いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

父へ  長い間ありがとう

2011-06-04 01:08:33 | 好きなもの
長らくご無沙汰してしまいました。

その間、どうしているのかとご心配くださった皆様には、本当にごめんなさい。

まぁ。。。ちょくちょく休止状態になる当ブログなので、又かぁ~って感じでもありますが・・・



お正月の初詣の記事をアップしてから、風邪を引いて咳が中々止まらずブログをサボって居る内に、

1月17日父が立ち上がりが出来なくなり、尿の色が赤っぽいようなので

翌18日、チョット主治医に見てもらおうと受診した所、即!入院となりました。

炎症反応の値が高い、微熱があり血圧が低め、それといつもの元気が無い為、

入院して検査した方が良いと言うことでした。



CT検査の結果、右股関節の辺りに動脈瘤がありそこが炎症を起こしている事、

更に、炎症は起きていないが腹部大動脈瘤もある事が分ったのです。

腹部の動脈瘤の手術は父の年齢、病歴もろもろを考えると非常に危険で出来ず、

「今すぐ破裂の心配は無い、寿命が来るのが早いか?破裂が早いか?ですね」と医師の説明があり、

「とにかく足の動脈瘤の方だけを手術をして、歩ける様になって家に帰りましょう」と言う

治療方針が決まったのが入院4日の夜8時頃でした。



その後で、久しぶりに妹に付き添いを交代して貰い自宅に帰っていた私に

腹部大動脈瘤破裂を起こし急変したと連絡が入り、大慌てで病院に駆けつけたのでした。

父は一時意識を失っていましたが、その後の治療で回復し・・・安堵したのもつかの間、

翌22日、入院から僅か五日目の夜、父は母の待っている天国へ静かに逝ってしまいました。

最後のお別れの時、私が父にかけた言葉は「長い間、ありがとう」でした。



あれから・・・もう少しで半年が来ようとしています。

何かと慌ただしかった事もあったし、精神的にもブログを書く元気をなくしてたけど。。。

時間って有り難いもので、やっと最近になって又ブログを始めようと思えるようになりました。

休み休みになるんだろうけど、ぼつぼつ更新出来れば・・と。

気まぐれブログでも、又、覗いてみてやろう~って方、どうぞよろしくお願いします。



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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます。 (pochiko)
2011-06-04 06:43:40
azamiさん 復活ですね。

お父さんの容体が急に変わられて
もっと長生きできたのではないかと思われた事でしょう。
私もそうでした。
何とか出来なかったのか、いつもそんな思いでいましたが
人間その時ってあるのかなぁ~と最近になって思います。

今はなにかに付けて思い出すのです。
悲しみとはちょっと違うけど、物足りない様な気がしてなりません。

お父さんも最後の最後まで、娘さんに看取られて
本当にお幸せだったのではないでしょうか。
今はそうじゃない人がたくさん居ます。
最後に言葉をかけられてあげて良かったですね。

きっとazamiさんや他の妹さん達の事
見守ってくださっていると思います。
いつも通りのいつもと同じような生活で
今日はこんな事があったよ。とか、話しかけると良いらしいです。
私も次女の事や自分たちの事とか、朝 一人の時に
仏壇に向かって話しかける事が多くなりました。
そういう年頃になったって事なんでしょうかね~

でもazamiさんがお元気そうで良かったです。
アザミの花の美しい事ったら。

復活 お待ちしていました。
私もお待ちしてました^^ (チョコミント)
2011-06-04 16:05:12
これからまた「いつか、どこかで」を訪問する楽しみができました。
アザミの写真、美しいですね。
トゲトゲして見えるのに優しい

pochikoさんの文を読んでもう胸がいっぱいです。
ほんとに私もそう思います。
azamiさん、ガハハと笑ってね。
待ってて下さってありがとう (azami)
2011-06-04 19:29:49
pochikoさん、こんばんは~。
早起きですね~凄いわ~。
そろそろブログを・・と言いつつ、やっと重いお尻が持ち上げることができました。

その通りで、まさか?こんなにあっけなく逝ってしまうとは思って居なかっただけに・・・
あの時はあれで良かったのかとか、こうしてたら・・・とか、思うばかりで。
pochikoさんもやっぱり同じような思いをなさっていたのですね。
でも、悔やむ言葉を口にする私に妹が「それが寿命だったんよ」と。
今は随分落ち着いてそんな風に思える様になってきました。

長い間側に居て看て来た家族としては、そこに姿が無いのが・・・何かにつけて寂しいんですよね。
そこにもここにも思い出が1杯あって。

少しづつ自分で自分の事が出来なくなって、認知症が進んでからは、
ケンカになる事も度々あったし、綺麗ごとだけじゃなかったんですが、
でも、長い長い年月家族の皆の為に頑張り続けた父に最後はただただ感謝の言葉でした。
ケンカしながらでも、ほぼ最後まで家で介護が出来たことはやっぱり良かったのかな・・・と思ったりする今日この頃です。

そうですよね~、私も知らず知らずにも空を見上げて話しかけてたりします。
仏壇の前に座ると「皆を守ってね」って今なお甘えてお願い事ばかりしちゃって。
pochikoさんもおばあちゃんとお話したり、お願いごとをなさってるんですね。
いつの間にか・・・そんな風に自然に出来るようになるって、
本当に~それだけの年を重ねたってことでしょうね。

いつまでも下を向いてたら身体にも良くないしね~日々の雑事が気を紛らわせてくれるし・・・時間が経つって凄い事だなと実感してます。
こうして又、お話が出来るのもブログを再開したからこそで、
待ってて下さってありがとう~。よろしくね。
Unknown (MARIN-MAMA)
2011-06-05 16:33:12
お父様、急な旅立ちだったのですね。
びっくりされたでしょう。
でも今まで本当によく介護されてきたから、十分だったと思いますよ。
お父様もきっと「もういいよー。手術したらまた後が大変だし、もう十分だよ。」って思われたのかもしれませんね。

心からお悔やみ申し上げます。


ブログはぼちぼちでいいと思います。
私もそうするつもりでいます。
なんだか気分的に書く気にならない日が増えてきて、さぼってばっかりです。

ぽつりぽつり・・・になりそうですが、これからもよろしくお願いします。

Unknown (azami)
2011-06-05 22:24:02
チョコミントさん、こんばんは~。
待ってて下さって本当にありがとう~。とても嬉しいです。
時間のある時の更新になると思うけど、時々覗いてみてね!
アザミの花、なんとも優しいピンク色ですよね。
私とっても好きで草刈りの時、刈らずに残しているのですよ。

pochikoさんの言葉ね・・・ぜ~んぶがスゥーっと胸に滲み込んでくる気がします。
我が家と同じ頃に、長い年月介護を続けたおばあちゃんを亡くされていらっしゃるので
私の思いを良く分って下さってるなぁ。。。と。
明るくガハハと毎日を過ごすようにしなくっちゃね!
Unknown (azami)
2011-06-06 00:13:06
MARIN-MAMAさん、こんばんは~。
そうなんですよ、ちょっと診て貰ってた方がいいかな?と思って受診して即!入院でしょ。
それからたった5日後でしたから・・・
なんの心積もりもなかったし、こんなにあっけなく逝ってしまうとは思いもしなかったの。
足の動脈瘤の手術もする事なく、腹部の動脈瘤が破裂して・・・
動脈瘤って何か他の検査で偶然に見つかる以外は殆ど自覚症状がないそうで、
まさか・・・って驚きでした。
介護もケンカしながらで悔やむ部分が1杯なんですけど、
いつも近くに居られただけは良かったかなと思ったり。。。です。
お悔やみの言葉をありがとうございます。

MARIN-MAMAさんも私も書く気持ちになった時に・・・それで良いですよね。
時々、ぼつぼつ、無理をする必要はないですもんね。
それにしても、余り長く書いてないと、あれぇ~どうするんだったかな?ってブログの写真の貼り方を忘れそうになったりして困ります。
私の場合、ボケ防止にも一役買ってくれそうなのでぽつりぽつりでも頑張らないと~です。
こちらこそ、よろしくお願いしますね。

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