリーが収穫できそうで嬉しいです。

(何年か前にジャムが作れるくらい沢山穫れたのに、その後は毎年、

花が咲いて小さな実が付き始めたところで枯れてしまってガッカリしていたのです。)

子供の頃、西洋(オランダなど)の昔の静物画を見ると、

食べたこともない不思議で面白い果物が描かれているのが印象的でした。

今では、それが洋ナシやブラックベリーや黒いサクランボだということを知っていますが。

 

それらの絵に描かれているのは、

薄暗い部屋のテーブルに溢れんばかりの花を入れた花器と

色とりどりの葡萄や珍しい果物、パンやワイン。

天井からは鳥(鴨?)が吊るしてあったり、

時には鹿(?)の頭部が置いてあったり、

魚が置いてあったり、銀の食器や楽器や時計が置いてあったり、

壁には絵が飾られ・・・窓のカーテンやクッションや画面の隅々までリアルに描かれていて、

すきまのないシュールな風景です!

それらの静物画は、西洋の宝石やレースや毛皮で着飾った肖像画と同じ感覚で

描かれたものだったのではないか、と今は思います。

ブラックベリーを見ながらそんなことを思いました。

 

 

 

 

 

 

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「・・・なつだぜ・・・」

2023-07-18 | Weblog

2m以上にも伸びた大きなヒマワリの葉の上に

小さなカマキリがいました。まだ翅も生えていません。

どんどん登ったら、こんなところまでやってきた! のでしょうか。

カマキリの目には何が写っているのでしょう。

子どもたちは、小さな頃、工藤直子の詩「おれはかまきり」が好きでした。 

(たぶん教科書に載っていた)

その詩を思い出しました。  

工藤直子は小さなカマキリを見つけてこの詩を書いたそうです。

 

   「おれはかまきり」

         かまきりりゅうじ

  おう なつだぜ

  おれは げんきだぜ

  あまり ちかよるな

  おれの こころも かまも

  どきどきするほど

  ひかってるぜ

  おう あついぜ

  おれは がんばるぜ

  もえる ひをあびて

  かまを ふりかざす すがた

  わくわくするほど

  きまってるぜ

 

畦道のオニユリには、黒いモンキアゲハ。

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餅街道・二軒茶屋

2023-07-16 | グルメ

伊勢街道は、甘いもの好きには「餅街道」などと呼ばれたりするそうです。

私はこちらに引っ越してくるまでは「赤福」くらいしか知りませんでしたが、

今は、旧街道沿いに散らばる古い餅屋を探して、

2個とか、3個とか買って帰り、家でゆっくり味わうのが楽しみです。

賞味期限は当日か、せいぜい次の日まで。

古いたたずまいを残している店が多く、販売している菓子は、ほぼ、その店の名物の餅だけ。

飾りのない素朴な味わいの餅菓子です。

昨日立ち寄ったのは「二軒茶屋餅」の店。

瀬田川のほとりに立つ古いお店です。

↑ 手前に川が流れている、右の建物が「川の駅」、奥の、のれんの掛かっているのが「二軒茶屋餅」の店、ポストの向こうが伊勢街道。

かつて、伊勢参りには、静岡や愛知から船に乗り、海をわたってやってきた人たちも多くいたそうです。

二軒茶屋(餅屋とうどん屋の二軒の茶屋があった)は、船に乗って川をさかのぼってきた人たちが、上陸する場所(川の駅)でした。

↑ 川の駅、川の写真を撮るのを忘れました!(右奥の建物は二軒茶屋餅の店の蔵)

舟は、二軒茶屋に近付くと、どんどこどんどこ太鼓や笛、鉦を叩きながら、賑やかにやってきたので、「ドンドコ舟」と呼ばれたそうです。

太鼓の音が聞こえてくると、「ドンドコ舟が着くぞー」なんて言って、御師(おんし・ツアーガイド)たちが待ち受けていたのかも?

そして船を降りた人たちは、今度は、店の前の街道を歩いて神宮へ、と向かったのです。

↓ 駐車場に車ではなく船が! 「どんどこ丸」

 

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キュウリ 、じゃない?!

2023-07-15 | 自然

今年は、キュウリの苗を3本植えました。

接ぎ木のものは、1本だけにしました。(接ぎ木の苗は価格が倍くらい高い)

植え付けてすぐに、ウリハムシがたくさんやって来て、

どんどん葉を食べてしまうので、これは大変と、細かい網をかけました。

何とか持ち直し、大きく蔓を伸ばし、

今の時期は、食べきれない程、キュウリが穫れていますが、接ぎ木のキュウリだけはダメージが大きかったようで、

成長が遅い、キュウリがならない・・・と思っていたら、

こんな実が生っているのを発見。

これは何でしょう?

キュウリではない・・・

ネットで調べたところ、接ぎ木のキュウリには時々みられるそうで、

ようするに、接ぎ木の土台になっている、カボチャやウリなどが、育ってしまった、ということらしいです。

根元を見てみましたが、よくわかりません。

また、茎や葉の様子もキュウリとそっくりですが、

よくよくみれば、花の付き方など、様子が少し違います。

↓ こちらが本物のキュウリ。

接ぎ木したキュウリがウリハムシによってダメージを受けて、消えてしまい、

土台の、ウリかカボチャか何か分からないものが成長した、ということかな?

これは多分食べられないけれど、どこまで大きくなるのか、

現在蕾が沢山ついていますが、

しばらく様子を見ることにします。

 

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