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政治に信頼を取り戻すために。

2007-06-19 11:24:49 | 政策・マニフェスト
注意:このブログは、書きかけです!!

昨日6/18の朝日新聞が、
とても大切な世論調査による記事を載せいていたので、
取り上げたい。

 政治や政党に関する意識調査である。
実施者:佐々木毅・前東大総長(学習院大教授)
    朝日新聞本社社会経済生産性本部の前田和敬・政治改革推進部長

調査目的:政党・政治家の評価や支持・投票の基準、世論調査の受け止め方など広く有権者の政治意識を探る。

調査時期:年金問題が国会で焦点となる前の4~5月
対象:3千人
調査方法:郵送によるアンケート
回答:2166人
回答率:72%


結果の傾向:政治をまじめにとらえる姿勢が目立つ一方で、政党の現状に対する不満は強い。支持する政党があっても入党や寄付までしようという人は少なく、その党の候補に「必ず投票」も半数だ。政党を支える意識の希薄さがうかがえる。

 
政党が「期待される役割を果たしている」:10%
政党が「役割果たしていない」:83%

政党という存在が「大切だ」:53%
    「そうは思わない」:40%

政治は「ふだんの生活や仕事と切り離せないもの」:62%
「ふだんの生活や仕事とはあまり関係がないもの」:34%


 
政治に「興味がある」:82%(大いに31%+少しは51%)
   「興味がない」:18%(あまり16%+まったく2%)

「政治はドラマである」:18%
「そうは思わない」:67%

「政治は面白くなければならない」:27%
「そうは思わない」:67%

「今の政治はワイドショー政治である」:54%
「そうは思わない」:39%

⇒有権者は政治に関心をもちつつ、政治は軽いものではないと意識しているようだ。

 

政治を「信頼していない」:58%(あまり49%+まったく9%)
政治を「信頼している」:41%(大いに2%+ある程度39%)

政治が「変わってほしい」:92%(大いに44%+ある程度48%)
   「変わってほしくない」:6%(あまり6%+まったく0%)  
              

⇒現実の政治への視線は厳しい。


いまの政治を「ワイドショー政治」とみる:54%

政治家に対しては言葉を「大切にしていない」:80%

「立ち居振る舞いやファッションなど言葉以外の要素でアピールすることに力を入れる傾向がある」:56%

 
有権者は「政党支持」をどうとらえているか。

支持する政党があれば
「党員になってもよい」:17%
「寄付してもよい」:13%
「政治活動や選挙にボランティアで参加してもよい」:30%

⇒支持の脆弱(ぜいじゃく)さがくっきりと出た。「寄付」や「参加」は自民、民主支持層で他の政党支持層より少なかった。


支持する政党があれば
その政党の候補者に
「必ず投票する」:51%
「そうは思わない」:45%
政党を支持する人でみると、
共産、公明支持層:7割台
民主支持層:61%
自民支持層:55%
⇒「二大政党」といわれる両党で支持の緩さが顕著だ。

 
いま支持する政党があるかどうかにかかわらず、
自分が「無党派層」と思うかどうか聞くと、
「思う」:47%
「思わない」:46%
「無党派層だ思う」と答えた人に
それはどうしてですか。
支持する政党を見つけたいが、見当たらないから:14%
支持する政党がたびたび変わるから:3%
特定の政党に縛られたくないから:9%
政党という存在を好きになれないから:10%
政治そのものに関心がないから:3%

*無党派層と思うと答えた人の政治意識
政治に「大いに興味」は全体より低く、
政治を「信頼している」も少なめ。
半面、政治が「大いに変わってほしい」は全体より多く、
政権交代がたびたび行われる方が「よい」も高い。
⇒いまの政治に冷めつつ、
 改革にはこだわりを見せる
 横顔が浮かぶ。




政治的な立場を説明する言葉として使われてきた
「保守―革新」については、物差しとして「適切ではない」:58%
「右―左」「ハト派―タカ派」「抵抗勢力―改革派」:「適切ではない」が6~7割

⇒有効な座標軸が失われている。
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