大学2回生に進級したときのことであった。年度の初めには、受講する科目の履修届けを出すのだが、その直後の最初のドイツ語の時間の出来事である。
講師が言うには、このクラスの履修希望者が定員より1名多い(わずか1名である。その位融通きかせろよと思うのだが)ので、誰か一人には、別の時間の授業に変わってもらいたいと言う。
彼はおもむろの履修カードを取り出して、公平にくじで決めるからねと言って、ちょうど前に座っていた私に向かい、
「はい君!1枚引いてね。」
とのたまう。
私は、勢い良く1枚のカードを引いた。
そして、そのカードを裏返して見る。
なっなっなんと!!!!!
それは、私の出した履修カードだったのである。
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私は、こんな経験が結構多い。_| ̄|○
※ 本記事は、2006年02月25日付で「時空の流離人」に掲載したものに加筆修正を加えたものです。
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