文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

書評:東京自転車少女3

2016-04-03 09:23:57 | 書評:その他
東京自転車少女(3) (アース・スターコミックス)
クリエーター情報なし
泰文堂

・わだぺん

 憧れの東京ガールになりたいと、島から出てきた少女・島野いるかを中心に、4人の豊珠高自転車天使部の少女たちが、練馬区の魅力を紹介するするという物語のシリーズ3巻目。

 前巻で、部のスポンサーである上様からのミッションがコンプリート出来なかったため、この巻では、ペナルティとして、加藤さんの愛車を痛チャリ化することに。練馬で行われる「照姫まつり」のPRをするためだ。

 照姫というのは、練馬に伝わる伝説の美女のことである。ちなみに、加藤さんはあまりの美少女ぶりに、あちこちで照姫の再来扱いされている。

 今回はミッションにだいぶ振り回された観のある加藤さんだが、加藤さんラブのいるかとの距離はまたまた縮まったようだ。おまけに、近寄りがたいと思われていたクラスメートたちとも話をするきっかけができたのである。

 最初はかなるかなりツン度の高かった加藤さんだが、この巻ではだいぶキャラが面白い人に変わってきている。そしてどんどん可愛らしくなっている。痛チャリ化の方法をOBから教えてもらおうとかわい娘ぶる加藤さんは見ものだ。ただしこの萌え攻撃は、今回そのOBには珍しく通用しなかったのだが。

 さて、加藤さんの運命やいかに。可愛らしい自転車少女部の少女たちの物語は、まだまだ続く。

☆☆☆☆☆

※本記事は、書評専門の拙ブログ「風竜胆の書評」に掲載したものです。

コメント
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