いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

ミヤマカラスアゲハ

2021-05-25 18:51:47 | ミヤマカラスアゲハ


5月10日撮影

畑の畦にヤマツツジが大きく枝を伸ばして

今年も沢山の花を咲かせていました。(過去形、すでに咲き終わっています)

植えたものでは無く、ず~~っと昔から自生しているものです。

私はブログを始めるまで「紅ツツジ」という名前だと思っていました。

子供の頃に親から聞き覚えたので。



この10年程みて来て、”クロアゲハはヤマツツジがお好きらしい”と、

気が付きました。ヤマツツジで見かける機会が多いので。

この日も、家から見えたので「おお~やって来てる!」と急いで駆けつけ、

逃げられない様に、そ~っとジワジワっと距離を縮めて撮りました。

クロアゲハだと思い込んでシャッターを押していたんだけど。。。

尾状突起に青色が見えた時点で、これはクロアゲハとは違うぞ~と。



後翅の表側の綺麗な青色のラインが見えて、もう~絶対にこれは、

いつも撮り慣れているクロアゲハじゃない!と確信しました。

この時点では、何て言うアゲハチョウか分からないので、

撮り終ってからネットで名前を調べたところ、

カラスアゲハミヤマカラスアゲハに辿り着きました。



あちこちのサイトを巡ってみた結果、

多分?だけど、ミヤマカラスアゲハじゃなかろうか~と。

カラスアゲハだと、後翅の表側に青色のラインが無いようなので。



そして、後翅の裏側の矢印で差している部分の白っぽいラインも、

ミヤマカラスアゲハに見られるもののようなので。

(もっと白いラインがが太い個体の方が多いのかも・・・)

・・・とは言え、確信を持って言い切れないのが、

少々もどかしいんですけどね。



ちなみに、2016年のカラスアゲハと思われる記事

リンクを貼って置きますね。




黒いアゲハチョウって、私的には高貴なイメージがあるんですよね。

家の周りで見られる黒いアゲハは、クロアゲハと、ナガサキアゲハ、

モンキアゲハ、なんです。

そんな中、今回初めて美しい青い翅のミヤマカラスアゲハに、

出会えたこと、とても嬉しかったです。



見かけたからと言って、写真に撮れるチャンスって、

そうそうあるわけじゃ無いので、

偶然の出会いにはいつも感謝です。

ワクワクをありがとう~!って気持ちです。



ナミアゲハとクロアゲハとナガサキアゲハは、

家の大きくも無いユズの木に卵を産むので

幼虫が育つ過程を観察することが出来るんですけど、

時々やって来る、モンキアゲハとか、

一度だけしか写真に撮れていないカラスアゲハや、

今回のミヤマカラスアゲハはどこで成虫になって居るのか?

知りたいところですが・・・



幼虫の食草は、ミカン科のキハダ、カラスザンショウ、ハマセンダン等で、

ミカン科の野生種が生えているところで多くが育つらしいです。

つまり、栽培種をあまり好まないらしく、

であれば、家のユズの木に卵を産みには来ないよなぁ~。。。



来年も我が家の周りのヤマツツジに来てくれると嬉しいけど、

そうそうラッキーなことがあるとは思えないし、

何年か後に、又、出会えると良いなぁ~と思っています。



コメント欄を閉じさせて頂いています。


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