動物実験やその代替法についてわずかですが調べました。動物実験の説明や写真は少し調べただけでも非常に残酷なものが多く、見るのがかなり辛かったです。原爆被害どころではありません。私はショックでしばらく写真の光景が頭から離れません。目を背けたい気になりましたが、動物実験がいかなるものか認識するには避けて通れません。
さて代替法に関しては、哺乳類を使わずに昆虫や微生物を使う方法や理科の実験で生物を使わずＤＶＤや模型で学習するなどの方法が示されています[1][2]。哺乳類を使わずに昆虫や微生物を使う方法は完全な非生物実験ではありませんが、ＤＶＤや模型で学習させる方法はいいのではないでしょうか。
[1][2]では動物実験で使う動物の数を減らしたり、苦痛を軽減することも示されています。こういうことも必要です。代替案に関する案を学生に考える企画も作っています[1][2]。私はとてもいいことだと思います。
EUでは昨年3月11日に動物実験をした化粧品販売が全面禁止されたようです[3]。人の病気や怪我を治すのは必要性が高いので動物実験は最低限度行うが、化粧品やシャンプー、リンスといった必要不可欠でないものや贅沢をするためだけの商品を開発するために動物を犠牲にするのはやめようという考えに基づくものです。こういう動きは世界であるようですね。
徐々に動物実験廃止の動きは進んでいるようです。
参考
[1]中学生および高校生のみなさんへ：動物実験代替法って何？ 日本動物実験代替法学会 、写し 2014.2.1 閲覧
[2]小学生のみなさんへ：みんなで動物実験について考えよう 日本動物実験代替法学会 、写し 2014.2.1 閲覧
[3]"動物実験化粧品の販売、EUで全面禁止に" 写し AFP BBNEWS 2013.3.12