校内で10人の女児に性的暴行を加えたとして強姦罪や強姦未遂罪などに問われている元小学校教諭、森田直樹被告(43)=広島県三原市中之町3=の公判が1日、広島地裁(奥田哲也裁判長)であった。検察は「教師を隠れみのにした卑劣な性犯罪者で、前代未聞の醜悪な犯行で最高刑で臨むほかはない」と両罪などを加重し、有期刑上限の懲役30年を求刑した。 検察は論告で「ビデオで撮影し、口止めさせた」「被害者の楽しい小学校の思い出をめちゃくちゃにした」「教師と生徒の信頼関係などを崩壊させ、教師への信頼をおとしめた」などと主張。また、01年11月から06年7月にかけて、強制わいせつ13件▽強姦46件▽強姦未遂11件▽児童福祉法違反13件を繰り返していたことを明らかにした。 森田被告の上申書によると、被害を受けた女児は27人に上る。判決は9月14日に言い渡される。
@頭禿げらかして、どんな世界で生きてんだ。