駒子の備忘録

観劇記と乱読日記、愛蔵コミック・コラムなどなど

宝塚歌劇宙組『宝塚巴里祭2017』

2017年07月06日 | 観劇記/タイトルた行
 パレスホテル、2017年7月4日ランチ回。

 3日ディナー回から振り替えになってしまいましたが、生徒席にいらしたまぁ様とせーこが近くに見られたので満足です。てか昼酒サイコー!
 お取り次ぎしてくれたお友達とはテーブルが違っていたのでひとり参加でしたが、両脇の方がそれぞれものすごく気さくでかつ美人で話がおもしろくて、楽しく呑んで食べてしゃべっちゃったので、ホントほわほわな状態でのショー観劇になってしまいました。
 そして『AM』ロスでつい過剰にヒューヒュー言ってしまいたくなる癖が発動しそうに…危ない危ない、でも本当に楽しく観ました。
 まぁ様コンもとても充実していて、でも『パーシャルタイムトラベル』にもたくさん有力な組子がいて、なのにみっつに分かれたこの組にもタレントがたくさんいました…!
 なんと言っても三女神、もあちゃんしーちゃんさよちゃんがまず素晴らしい。みんな可愛くて美声で、でもちゃんとタイプが違うんですよね。もあちゃんは最上級生なのに最もキュートで愛らしく、しーちゃんがしっとり大人っぽい雰囲気があって、さよちゃんはおちついていてまろやかでちょっと庶民的、そしてしゃべるといい感じに宝塚オタク(笑)。いいバランスでした、「白い花がほほえむ」は絶品でした…!
 なんの歌だっけ、ふたりずつ一本のスタンドマイクを挟んで歌う歌がありましたが、両側からもあちゃんとしーちゃんに顔を寄せられるマイクになりたい人生すぎましたよまったく…
 男役陣はさお、あきも、あーちゃんがお兄さん格かな。あきもはなんでもできるしあーちゃんもダンサーだし、もっと広いステージでバリバリ踊らせてあげたかったけれどね。でも歌ももちろん素敵でした。
 ほまちゃんとアラレが下級生としてちょこんと入っていて、でもアラレちゃんは以前はもっとぽやぽやしていたのに、だいぶ顔ができてきた気がしました。やはり場数は大事なんですねえ。
 そして主演のゆりかは、もちろん決して歌手ではないと思うんだけれど、情景を思い起こさせるような、ていねいな歌い方が素敵で、私はことに映画音楽メドレーに惹かれました。よかった…!
 そしてトークでは下級生のどんな無茶振りにもニコニコしているのが可愛らしいし、まぁ様と違って自分がモテていることとか萌えられていることがよくわかっていない感じなのがまたいいんですよね。困惑しつつ笑ってなんでもやってくれる感じ、とてもヨイです!
 アンコールに際し、熊本の地震について触れたのも印象的でした。まだまだ復興途上なんだろうし、なかなか言葉にしづらい状況なのでしょうが、故郷を案じつつ、心を寄せてくれるファンに感謝を伝え、祈りのような歌を静かに歌う…しみました。
 次期トップスターとして宙組をまた違った色に染め、率いて行ってくれると信じています。お披露目演目もいいものだといいな。期待しています、いい発表を待っています!





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