マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

托鉢僧

2017-04-29 | Weblog
我が家は旧街道に面しています。
昔々、母が子供のころは、
この細いくねくねした街道をバスが走っていたそうです。

私が子供のころには、
近くに市電も走る広い道ができていて、
もう家の前にバスは通っていませんでしたが、
米屋や酒屋、菓子屋や下駄屋や豆腐屋や魚屋、肉屋、仕出し屋、
散髪屋、うどん屋、電機屋、そして風呂屋などが並び、
おまけに、裏に松竹の撮影所があったので、
俳優が侍姿で行きかうこともあり、
また近くには大学もいくつかあるので、、
学生がとても多く、軒並み学生下宿もやっている、
という活気のある場所でした。
今ではただの住宅地です。

でも、時々托鉢僧が通ります。
朝、お~ぉの大合唱とともに托鉢僧が、
50メートル置きくらいに速足で歩いてきます。
最近は4~5人くらいでしょうか。
もう思いっきり大声で、
人によって低かったり、高かったり、
裏返っていたり、
少しメロディが付いていたりして、
なかなかすごい!
奥にいても聞こえます。
寝ていても聞こえます。
あ、お~ぉが来たな、と
お布施の用意をして、
表まで出て戸を開けると
何人目かの托鉢僧に出会えるというわけです。

若い修行僧の
麻の短い衣から、
草履をはいた素足がまっすぐ伸びて、
とてもかっこいい。
(写真の僧はたまたま脚絆をはいていました。)
明日は通るかな?





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橋に育つ松

2017-04-28 | 自然
出町のコンクリートの橋から松が生えているのに気が付いたのはいつだったか?
枝を増やし、一回り大きくなり、
しっかり松ぼっくりもつけて、
今年も新芽を伸ばしています。
松は貧栄養の土地に育つそうですが、
ここは貧栄養どころか、
土もなく、
雨が溜まることもなく、
あるのは日の光と、空気だけ。
すごい生命力です。


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緑のパッチワーク

2017-04-25 | 自然

新芽が出そろい、
様々な緑の競演が始まりました。
西日がきらめく時刻、
右岸と左岸の色がくっきりと違いを見せて、
緑のバリエーションはいっそう深まります。

橋の上の手すりの間から見つめる子どもの目には、
どんなものが見えているのでしょう。

昨夜、アオバズクがそろそろやってくる季節になったなーと思いながら寝ていたら、
ホーホーホーホーホーと5回啼いては、しばらく途切れる不思議な鳴き声を聞きました。
アオバズクの鳴き声とは違います。
鳴き声の正体が気になります。

アオバズクは木々が緑になるころに、
子供を産み育てるために東南アジアから渡ってくるそうです。
夜の暗い海をわたる一羽の小さな鳥のことを考えると
ぞくぞくします。
それとも他の渡り鳥のように集団で渡っているのでしょうか?
毎年同じ道をたどるのでしょうか?
毎年同じ森へやってきているのでしょうか?
何日くらいかかるのでしょう?
途中で立ち寄る島や森なども決まっていたりするのでしょうか?
道しるべは星なのでしょうか、それとも体の中に方位磁石のようなものがあるのでしょうか?
きっとどこかにそんなことを研究している人がいるんだろうな。







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一人ご飯

2017-04-23 | グルメ
母が大腿骨頸部を骨折し入院してから、
一人で夕食を食べることが多くなりました。
料理を作るのは好きなはずだけど、
一人だとやっぱり面倒
で、たいてい冷蔵庫をさぐって、残り物を食べることになります。
でも今日はワインを買ってきたので、
ペペロンチーノを作りました。
パスタが茹で上がる1分前に花菜(菜の花)を投入、
パスタと一緒に湯切りをして、
たっぷりニンニクと鷹の爪とオリーブオイルでさっと炒めて出来上がり。
ワインを注ぎ、ブルーチーズも切って、
一人で「いただきます」
初めてのメキシコの赤ワインがいける!
固めのパスタが美味しい。
スープは昨夜の味噌汁。
サラダは作らなかったけど、
デザートにイチゴをつまんで…
ごちそうさまでした。

母は最初は、
家に帰ったら「おいしい握り寿司」を食べたい、と言っていましたが、
今は、病院の食事は、
全部小さく切ってあって、
みんな柔らかくて歯ごたえが無いのがつらいと言っています。
そして、
帰ったらパリパリの生野菜と、
カリカリの「とんかつ」が食べたいと言っています。
お安い御用、
帰ったらすぐに作るからね。
(母は入れ歯だし、93歳ですが)
歯ごたえも「うまみ」の内です。
パスタも「早ゆで」のとかは、美味しくありません。
しっかりした噛みごたえは大事です。


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芽吹きの季節に

2017-04-21 | 自然
土の中から柔らかい草が芽吹き、
裸の木々から緑の芽が噴き出てくる。
蝶がひらひらと目の前を横切り、
小さな虫のブ~ンという羽ばたきの音が聞こえている。
毎年繰り返されることだけど、やっぱり感動的です。

こんなにも素晴らしい世界に人間は生きているんだ、と思います。
ヒトもその自然の一部であることがうれしいです。

鳥や獣や、虫や魚や、目に見えない菌類の世界まで、
熱いところにも寒いところにも、水の中にも、水のないところにも、
地球のあらゆるところに命があふれています。

それなのに、どうして、金しか目に入らない人間がますます増えていくのでしょうか?
ヒットラーやトランプや安倍晋三ら、
人格障碍者が生まれてくるのを止めることはできませんが、
彼らをトップに祭り上げるメカニズムが恐ろしいです。

もし宇宙から、宇宙人が地球を眺めていたなら、
そして、こんな地球人を観察していたなら、
なんともったいない、
と言って、
人類など追い出して、移住しにやってくるかもしれません。




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夜の祇園で

2017-04-20 | Weblog
今夜は大和大路沿いのバーでギターと歌を聞いてきました。
ブラジリアンギターとパーカッションとのセッションでした。
ブラジリアンギターは、7弦ギターで、独特の力強い和音と
緩急変化にとんだリズムが耳に残ります。

パーカッションもブラジル独特の「パンデイロ」以外にも様々な打楽器が登場して楽しい演奏でした。
オリジナルの曲も、ブラジルの民謡もとてもよかった!
小さなバーなのでお客はごく少人数。
2時間余りの贅沢な時間でした。
ここは京都祇園の真っただ中、
バーやクラブや料亭が立ち並び、
一晩中、人が行きかうところです。
白川沿いの桜は終わりかけですが、
この街に似合う風情があります。

少々酔っぱらって眺める桜は一段とあでやかです。
ライトアップしていないところがいいんだけど、
写真に撮ったら暗すぎてよくわからなくて残念…
(写真のサイズを変えることができるようになりました。
でもメールの画面はまだ日本語にすることができません。)


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パソコンは難しい

2017-04-19 | Weblog

慣れたパソコンだったのに、
「ウインドウズビスタ」は先月の12日で使えなくなりました。
だいぶのんびりだったけど、
どこも壊れていないのに・・・
腹が立つし、面倒なので新しいパソコンに乗り換えるのを先送りしてきたけれど、
もうどうしようもない。
データを外付けに移し、
夫が電気店に何度も通って、
いくつかある選択肢の中から、
悩みに悩み、
今後の利用のことなど考えて選んできた新しいパソコンを、
四苦八苦してつないで、
何とかインターネットもつながって、
ブログも見れるようになりました。
ところが!
メールの添付画面が開けられない。
そしてメール画面の本文以外、すべて英語、
これでは間違えて削除したり送信したりしそうで使えません。
また、写真の重さを変える場所が見つかりません。
なので、ブログに写真が入れられません。
なんとかしたいと、
やってみるのですが今のところできません。
さらにどういうわけ画面の文字の大きさが極端!
巨大な文字か、小さな文字になって、
ちょうどいい画面ができない・・・
などなど困ったことばかり、
きっと何かやりようがあるのだとは思いますがわからない!
うまく使えるようになるまでにはだいぶ時間がかかりそうです。
とりあえず、仕方ないので、
本屋さんへ行って、「ウインドウズ10」のマニュアル本を買ってくることにします。





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25年間、お疲れさまでした。

2017-04-17 | Weblog
しばらく前から洗濯機を回すと、
音がすごくて、
特に脱水の時は、ヘリコプターが近付いているような音と、
地震のような地響きで、おそろしい位になってきたので、
これはもう限界かも、と思い、
新しい洗濯機を買いました。
ごく普通の機能の、
今まで使っていたのと同じ6キロタイプで、
お買い得品。
前のと同じ6キロだけど、本体のサイズはだいぶ小さい。
長年使っていた洗濯機を調べてみたら、
1992年製、と書いてありました。
25年くらい前に購入したものだったのです。
洗濯機の寿命は、だいたい8年から10年だそうです。
よく頑張ってくれました。

写真の洗濯機が、1992年製のものです。
コースや工程がいろいろ変えられて、
当時としては最新型だったようです。
でも、中が黒くて、
黒っぽい靴下など見えにくく、よく取り忘れました。
今の洗濯機はほとんどみんな、中がステンレスで、
洗濯物がよく見えます。

子どもたちは小さな頃、
洗濯機は「センタッキー」だと思っていたそうです。

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枝垂れ柳と枝垂れ桜

2017-04-10 | 自然
近くの橋のたもとに、しだれ柳としだれ桜が植えられています。
この枝垂れ桜はまだ小さいですが、人工的な風景の中で、
他のモノに負けない華やかさがあります。

木々が重力に逆らって上へ上へと伸びる方が不思議といえば不思議なのですが、
やはり木は普通は、光の方へ向かって伸びるもの、
枝垂れる木は支える力が足りないらしいです。
特に枝垂れ桜は、大きくなってくると支えを作ってやって、
人工的に枝を形造る必要があるらしいです。

この木ももう枝先が地面に付きそうになっています。
近所の、外車が何台も並ぶ邸宅に、
茶室があり、見事に手入れされた大きな枝垂れ桜があります。
枝垂れ桜は外車と同様、ステイタスシンボルになるのでしょう。

糺の森に、紅枝垂れが何本も植えられた時はショックでした。
自然の森を下鴨神社の庭にしようとする意図を露骨に感じたからです。
森の中に観光バスを入れ、駐車場替りに使い、乗降場所を作り、
その近くにも枝垂れ桜を植えました。
そのセンスに唖然とします。

柳の花が落ちています。

虫嫌いな子どもたちはビックリするかも、

常緑のクスノキは今が落葉の時期。
つややかな赤い葉がきれいです。







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霧雨の中で

2017-04-07 | 自然
公園にも、川べりも、お寺も、神社も、学校にも、桜が咲きました。
霧雨が降っています。
風景全体が白っぽく、ぼんやりしています。

やがて桜が散れば、緑の季節になります。

遠いイスラムの国イランでも、5月は新緑の季節。
日本人が桜の木の下で花見の宴会をするように、
新緑の木の下にシートを敷いて、
お肉を焼いたりして、緑見の宴会をするそうです。
夜遅くまで幼児もお母さんや娘さんも一緒に。
宴会は家族単位で行われるそうです。

2000年位まではイランの人たちはとても日本人に親近感を持っていたそうです。
でもアメリカの尻馬に乗って、
イスラムを敵視し、自衛隊を送った今では、
日本人が嫌いになったかもしれません。
古い歴史(BC550年アケメネス朝ペルシャから続く)と文化を持ち、緑を愛し、
詩を愛する民です。
そんなイランの人々のことを、
私は何も知らない。
もちろんイランのことだけじゃなく、
本当に世界のことを何も知らない、
世界のことをもっといっぱい知りたいと思います。

モミジの葉も薄い緑の葉を開き始めています。


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