久野康成公認会計士事務所/株式会社東京コンサルティングファーム(TCF)の 【国際化支援ブログ】

東京コンサルティンググループ(TCG)は、日本企業の収益改善・国際化をトータルサポート!!

【経営者という生き方】

2006年11月27日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)
 経営者は、「つらい仕事」か、それとも「楽しい仕事」なのか?
 「経営者は、つらいよ」という経営者によく出会うことがあります。

 果たして、本当のところは・・・




 おそらく、落語でいう「饅頭怖い」という意味なのでしょう。本当は、こんなに楽しいとみんなに言ってしまうと、みんなが経営者になりたがってしまう。だから、経営者同士で、口裏を合わせて「経営者はつらいのだ」と言っているのです。

もっとも、本当につらいと思う経営者がいるとすれば、経営者に向いていないだけです。これほど楽しい職業は、世の中に存在しません。
 
 私は農家の次男として生まれました。愚か者という意味で、「たわけ」という言葉があります。「たわけ」とは、「田分け」が語源です。親が子供を可愛がるあまり、長男以外の子供に「田んぼを分ける」、つまり、財産分与を行うと、兄弟で分け合った少ない土地では、誰も農家として生きていけなくなる。長男以外に田を分けることは、愚か者がすることだという意味です。

農家では、家長である長男以外に財産分与することは行ってはならないという掟があるのです。

 私は次男として生まれたので、生まれもって親に頼らず、「自立」することが要求されたのです。9学年上の兄は、田舎の町役場に勤め、公務員との兼業農家となりました。

 そして、父は、私に対して、「お前は農協だ!」と言いました。はっきり言って、かなり焦りましたが、田舎の農家にとって、町役場や農協に勤めることは、農家の中でもエリート・コースなのです。

 しかし、次男である私は、何を行ってもよい自由が与えられていることに気づいたのです。もし、長男であれば、全ての財産をもらえる代わりに家に縛られるのです。そして、私は公認会計士になりました。

 親からは、「お前は、農家の息子なのだから、絶対に商売には向かない」と散々いわれてきました。私自身も商売に向く性格ではないと思っていました。

 しかし、ADHDのため、思いつくと直ぐに監査法人を辞め、個人事務所をオープンしたのです。自分が経営者に向くかどうかは考えていませんでした。しかし、私が経営者を行った方がより顧客に対してもっと良いサービスができると信じていたのです。

 独立して最高の気分になれたのは、上司がいなくなったことです。誰のお伺いも立てることなく、自由に行動できるようになりました。

 まさに自由を手に入れたのです。

 「平社員と社長は、誰にでもなれる」といいます。社長になるにためには、昇進は必要ないからです。自分で会社を興すだけでなれるのです。むしろ、上司に評価されなくてはならないので課長や部長になる方が難しいのです。

 経営者(起業家)という生き方は、本当にすばらしいものです。

生きている意味をこれほど実感できる職業は、他に存在しません。
私は、一人でも多くの起業家が日本に現れ、社会を動かしていって欲しいと願っています。


コメント (12)
この記事をはてなブックマークに追加

【海賊になるとき、農耕民族になる時】

2006年11月24日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

経営には、「攻めの時期」と「守りの時期」がある。

「攻め」ばかりを行う起業家は、往々にして破滅に進む。







 元『inc.』の発行人が書いた「起業家の本質」(英知出版)の中に、起業家は、海賊になる時と農耕民族になる時が必要とあります。

しかし、多くの起業家は、ADD(または、ADHD、注意欠陥障害、多動性)という普通の人と異なる脳の構造とを持っており、海賊から抜け切れない。そして、破滅していくというものです。

私自身も、おそらくADHDであると思います。スタッフから「ADHDではないか」と指摘されて、ADHDに関する本を読んだら、その特徴が、まさに私そのものだったのです。

私は小学生の頃、授業中にじっとしていられず(多動性)、いつも騒ぎ廊下に立たされてばかりいました。また、宿題や給食袋をいつも忘れてしまうのです(注意欠陥障害)。

自分の考えたアイデアを実現するために、思い立ったら直ぐに会社を辞めて会社を興すような起業家にはADHDの人が多いと言われます。ADHDは、今すぐ行動しなくてはいられない狩猟民族の脳の構造なのです。

しかし、ここで注意すべきは、衝動殺人を犯してしまうような犯罪者にもADHDが沢山いることです。自分の行動を自分自身でコントロールできない衝動は、良い方向に行けば起業家となり世の中に役立ちますが、悪い方向に行けば犯罪者になります。

ADHDである起業家は、自分の中に潜むシャドーを強く自覚しておかなくてはなりません。

さてこのような起業家は、自分のアイデアを事業化することに非常に喜びを感じています。新しいことを始めることが大好きです。

なので、私自身も公認会計士事務所を設立したにもかかわらず、派遣事業や紹介事業さらには、香港事務所・上海事務所を立ち上げ、将来は、インドの他、アジア全域に会社を設立していきたいと思っています。まさに、海賊です。

海賊タイプの起業家は、どんどん新しいことをしたくなるので、このようなことばかりしていると企業内が混乱し、結局、破滅するのです。私に海賊の血がこれほど流れているとは知りませんでした。

起業家が、海賊から農民に変わったときに、本当の企業成長を始めます。
そのためには、新しいことを始めるだけでなく、既存事業の成長性と収益性を常にモニタリングしなくてはなりません。

新たな事業を始めるのではなく、軌道に乗せることを常に重視しなくてはいけません。ソフトバンクの孫社長の行動パターンを見ていると、まさに海賊であることが分かります。海賊だけで終わらないためには、重要な指標である、利益率とシェアを大切にする必要があります。

私自身は、グループの経常利益率を30%と目標設定しています。売上高の増加は、シェア・アップの指標となり、利益率の高さは、生産性・効率性の指標となります。

いずれにしても、どちらかに偏りすぎてはいけないのです。


コメント (5)
この記事をはてなブックマークに追加

インターン・シップが逆効果となった企業

2006年11月19日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)
新卒予定者にインターン・シップを行ったら、
多くの企業で逆効果となった・・・

その理由とは、・・・






多くの大企業では、採用しても直ぐに新卒が辞めてしまうので、その対策を講じました。
企業は、辞める新卒社員に対してアンケートをとると、
『思っていたことと、実際の業務が違った』
『実際の仕事が自分の考えていた方向性と違う』
『自分のキャリアにならないと思った』
などという答えが返ってきました。

 企業側は、これを見て、ミスマッチが起きたと考えたのです。
 そして、ミスマッチをなくすためには、事前に実際の業務をインターンという形で見せればよいと考えました。
 そして、その結果は・・・
 インターンに対して本当の仕事を見せれば見せるほど、学生は就職してこないのです。インターンで成功している会社は、本当の仕事を見せず、『なんだか面白そう』と思わせた会社です。もちろん、そのような会社でも、就職後のミスマッチは起きるのですが・・・

 では、なぜ、インターンで本当の仕事を見せたら就職してこないのでしょうか?理由は簡単です。
 『最初にイメージしていたことと、実際の仕事が異なった。』ということです。

 キャリア志向を強めた学生にとって、実際の仕事など、どこもつまらないもので、自分のキャリアにつながらないと考えるのです。



コメント (9)
この記事をはてなブックマークに追加

生業から企業への決断

2006年11月18日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)
私が当社の前身である公認会計士事務所を作ったのは、1998年の7月です。

当初、妻は、事務所の手伝いをするつもりがなかったのですが、私があまりにも朝早くから夜遅くまで働いている姿に見かねて仕事を手伝ってくれるようになりました。

妻は、以前に働いていた監査法人の税務部門で働いていた同僚だったので、税務実務は私より優れています。事務所設立後から、税務に関する仕事を引き受けてくれました。

しかしながら、私と妻が一緒に働くことは、社員からすればボスが2名いるようなものです。いったい誰の言う事を聞けばよいか、分からなくなってしまうことも多々あったと思います。

事務所が成長軌道に乗る1~2年は一緒に仕事をすることは非常に意義のあることでした。しかし、ある程度事務所が成長すると私と彼女の意見衝突は、毎日のように起きました。

私は、事務所をさらに拡大して行きたかったのですが、彼女には、事務所を拡大する意義が見出せませんでした。社員を雇うほどに、彼女の業務量は増えて、育児に時間が取れなくなったのです。

特に問題が広がったのは、私がスタッフの派遣事業をするにあたり、大量の未経験者を雇い入れた時です。彼女からすれば、会計事務所が即戦力にならない未経験者を雇うこと自体、異常なことなのです。

しかし、アクセルを緩めない私の経営スタイルをみて、彼女の怒りもピークに達しました。そして2005年11月に事務所を去ったのです。

私は、彼女に頼りすぎていました。
もう少し早く、専業主婦にすれば、良かったのかもしれません。2005年11月時点で、私の娘は小学校の3年生でした。非常に多感な時期で、母親の愛情に飢える時です。

唯一の救いは、彼女が事務所を辞める時期が遅すぎなかったことです。今は、専業主婦として、今までの子育て時間を取り戻すかのように、子育てに専念しています。

彼女が事務所を去り、事務所の方向性に関しては、非常に安定しました。また、同時に家族も安定しだしたのです。一時は離婚も真剣に考えましたが、家族の支えなくして、経営は出来ないことにも気づくことが出来ました。
 
 まさに、これは神田昌典氏の著書「成功者の告白」(講談社)と全く同じ状態です。多くのベンチャー企業の経営者は、同じ轍を踏み、家族崩壊の危機を向かえます。仕事以外の弱い部分で、人間としての成長が試されるのです。

身内は、出来れば最初から職場に入れないのがベストかもしれません。しかし、会社を興した時、起業家にとって唯一の味方は、妻しかいないのです。
そのため、ついつい妻に頼り、傷口を広げていきます。

『生業』から『企業』に転換する時は、会社の組織も企業にふさわしいものにしなくてはならないのです。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

【成長と分配の方法】

2006年11月15日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)
種芋を残せば、成長できる。
しかし、多くの種芋を残すためには、今年の食事を我慢しなければならない。

未来の『成長』を選ぶのか、今年の『分配』を選ぶのか・・・





 私は、農家の家に生まれ育ちました。私の兄が11代目となります。生粋の百姓の息子なのです。

 小学生の頃、母親から「種いもを決して食べてはいけない」と言われました。なぜか、この教えは、今でも鮮明に覚えています。

 なぜ、「種いも」を食べてはいけないのか?

 例えば、柿であれば、食べる実の部分と植える種の部分は異なります。つまり、実を全て食べても、来年植える種は残ります。

 しかし、いもは、食べる部分と植える部分が全く同じです。来年、より多くの「種いも」を植えるためには、今年、「食べない」という意思決定をしなくてはならないのです。

 しかし、人間は、お腹が空いてしまうと、ついつい、来年植えるために取っておいた「種いも」まで食べてしまいます。その結果、植える種がなくなってしまうのです。

 これに困った農民は、「種いも」を買わなくてはなりません。しかし、お金はないのです。庄屋から畑を担保にしてお金を借り、「種いも」を植えます。
 「種いも」まで食べてしまう農民なので、借りたお金を返す能力もないのです。その結果、畑は取り上げられ、自分の畑を持たない小作人になってしまうのです。

 今年食べるいもを我慢して、より多くの「種いも」を残した農民は、来年、沢山のいもを手に入れることができます。そして、拡大再生産をしていくことが出来るようになり、畑が広がっていくのです。

 小作人になるのか、豪農になるのか?

食べるものがないつらい時に、どれだけ我慢して来年のことを考えられるかが、明暗を分けると教えられました。小作人になるか豪農になるかでは、結果は大きく異なります。しかし、その原因は、ほんの僅かな差にすぎないのです。

 当社を立ち上げた時、もちろん十分な資金はありません。担保を持たない小さな会社が銀行に頼ることはできません。急成長するためには、高い利益率を確保し、内部留保で再投資するしかないのです。

しかし、内部留保率を高めれば、社員に対する分配率は下がります。私は、スタッフに対して、この「種いも」の話をしました。もちろん、経営者の詭弁と思う人もいたことでしょう。

しかし、十分な収益を上げ、成長すれば、分配はいつでもできるのです。食べるものにも苦しむ時、来年のことを考えて投資できる人は、多くはいません。
だから、多くの人は小作人になってしまったのです。

「種いもを食べるな」

 母は、私に、優れた農家の知恵を授けてくれました。この知恵は、農家だけでなく、経営にも十分応用できるものだったのです。


コメント (3)
この記事をはてなブックマークに追加

「採用戦略」を持とう!

2006年11月12日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)
経営者が、誰でも育てられると思うのは、大きな誤り。

育つ人間は、最初に決まっている。なので、徹底して「採用」
にこだわる必要がある・・・




 経営者は「教育者」でもあるのか、真剣に悩んだ時期がありました。
 私の結論は、社員を教育しなくてはならない「役割」はあっても、決して教育者ではないとうことです。

 経営者は、「経営者」なのです。

 経営者が仕えているのは、「顧客」です。これに対し、教育者が仕えているのは、「生徒」です。教育者は、一人の落ちこぼれも出すことなく、徹底して教育しなくてはなりません。

 しかし、経営者は、顧客満足に集中し続けなくてはならないのです。
 顧客満足させるための「手段」として、社員教育があるのです。教育者にとっての教育は、「目的」そのものなのです。

しかし、落ちこぼれ社員を出したくない一心で、社員教育に集中しつづければ、顧客に対する背任行為となる恐れがあります。

 時には、大儀のため社員を切り捨てざるを得ない場面も生じます。リーダーとしての判断を試される時が必ず経営者には起きるのです。これを冷酷な行動と思う人もいることでしょう。しかし、全てを救おうと思えば、全てを失うのです。

 私は、経営者の役割は、『畑に種をまき、水をあげ世話をし続けること』と思います。しかし、全ての種が芽を出し、実を結ぶわけではありません。
 どんなに世話をしても種が腐っていては、芽が出ないのです。

 いかなる種をまくのか?これが「採用戦略」です。

当社では、採用を重視しています。教育は万能ではありません。教育の限界を認識することも重要なことです。誰でも教育できると思うのは、経営者の傲慢なのです。

 当社の場合、採用を重視しているとはいうものの、基本的には非常に多くの未経験者に門戸を開放しています。それは、『知識・技術・経験』ではなく、『顧客に対する思い』を持てる人が成功すると信じているからです。

 私は、そのような思いさえあれば、ぜひ、チャンスを与えたいと思っています。これに対して経験豊かな人であっても、自己中心的な発想の人は採用しません。経験者ほど厳しく評価します。

 我々は、アヒルと同じで、始めに見たものが親鳥なのです。つまり、経験者は、最初に就職した企業のやり方を基本形と思ってしまいがちになります。経験者ほど、新しいものを受け入れることに不安を抵抗を感じます。

 業界の中で新しいことを行おうとする企業にとって、時に経験者は、改革反対派になるのです。例えば、京都のMKタクシーが良い事例です。MKタクシーは経験者を採用しません。人間は、易きに流されます。より高みを目指す企業は、「ぬるま湯経験者」を排除した方が無難なのです。

 しかし、多くの経営者は、これが出来ません。経験者は教える必要がない即戦力だからです。この意味で、経験者に頼りすぎることは、時に経営者の怠慢となることもあります。教育は、経営者の重要な「役割」であることを忘れてはいけません。

コメント (8)   トラックバック (1)
この記事をはてなブックマークに追加

【経営者は何を仕事とすべきか?】

2006年11月10日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

 経営者の仕事とは何か?

 簡単に言えば、「経営」をすることです。

 では、経営とは何か?

 これは非常に難しいテーマです。しかし、これを考えない限り、経営者は、「営業部長」になったり、「工場長」になったり、「開発部長」になったりします。つまり、経営を放棄し、従業員の仕事を始めるのです。

 私は、グッドウィル・グループの折口会長の発想法に大変感銘を受けました。

折口会長は、会社の立ち上の時、社員5人程度の時から会長職に付いたのです。会長兼CEOと社長兼COOとに最初から役割分担をしました。

 この発想に習い、私も当社の立ち上げ時点から「会長兼CEO」となりました。

 では、CEOとは、いかなる仕事をすべきなのか?

 当社では、CEOの仕事は、企業理念・経営哲学・ビジョンの策定、これを達成するための基本戦略の策定、また、これらを組織に浸透させるための社員教育です。

 理念やビジョン、基本戦略の策定の方法は、考え続けることだけです。実際に体を使う仕事は、「社員教育」が中心です。

 このようにCEOCOOを分けることによって、日常業務の大半から開放されます。そして、企業のボトルネックに自分自身の業務を集中することが出来ます。この方法は非常に有効です。

 さらにこれは、「事業承継対策」にもなるのです。

 多くのオーナー経営者は、60歳を過ぎてから、本気で事業承継を考えます。

 しかし、私は会社設立のときに事業承継方法を考えました。

その理由は、多くの企業が事業承継で失敗している姿を、会計士としての仕事を通じて見てきたからです。

 経営者にとって最後の仕事は、「事業承継」です。

 事業承継を成功させるためには、企業の立ち上げ時点からプランニングすることをお勧めします。

 そして、自分が経営者として「引退する日」も最初に決めることです。

私の場合は、60歳です。「宣言」することもお勧めです。

宣言する方法は、ワタミ・グループの渡邊社長が行っている方法です。

 歳をとってからでは、欲がでるかもしれません。この時、オーナー経営者を制することのでいる人はいないのです。オーナー経営者は、自分を「裸の王様」と自覚し、自分自身で自分をコントロールするしか方法はありません。

 私は、60歳を過ぎてからは、一人のコンサルタントに戻りたいと思います。

 「フナ釣りに始まり、フナ釣りに終わる」のです。

 

コメント (1)
この記事をはてなブックマークに追加

自立しよう!!

2006年11月05日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

自立とは、他者に依存しない心を持って生きていくことです。

決して、自活することだけではありません。

 

当社の面接を受けに来る方で、内定後、
『なぜ、内定になったのですか?どこを評価されたのですか?』
と、尋ねてくる方がたまにいます。

私にとっては、びっくりする質問です。

逆に、『なぜ、面接に来たのですか?』と尋ねたくなります。


当社では、未経験であってもチャンスを与え、ステップアップしていく人材を多く育成することも一つの社会的意義と考えています。

多くの会計事務所は、経験者しか雇いません。未経験者、ましてや新卒者にチャンスを与えられる事務所は、極端に少ないのです。

そのような中で、我々は、未経験であっても、なるべく多くの方にチャンスを与えられる仕組みを作りたいのです。

優秀な人材はどの会社でも使えます。これは当たり前です。

しかし、会社の教育機能が高ければ、より多くの人に『働く場』が提供されるのです。


なぜ、内定を出したのか?

それは、チャンスを欲する人にチャンスを与えることを社会的意義と捉え、そのための教育機能を徹底強化しているためです。

つまり、大半は、当社の理由なのです。

 

誰かから、認められていなければ自分自身を維持できないほど、自分に自信がない人が多くいます。

特に、会計士や税理士の資格を取ろうとする人は、その傾向が強く出ています。自分に自信がないから、資格に頼ろうとするのです。

おそらく、かつては私もその一人だったのかもしれません。
どんなに強い鎧を纏おうとも、鎧の中にいる中身が強靭でなくては戦うことは出来ません。

【依存から自立へ】

生きていくうえで、必ず通らなければならない道です。

何かを得ようとする人ではなく、価値を社会に与えられる人になることを常に目標設定していき続けなくてはなりません。

人間は弱い動物だから、直ぐに自己中心的な生き方をしてしまうからです。



PS:今日から香港に4日間行って来ます。

香港子会社、村松社長がんばってね。


できる人は、チャンスを得ようとします。
出来ない人は、お金を得ようとするので、結果として、チャンスが回ってきません。
そして、得ようとしているお金も得られないのです。

結果として、お金が得られるのは、最初にチャンスを得た人なのです。

では、どうすればチャンスが得られるのか??
それは、チャンスを与えたいと相手から思われる生き方をすることです。

コメント (4)
この記事をはてなブックマークに追加

【稼いだお金を何に使うか?】

2006年11月02日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

いかにお金を稼ぐかは、経営者としての力量が問われるが、

そのお金をいかに使うかは、人間としての品格が問われる。




いかにお金を稼ぐか?

その方法論は、『投資術』『金持ち父さん』に代表されるように巷に溢れかえっています。


しかし、今後、格差社会が広がる中で、ごく一部の成功者と呼ばれる人の消費のあり方が重要となる時代が来ます。


いわゆる、『ノーブレス・オブリージュ』の気概を持つことです。

貴族として生まれた人には、貴族としての生き方のルールがあります。


自分自身の贅沢のためだけの消費は、人間として非常に醜い姿に見えます。よくテレビで登場するような金持ち自慢のお金持ち状態では、社会として荒み、結果として犯罪が多くなっていくと思います。


私の理想としては、ワタミの渡邉社長のような生き方が理想と思います。
渡邉氏は、教育や学校設立に情熱を注ぎ、お金ではなく、価値ある物、人を社会に残そうとしています。


経営者として、優秀な人間にとって、お金を稼ぐこと自体は、それほど難しいことではないかもしれません。

しかし、そのお金をいかに使うかは、非常に難しいテーマです。



外車や別荘などにお金を使う経営者は、『他人から認められたい』と強く思う認知欲が非常に強く現れている状態です。

裸一貫で事業を大きくし、お金持ちになっても、なぜか他人に認められない焦燥感があるのです。その出口が浪費であれば、成功した人生とは呼べません。



お金に余裕のない人は、自分のことで精一杯で、何にお金を使うのかも、自分のため以外考えられないことでしょう。

しかし、余裕を持ってからも、自分のためにしかお金を使えないようであれば、決して幸福感に満ち溢れた人生にはならないのでしょう。



経営者は、社会の為に経営を行い、社会のための消費を行わなくてはならないのです。



コメント (13)
この記事をはてなブックマークに追加