文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
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沖縄の暴言事件に思う

2016-10-21 09:43:22 | オピニオン
 沖縄での機動隊員暴言事件に対して、産経新聞が今日のネット記事に「反対派の機動隊員に対する罵詈雑言を聞いたことがあるか? 「土人」発言招いた沖縄の異常空間」というものを載せていた。

 一般に反対派というのは、特定のイデオロギーを持って活動している人間も多い。やっていることも、法を無視した迷惑行為だという場合も多々ある。しかし、なぜか警察はそういった連中を取り締まるのには腰が引けているような気がする。

 しかし、どちらがやったことにしろ、「是は是、非は非」として、法に基づいた適切な対応をすべきだろう。日本は、一応は法治国家のはずなのだから。(原子力に関する一連の出来事のように、そうは思えない場合も沢山あるが)

 例えば記事には、<沖縄県警の機動隊員は反対派の活動家から「おまえの子供を学校に通わせなくしてやる」「八つ裂きにしてやる」と言われた>ということが書かれている。そういったことがあったのなら、脅迫行為以外の何物でもない。犯罪として取り締まるべきである。

 しかし、例えいくら相手が常軌を逸した言動を行っているからと言っても、あの暴言が正当化されるわけではない。あれは、どう考えてもひどい。

 相手の罵詈雑言がひどいというなら、それを証拠と共にきちんと公開すべきだ。マスゴミは、大体が反対派のサイドに立った記事しか載せないが、今はネットというものがある。いくらでも対抗できるはずだ。

 私自身は、特定のイデオロギーを持って行動している連中を擁護する気はさらさらない。それでも、これはいかんだろうというところはある。そういったことに敏感にならなければ、国民を味方につけることなどできるはずがない。
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