給与で大切なものは、生涯所得です。
初任給が高いからと言って、魂を売ってはいけません。
生涯所得を高めようとすると、初めは、投資が必要です。
知識・技術を得るためには、長い時間がかかります。
その間は、高い給与は得られないかもしれません。
短期的な高い給与は、決して、高い生涯所時につながるわけではありません。
Don't obsess about how much you will make in your first year; obsess about how much you will make over your whole lifetime.
What is important with salary is lifetime income.
You can not sell your soul, because you have a high initial salary.
When trying to raise the lifetime income, investment is necessary at the beginning.
It takes a long time to acquire knowledge / technology.
In the meantime, you may not get a high salary.
A short-term high salary will never lead to a high lifetime income.
自身が与える価値を高めるためには、正しい方向性での投資が必要であり、時間が掛かります。自身が得ることばかりを考えていると、長期的に見て所得は増えません。
体力的側面が強いので若くしてエースになり、給料をもらうことも可能な職場です。
ただ、将来的な体力の衰えに対する不安は誰しも感じていると思います。
ある程度歳を重ねると転職先も限られますので、給料が下がっても腰が痛くても、毎日身体を酷使する、そのような従業員を見てきました。
転じてTCGです。
初任給は少し下がりましたが、展望は明るいです。
それは業種による側面もありますが、日々の学びが大きいからだと感じています。
明るい未来を描けるというのは、できそうで思ったよりできないものです。
せっかく中途で入りましたので、他の会社を見た視点でTCGの良さをお伝えしたいなと思っています。
ただ、生涯所得にこだわるにも、自分に投資する余裕が必要なので、やっぱりなにをして稼ぐかを決めることが重要。
それに向かえば、自ずと所得はあがる。
そういう本があります。
松下幸之助氏が書いた本ですが、
このタイトルに既に100万両の気づきがあるような気がしました。
経営の価値。
あげるべき成果を明確にし、
組織を作ってそれを達成する。
そのために、組織として個人の強みを生かし、
弱みを無効化する。
経営のコツを掴めるよう、
また経営者にそのコツを教えられるよう、
精進します。
自分の努力が正しく、よい方向に向かっていると信じることができれば、初任給など気になりません。
自分の努力が信じられないから、その不安を会社にぶつけてしまうのです。
自分を信じて、自分の努力を信じられれば、生涯所得は必ず上がっていきます。
与えたものが得たものという前提に立てば
多ければ多いほどいいのかもしれません。
しかし、与えることなく得ることのみを考えた場合
その先にあるものに心がときめくことはないと思います。
初めに何を求めるかで
その先の人生は決まってきます。
それが与えることなのか
それとも得るものなのか。
自分の人生の終わりがいつなのか理解できていれば
おのづと答えはでてくるのだと思います。
一般的な企業は、ただ目の前の仕事を効率よくこなしてくれる人間を求めるので、それでは短期的な成長しか望めません。
TCGは、たとえすぐには成果をあげられなくても、長期的な成長の機会を与えてくれ、私たちが真のプロッフェショナルとなるまでの道のりを示し、そのプロセスを見守っていてくれる会社。
いくつかをもらって生きるのか、
自分で苗を育てる方法を学び、果樹園を持つのか。
大きな実りを得るためには、時間がかかる。
根気強く、自分の畑へ肥料をやり、育て、はぐくむ。
その過程を楽しみながら、
またその方法を誰かへ伝えていくこともまた豊かな人生となる。