マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

廃屋

2022-05-30 | 

以前の住人から譲り受けた小さな耕耘機が、不調になる度に、修理に出していましたが、

また、壊れてしまいました。

毎回修理代が高くて・・・悩んだ末オークションで中古の同じ機種を落札して、

松阪まで受け取りに行ってきました。

ネットの写真ではもっときれいに見えたのですが・・・

使えれば良しとするしか仕方ありません。

壊れませんように。

車の後ろに積み込んで、ロープで固定して、

近辺をドライブしてきました。

県道をそれるとたちまち景色が変わります。

放置された田や畑は見当たりません。

勢いよく水路を流れる水の音が聞こえています。

道に沿って紫陽花が植わっていて、道も常に手入れされているようです。

麦の穂が出そろっています。

けれど、田畑の周囲には鹿よけと思われる電気柵が張り巡らされています。

そして、こんな廃屋がありました。

土蔵も崩れ落ちています。

 

周りは麦畑で、電気柵があって、この家に近づけませんでした。

かつて、2階は蚕室だったのかもしれません。 きっと周りは桑畑だったのでしょう。

住む人が居なくなると、どんなに立派な家も、ビルだって、あっという間に崩れていく・・・

 

こんなみごとな家はもう二度と作れないでしょう。

残念です・・・

 

 

 

 

 

 

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力石

2022-05-28 | Weblog

昔、日本の各地に「力比べ」の神事?があったそうです。

「力石・ちからいし」と呼ばれるその石のことを本で読んでいたので、

寺や神社などに行った時に、気をつけて見ているのですが、

ハッキリとしたものは見つけられませんでした。

けれど、ここ(三重県・波多瀬)で偶然出会いました。

昔は、腕や肩や足や腰の力が強いということは、とても大事なことだったと思います。

成人男子なら米俵1俵(約60キロ)ひょいと担いで、

あっちへ持って行ったり、こっちへ持って行ったり、が当たり前。

さまざまな荷を、馬や牛や船に積んだり降ろしたり、

石を積んだり、材木を運んだり、

荷を担いで山を越えて遠くまで行ったり来たり。

現代人とは足の形も、腕の様子も、肩の様子も、随分と違っていたことでしょう。

貴族以外は・・・

現代の日本人は、ほとんど江戸時代の貴族みたいなものかもしれません。

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ちょっと珍しい蜘蛛、ワスレナグモ

2022-05-26 | クモ・蜘蛛

見慣れないものは嫌われることが多いようです。

毒は無い、害はない、と分かっていても「なんとなく恐い」とか「気持ちが悪い」とか・・・

そんな感覚も、「知る」ことで随分と変わるものだな・・・と実感しています。

とは言え、苦手なものは苦手、クモ嫌いの人ごめんなさい・・・

 

私自身、庭で土を掘り返して「ちょっと珍しいクモ」を見つけて喜んでいる、

というような「おばあさん」になるなんて、想像もしていませんでした。

 

 クモの名は、ジグモの仲間の「ワスレナグモ」!!!

少し前迄は、専門家にその場で教えて貰う、というような機会が無ければ判らなかった虫の名も、

ネットのおかげで、かなりのところまで分かるようになりました。

さらに、ネットで写真を送って専門家に同定してもらう、というようなことも出来るようになり、ありがたいです。

 

ワスレナグモは、環境省の準絶滅危惧種になっています。

どんな生きものも命の重さは同じと思いますが、

少ないと言われると、大事にしたい、と思ってしまいます。

 

この蜘蛛はわりに明るく開けた草地などに巣穴を掘って、

その上を通りかかった、ダンゴムシやアリや小さな虫を捕らえているのだそうです。

 

ジグモによく似ています。

ジグモは木の幹や石などに細長い巣をつくりますが、

自分で地面にワスレナグモのような穴は掘らないのだそうです。

 

夫は子どもの頃、友達とジグモを獲って、闘わせて遊んだそうです。

牙を使って激しく争うのだそうです。

 下の写真はジグモの巣とジグモ

ジグモはこの紐のような巣の中の下の方にいるのですが、

この細長い薄い膜の上に、小さな虫がやってくると、

膜ごと掴んで引き込むのだそうです。

もちろん膜は破れます。

面白いなー。

ワスレナグモとの見た目の違いは、足の太さ、かな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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田んぼの夕暮れ

2022-05-24 | 自然

4週間ごとに、車で隣町のちょっと大きな図書館へ行っています。

昨日は久しぶりに、早川ミステリー(海外翻訳もの)をたっぷり9冊!借りてきました。

帰りは遠回り、迷い道・・・

 

下の2枚の写真は助手席の車窓から、

黄色くなってきた麦畑と、緑の田!

見知らぬ道をくねくね走っているうちに日が暮れて、

夕日が田に映り、風に揺れる苗ががモアレのようになって、美しかった!

 

 

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水玉・・みずたま

2022-05-23 | 自然

キーウイの花が鈴なりです。

けれど、ぜーんぶ雄花!

時期がずれて雌花も咲くのでしょうか?

一応雄花を少し採って、ポリ袋に入れて冷凍しましたが・・・。

夕べ少し雨が降ったらしく、濡れた緑がとてもきれい。

今日は暑くなりそうです。

↑ 細かな網の水平に張ったクモの巣、底に水玉が溜まっています。

↑ スイトピーのツル。

↑ とても大きな芋虫(7~8cm・たぶんスズメガの仲間)に水玉

この蜘蛛の巣は、垂直に張っていて、とても細くて本当は雨粒はほとんどつかないのです。

実は霧吹きを使いました。

(クモの巣の撮影の裏技です。)

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鷺のコロニー

2022-05-20 | 自然

昔、先輩の友人に「シラサギという鳥はいないよ」と言われたことがありました。

その時、コサギ、ダイサギ、アオサギ、ゴイサギを覚えました。

一番小さなコサギは、黄色い足先を小刻みに動かして水中をガサガサするのですぐ分かります。

その後アマサギを知り、チュウサギというのがいることも知りましたが、

ダイサギとチュウサギの違いは・・・難しい。

 

そして、つい最近、アオサギは半夜行性、ゴイサギは夜行性、ということを知りました。

暗い空を怪獣のような声を上げて飛んでいくのはゴイサギらしいのです。

昼間は、木の上などでうとうとして、夜になると月明りで、魚などを捕らえるのだそうです。

めちゃくちゃ眼がいい!

 

近くの大きな池(アースダム・周囲3.5km)の中にあるこんもりした島に

いろいろな種類の鷺が一緒にコロニーを作っています。

(島のこちらの面全体に、すごい数の鷺が見えます。なぜか裏側にはいません。)

巣をつくり、子育てをする場所です。

今まさにその時期。

ここなら、鷺たちも、人も安心です。

鳴き声がかなり騒々しいですが、近くに人家は無く、フン害の心配もなさそうです。

(夫のカメラで、ぎりぎりのズーム)

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↑ (かかと)の位置に注目!

 

 

 

 

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花期は短い・・・

2022-05-18 | 自然

庭の一隅にぐんぐん伸びてきた花芽、

どんな花が咲くのだろうと思ったら、

こんな花が! 調べたところ「シラー」というらしいです。

そしてあっという間に花期は終わり、

こんな風になりました。

あんなに咲いていたネモフィラもあっという間に咲き終わりました。

最後の花をグラスに飾りました。

ここには次にはケイトウを植えるつもりです。

 

畦道の草花も、

通るたびに様子が変わっています。

アザミを1本ちぎって来てグラスに挿しました。

おそろしい棘・・・

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蛙と蛇

2022-05-16 | 自然

「ベランダに蛙くんが来ているよ!」

「玄関に蛙くんが来ているよ!」

真夏のカンカン照りの日と真冬以外、

蛙の姿を見ない日、あるいは声を聞かないという日はほとんどないような気がします。

 

蛙は川や湿地や水田の多い日本では昔から最も身近な生き物だったと思います。

鳥獣戯画のカエルの相撲の絵も印象的です。

カメラの無い時代の人の観察力は本当に凄いものです。

小さなアマガエルでも1匹ずつ体色も、体つきも違って面白い。

トノサマガエルと、アマガエル、動きや跳び方が違う。

こんなにカエルが居るということは、この辺りにはカエルの餌が多いということで、

また蛙を餌にしている、鳥や蛇も多いということです。

 

それを証明するように、ヤマカガシがトノサマガエルを飲みこもうとしている所を目撃しました。

ビックリして・・・恐る恐るシャッターを切ったので、ちゃんと写っていませんが、

大きなヤマカガシです、トノサマガエルも大きい・・・

鮮やかなヤマカガシ(右上が頭)と、トノサマガエルと体色が似ています。

 

 

 

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小さな池

2022-05-14 | 自然

今にも雨が降り出しそうでしたが、

空き缶をゴミステーションに置きに行ったついでに、自転車で近所をぐるりと回ってきました。

ついこの間まで沢山のカモが群れていた細長い小さな池。

カモは一羽もいなくなりました。

北の方へ渡って行ったのでしょう。

ノイバラの香りが立ち込めた静かな池面が時々揺れて、

ポチャッと音がします。

亀がいるのかな。

この小さな池は何度か埋めようと試みられたそうですが、

埋めても埋めても水が湧いてくるのだそうです。

 

かつては鬱蒼と木々が生い茂る山の脇にある池だったそうで、

この村の子どもたちは、学校の行き帰りに、山の中の道を通り、この池の横の道を通らなければならなかったそうです。

どんなに恐ろしい毎日だったか、と50歳くらいより上の人たちは声をそろえて言うのです。

 

山が削られて無くなり、道も広くなり、

ゴルフ練習場が出来、それも潰れて無くなり、

池の向こう側の道沿いに出来た土木会社だけが少しずつ場所を広げ、

一日中たくさんの車が行ったり来たりして、大きな音を立てています。

この辺りは明るくなって、すっかり変わった!のだそうです。

この池だけが昔の風景の片りんを留めているのかもしれません。

池のほとりに、枯れ木が1本。

アマリリスが咲く季節になりました。

 

 

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野菜の隣りの花たち

2022-05-12 | 自然

農家の人は、とてもマメです。

家や畑の周りの草を刈り、木々の不要な枝を払い、いつ見てもとても綺麗。

小さな畑(自家用でしょうか?)には、ネギやカボチャやキュウリやエンドウ豆が、

少しづつきっちりと等間隔に植えられて、見事に育っています。

そして、畑の周りや、野菜の間に植えられている花が季節ごとに咲いて、道行く人を楽しませてくれます。

ルピナス、もうすぐ満開。

↑ 小さな野菜畑、一畝ごとに違う野菜、そして手前の道路側の畝には、パンジーなどの花が植わっています。

畑の周りに、真っ赤なポピーが咲き乱れていました。

↑ これは菊菜の花、手前はピーマンか青唐の苗

 

 

 

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