文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

鴨川をどんぶらこ(思い出シリーズ37)

2015-12-06 18:04:43 | 思い出シリーズ
 私が、大学院に通っていたころのこと。同じ学生アパートの隣に部屋に、同志社に通う学生が住んでいた。この男、酔っ払って鴨川沿いをふらふらと歩いていたそうな。なにぶん酔っ払いのこと、足を滑らせて、川の中にドボンと落ちてしまったらしい。らしいというのは、後で本人から聞いたことなだからだ。

 酔っ払いなので、その時何を考えていたのかは定かではないが、なぜか岸に上がろうともせず、そのまま、桃太郎の桃よろしく、流れに身をまかせて、どんぶらこ、どんぶらこと流れて行ってましたとさ。

 このまま、海まで流れていってしまうかと思っていたら、親切な人が、川へ飛び込んで拾い上げてくれ、めでたし、めでたしとなったとのことだった。

 でも、賀茂川って、それほど深くはなかったと思うのだが。当事、雨で水かさが増していたという記憶もないし、彼は、結構背の高い男だったので、立てば、底に足がつくと思うのだが。何分酔っ払いの話なので、どこまで正確かはよく分からないのだが。

※本記事は、2006.02.11付で「時空の流離人」に掲載したものに加除修正を行ったものです。

○関連過去記事
鈴虫のお土産(思い出シリーズ36)

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