「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

水島 信さん (バイエルン州建築家協会 Architekt)のご講演。ミュンヘン、特にPrinz-Eugen-Parkのまちづくり、非常に魅力的でした。まさに、「こどものためのまちづくり」

2024-05-15 19:29:04 | 街づくり

 あるまちづくりの勉強会2024.5.15、ドイツ(ミュンヘン)のまちづくり、特にPrinz-Eugen-Park https://maps.app.goo.gl/nR7KPbceb3mPtYTJ9のまちづくり、非常に魅力的でした。

 子どもにも、高齢者にも、障がいのある方にも、優しいまちづくりができていました。

 すなわち、車を排除し、しかし、車の別の通り道はあり、住宅は、高密度にならず、低層で、木々・自然に囲まれ、住宅の近くに公園が必ずありました。

 なぜ、できるのか。

 ひとつは、住民・市民が、まちづくりに実質的に参加できる仕組みになっていることがあるように思いました。

 形式的な参加ではなく。

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ドイツに学ぶ こどもにやさしい まちづくりの実務


昨年の神楽坂サロンで好評だった「こどもにやさしいまちづくり」を,今年はさらに掘り下げて建築家水島信さんにお話しいただきます。
例えば,50年前のミュンヘンオリンピック会場や,その11年後に開催された国際庭園博の会場は,それぞれが別個の都市政策で為されていますが,「こどもにやさしい」という視点で観察すると,一つの脈絡で政策実行されているという解釈が可能になります。その水島さん個人の考えを基に最近のミュンヘ ンにおける,遊び場を伴った緑地帯に囲まれた新しい郊外型居住区,通過交通路を排除し,袋小路の交通網によって区域内は緑地に埋もれている都市型集合住宅地,幹線道路の地下埋設化で車交通を鎮静化に因る地上の水路と緑地帯の回復,さらに,最近顕著になってきた環境保全を重視した持続可能な集合住宅地といった「こどものためのまちづくり」とすることが可能な政策を説明していただきます。 多くの方の参加をお待ちしています。

報 告:水島 信さん
(バイエルン州建築家協会 Architekt)

*****続編******
https://peatix.com/event/3943010

「ドイツ連邦の基本法と都市計画制度」

2024 年6月8日(土) 14:00~16:00

ドイツ都市計画制度は,ドイツ基本法第一条の「人間の尊厳は不可侵である」という条文を遵守する政策を遂行する目的を持つと集約することができます。それに基づけば,日本とドイツの都市景観の異なりは,一個人の権利と義務についての社会的認識の異なりに由来すると説明することができます。
ドイツは連邦制を軸とした16の州から成り立つ共和国です。都市政策もその規模と建設意義に沿って連邦政府,州政府および自治体に責任と任務が分担され,自治体における建設行為は自治体の権限で行われます。この建設を伴う都市政策には,土地利用変更には議会承認を必要とし,計画建設履行図は住民公聴会での承認を必要とします。「おらが街」の建設政策には「おらが意見」が反映されるとは言っても,個人の権利の前に義務が先行するドイツのまちづくりの制度を,日本のそれと比較,対象しながら説明していただきます。





 





 
 

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