マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

2018-06-29 | Weblog
先日体調を崩した時、
冷蔵庫や換気扇やPCの音が、
頭の中で異様に大きく響いて、苦しい思いをしました。
電気音のない所に行きたいと切実に思いました。
数日で治ってホッとしました。

今日は雨降り、
100年前の雨の日、
どんな音が聞こえていたのだろう、とふと思いました。
樹に降り注いで葉を揺らす雨の音はあまり変わっていないかもしれません。
昔の番傘や蛇の目傘に当たる雨の音を、もう一度聞いてみたい気がします。

音といえば、大工さんの仕事の音はたのしかったなー。
金槌の音、カンナが木を削る音、
左官屋さん、畳屋さんの音、みんなリズムがありました。、
その音を聞くと作業の姿が目に浮かぶような気がしたものです。
今では建築現場はシートに包まれて、
バチッ、バチッとホッチキスのような音や電気音が聞こえてくるので、
中で作業が行われていることがわかるだけで、
実際に働いている姿が見えないのは寂しいことです。
太い腕の力こぶ、
無駄のない正確な動き、
見事な仕事、
今の子どもたちにも見せてやりたいと思います。
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今日のお地蔵さん

2018-06-26 | お地蔵さん
自転車で上京区の方へ出掛けました。

格子戸の向うに小さなお地蔵さんが見えました。
アップで撮ったら顔に影ができてしまいましたが、
生き生きした魅力的な顔のお地蔵さんです。
ほっぺたのふくらみが絶妙。


通りがかった民家の出窓の中に、
季節のジオラマが作ってありました。
水はビニール風呂敷、
石やガラス片や貝や魚が配置されていて、
白い紙を切って滝もこしらえてあります。
左の方に異国風の建物、
造花のアジサイや羊歯(本物?)、
背景はアジサイやカキツバタの写真です

こんな楽しいものにであえる街中散歩!

コメント (1)
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ヤンマ

2018-06-22 | 自然

自転車に乗って走っていると、時々トンボが横切ります。
アッと思う間もなく、どこかへ飛んで行ってしまいます。

オニヤンマを見かけました。
夏だなー!
毎年オニヤンマと出会う度に、その大きさに驚きます。
目の前を横切り塀の上に止まりました。
トンボの姿勢が落ち着くのを待って自転車の籠からカメラを出して撮影、
日が当たる角度によって、羽が虹色に輝く様子をなんとか撮りたかったのですがうまくいきません。
でも、フィルターをかけてみたら、実際に見た感じにちょっと近くなりました。
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カノコガ

2018-06-21 | 自然

鹿の子絞り、鹿の子編み、
鹿の子ユリ…
カノコ、いい響きです。

でも、庭の木や草の間をゆっくり飛ぶカノコガを、
娘は小さい時嫌っていました。
「こっちへ来るんだもん」だそうです。
大人になった今も苦手だそうです。

黄色と黒の胴の縞模様はたしかにちょっと危険を感じさせます。
擬態というほどではないにしても、
一定の効果はありそうです。

(横から見ると黄色の縞が増える。)

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水無月

2018-06-19 | グルメ

6月に入ると「水無月」が一斉に和菓子屋さんの店頭に並びます。
でも私は、数年前に近くのスーパーで水無月粉を見つけてからは、
もっぱら手作りです。
この粉さえあれば信じられないほど簡単に水無月ができます。
(電子レンジで約10分!)
大きさも、甘さも自分好みにできます。
ありがたーい粉です。
(米粉や小麦粉などの粉が混合してあります。たぶん外郎と同じ)

今日は、抹茶を熱湯でよく溶いて加え、
抹茶水無月を作りました。
小さくても三角形、
この形は外せない。


また地震が起きました。
高槻在住の知人は保育園に避難しているそうです。
京都でも、30年くらい前に比べて、
地震が頻繁に起こるようになっていると感じます。
活断層の地図を見れば、
日本中、地震の巣だらけです。
地震や火山の災害は起こる、
それは明日かも知れない、ここかも知れない、と考えて
さまざまな開発や都市計画を見直すことを急がなければならないと思います。
原発の稼働などあり得ないことです。

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小さな虫

2018-06-17 | 自然
雨が上がると、小さな羽虫が忙しそうに飛び回っています。
地面でも、草の茎でも、アリは特別に忙しそうです。
金色に輝くクモがいました。

テントウムシだってお日様が大好き。
じっとしている時はじっとしているけれど、
動くときは結構素早い、
そして突然ぱっと飛び立つ技は素晴らしい!


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食器

2018-06-15 | Weblog
旅に出て、その土地の窯で焼いたお皿一枚、
茶碗ひとつを買うのはほんとにうれしいことです。
またいただいたグラスや鉢なども大切です。
丁寧に梱包してダンボール箱にしまいました。
でも、まだしばらく毎日必要なので、
使いやすいものを、
残しているのですが、大切な茶碗を先日割ってしまいました。
あ~ぁ、失敗、

100円ショップの食器コーナーへ行ってみました。
大量生産品ですが、以前にも増して、
いろいろな大きさのものがたくさんあって、
白い食器を少しだけ買ってきました。
ずっと前に買った白い食器も併せて
並べてみました。

電子レンジOKです。
重たいけれど、和洋中華なんにでも合う。
丈夫そうです。

『仮に割れても惜しげが無い・・・』

この価値観こそが、100円ショップを成り立たせています。
人の労働の価値を、
極限にまで軽くしようとする資本の論理そのものです。
真っ白な食器を見ながら、暗い気持ちになります。

しかし100円ショップで目にする、小さな発明工夫には、
感心します。
そして、そんなところにちょっとだけ希望を抱きます。
何とか売れるものを、人の目を引くモノを、面白いものを、
新しいデザインのものを、
安い材料で簡単に作れるものを、
という思考錯誤の中に、
明るいエネルギーがあるのを感じます。
すぐに消えていくにしても、
お金では測れないものが生まれている場所が近いことを感じます。
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キイロスズメ

2018-06-11 | 自然
スズメガ科のキイロスズメがアジサイの根元近くにとまっていました。
羽の先から頭部に続く白い線がパッと目に付きます。
そして茶とオレンジのグラデーションがアート。
ヤマノイモが幼虫の食草らしく、
我が家の庭に蔓延りつつあるヤマノイモを見つけたようです。

シャープな羽の形はジェット機のようです。
スズメガの仲間は最も早く飛ぶ昆虫だそうです(時速50~70キロ)が
体が重たそうに見えます。
けれど、その体は羽ばたくための筋肉で出来ているのかもしれません。
ホバリングしながら花の蜜を吸うスズメガの姿は、
ハチドリと間違えられることがあります。

前の4本の足は白く目立ちますが、
後ろの2本の足は黒っぽく細い足です。

けれど横から見たら、
6本の足全部使って、体のバランスをとっているのが分かります。
6本の手で十字懸垂をしているみたいです。

正面はモスラっぽい。
大きな目は頭部と同じ色で、
不思議な感じ。

なぜ、この蛾の名前を「キイロスズメガ」とせずに「ガ」を取って、「キイロスズメ」と名付けたのでしょうか?
理由が知りたいです。
ちなみに「ベニスズメ」という名のピンク色のスズメガがいます。
「ベニスズメ」という名の雀もいます。
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小説とお酒

2018-06-09 | Weblog
テレビが壊れてから、
一層たくさん本を読むようになったのですが、
悲しくなるほど忘れてしまうのです。

以前はよく読んだ翻訳物にあまり手が出なくなり、
日本の現代の小説をよく読みます。
純文学は文体が苦手なので、あまり読みません。
ノンフィクションや随筆や民俗学や科学関連の本も読みます。
一番多く読むのはサスペンス系。
映画やテレビドラマを見る感じで読みます。

その中で、登場人物は実にたくさんのお酒を飲みます。
私も大抵毎晩何か飲みますが、
本の中の人たちは、ありえないほどたくさん飲みます。
禁酒中の人もよく出てきます。
もちろんそんなシーンのない小説もありますが、


赤ワインがよく出てくる話を読んだときは赤ワインを飲みたくなります。
北欧の小説ならウオッカです。
中南米ならラムかテキーラです。
もちろん私はちょっと舐める程度ですが?!
ビールならもちろんビールを、
珍しいお酒が登場すれば、
どんなお酒なんだろうと、ついつい検索してしまいます。
そしてリカーショップでいろんなお酒をちらっと見ます。
ボトルのユニークなテキーラ、欲しくなりますが、高い!ので買いません。


どんだけ影響されるんだ!ということですが、
その小説に出てくるお酒を味わいながら、その物語を味わいたくなるのです。
お酒とともに音楽が描写されていることも多く
その曲やアーティストを頭の中で思い浮かべながら、
少し酔って、
ドキドキする物語や、しみじみした物語や、哲学的な物語を、
頭の中で反芻し、架空の世界に飛びます。
至福のひと時です。
映画館が苦手な私にはこれが一番合うようです。


そういえば子どもの頃、海賊が飲むラム酒がとても気になりました。

今はラムの香りを知っています。
ホワイトラムとダークラムを交代で買います。
(写真はダークラム)
お菓子やパン作りに使い、時々カクテルにして飲みます。

昨夜は、
昨日読んだ小説で、がぶがぶと主人公が飲んだ、
冷の日本酒を飲みました。
メニューは豆腐や鶏肉やきのこなどが入った茶碗蒸しとアナゴ飯です。

今日読んでいる小説では、
主人公はブランデーを飲んでいます・・・
(著者は同じ)
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雨のドクダミ畑

2018-06-06 | 自然
庭の半分は、今年もしっかりドクダミ畑と化してしまいました。
昨日そのドクダミの奥から微かにアマガエル?の声がしました。
何処からやってきたのでしょう。
鴨川も糺の森も小さなカエルにとっては遠くて、
しかも、道路を渡らなければなりません。
側溝も蓋されています。
でも、きっとどこかに水たまりがあってそこからやって来たのでしょう。
よく来てくれたとうれしくなりました。

それなのに今朝はカエルの声が聞こえません。
昨夜からずっと雨が降っているというのに。

そういえば、ビワの樹でこのところ毎日大騒ぎをしている小鳥たちの声も聞こえません。
屋根を濡らし、木や草に当たる雨の音と、
時折雨の道路を走る車の音が聞こえてきます。

遠くでカラスが鳴いています。
「コァラ、コゥア」と鳴いています。
鳴き声が特徴的な「あのカラス」は、
時々隣家の屋根にやって来る「あのカラス」だと
私は思っているのですが。
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