アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

八重咲きドクダミ

2012-06-15 15:51:20 | Weblog
 東京は昨日に続き15日も梅雨の中休みの晴れ間になりました。気温はさほど高くなりませんでしたが、風があったのでこの時期としてはまあ快適な一日でした。この後は傘マークのついた日が多く陽射しは期待できないとあって、洗濯にも散歩にも貴重な晴れでしたね。南方でうろうろしている台風4号の動き次第では、梅雨前線が刺激され大雨も心配されるといいますから、梅雨の谷間は大事にしたいものです。


 街を歩くと、そこら中にドクダミの花が咲いてます。これも梅雨時の風物詩ともいえますが、あまりに見かけることが多いので誰も振り向いてもくれませんが、純白で十字架のような小さな花はよく見ると実に可愛らしいものです。でも花びらに見えるのは葉の一種の苞(ほう)と呼ばれる部分でその先にある棒状の花序のまわりについている黄色い小花が本当の花だそうです。またどこにでもあるというわけではありませんが総苞片が幾重にもなった八重咲きドクダミ(写真)もあり、こちらも可愛らしいですねえ。石神井公園で何年か前に初めて見ましたが、今日は市街地に近い所で普通のドクダミに交じって咲いているのに出合いました。


 ドクダミの花はいいがあの臭いがね、と言う人が多いようですが、熱を加えると臭気が消えるので葉を天ぷらにして食べることも出来るほか、昔から薬用にも用いられています。乾燥した葉を煎じて飲むと利尿作用があり、動脈硬化の予防にもなるといいますよ。
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グミの実

2012-06-13 17:42:38 | Weblog
 梅雨時ですから仕方ありませんが毎日鬱陶しいですね。雨にも負けず、散歩は続けているのですがあまり写真になるものに出合えません。雨から開放された今日、歩いていて懐かしい果実に出合えました。サクランボをちょっと細長くしたような小さなグミの実が赤く色づいていました。子供の頃にはよく見かけたものですが近頃はほとんど目にすることがありません。もちろん食べることが出来ますが、ちょっと渋みと酸味がありかすかな甘味の、それほどおいしいものではありませんので市場に出回るような果実ではないでしょう。


 今ではグミといえば菓子のグミしか知らない子供が多いことでしょう。こちらは果汁などをゼラチンで固めたもので独特の食感がありますね。名前はドイツ語のゴムを意味するGummiからきているのですが、植物のグミは大和言葉(日本語の語種で、漢語や外来語に対する日本の固有語)なんだそうです。ということは日本では随分昔から親しまれていたものなんでしょうが、だんだんこういうものが減ってきて庭木として植えられているだけになったんですね。季節を感じる桑の実もそうですね。こういう小さなものに郷愁を覚えるというのもトシなんでしょうな。
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すみだ水族館 in TOKYO SKYTREE TOWN

2012-06-10 15:57:59 | Weblog
 雨降りの9日、都心に用事があったのでついでにスカイツリーまで足を伸ばし、スカイツリータウンの目玉のひとつ「すみだ水族館」を見てきました。スカイツリーは上半分が空を覆っている雲の中に隠れて見えませんでしたが、相変わらず大勢の観光客で賑わっていました。スカイツリータウンの5~8階にある水族館は、身近にありながら意外に知らない東京湾・東京諸島の海につながるいのちをコンセプトにしており、ほかの水族館とはひと味違う内容を売りものにしています。


 入り口から入ると、まずは数億年前から姿を変えていないと言われるクラゲがお出迎え。ふわり、ふわりと水槽を漂うたくさんのクラゲたちは幻想的でもあります。普段あまり目にすることのない小さないきものたちの生態が見られるアクアギャラリーは美術館の画の展示のように水槽が並んでいます。東京湾・東京諸島のいきものたちは約50㍍のスロープを歩きながら東京湾から小笠原までの東京の海の個性豊かないきものたちの姿を観察できます。東京大水槽は世界遺産・小笠原諸島の青く透き通った海の世界を再現、都内の水族館では初めてというシロワニと呼ばれるサメが悠然と泳いでいます。


 そしてもうひとつの目玉、水量350トン、国内最大級といわれる屋内開放プール型水槽ではすぐ傍をペンギンたちが泳ぎ回っているほか、オットセイの生態も間近で見ること賀で見ます。水中をすごい速さで泳ぐペンギンたちを水中で見ているかのように観察出来る水槽です。
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オナガ

2012-06-08 16:11:01 | Weblog
 いよいよ関東も梅雨入り間近でしょうか、8日の東京は蒸し蒸しするような暑さでしたね。練馬では午後1時半過ぎに気温が30.3度まで上がり今年最高の暑さになりました。真夏日も今年初めてで、またあの暑い夏の到来かと思うといささかげんなりします。年初から寒い日が多かったので今年は夏も涼しいのかなと心配してましたが、きちんと季節は巡ってくるものですねえ。


 木のてっぺんで気取っている?のはオナガです。黒い頭に水色の長い羽、ほかに似た鳥はいないのでひと目でオナガとわかりますね。集団でいることが多いのですが、たまにはこうして一羽で行動することも。市街地でも時折見かけることがありますが、長い尾をひらひらさせながら飛ぶ姿は優雅でもあります。ところが鳴き声は容姿からは想像もできないようなひどいもので「グエ~」とか「ギャ~」といった変な声。集まって移動する時などは一斉に鳴きわめくのでやかましい鳥です。それもそのはず、カラスの仲間なんだそうです。そういえば最近、カラスも家の近くでよく騒いでますが、また数が増えてきたのかな。
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スカイツリーから東京タワーを見下ろす

2012-06-06 17:08:45 | Weblog
 6日、東京スカイツリーに初めて上ってきました。台風接近の影響で梅雨前線が北に押し上げられたため、前日の予報では東京は雨が降るということでしたた。何とまあ、この日を狙っての雨とは!しかも6日は金星が太陽面を通過するという世紀の天体ショーもあるというのに。なんとか降らないようにと、前夜は「雨降るな」体操で晴れを願ったものの朝起きると予報どおりの雨。それではと「雨やめ」体操で祈ったのが天に通じたか出かける時は上がりました!


 7月までは日時指定の完全予約制のため、雨が降ろうが風が吹こうがこの日の予約客はやってきます。まず指定時間のチケット引き換えの列に並び、エレベーターに乗るのにまた並びと行列に耐え、やっとたどり着いた地上350㍍の天望デッキはやはり迫力十分でした。朝はひょっとして何も見えないのではと心配でしたが、遥か向こうまでちゃんと見えました!確かにこれだけの高さからのパノラマビューは初めてで、下を覗くとクルマなんかおもちゃのよう。ただ遠くはいくぶん靄ってましたが、それでも東京タワーも見下ろす感じで見えます。タワー全体を下に見るのは妙な気分ですね。


 再び、列に並んで上の天望回廊行きのエレベーターに。445㍍からの眺望はデッキからの眺めとそれほど変わった感じはしなかったのですが、スッキリした晴れでなかったせいでしょうか。写真は回廊から撮ったタワーですが、さすがにちょっと遠いですかね。また340㍍の天望デッキフロア340にあるガラス床からの下の眺めは、高い所があまり好きでないのにもかかわらず楽しめました。残念なのは天体ショーで、天望回廊でほんの一瞬太陽が見えましたが、金星は通過し終わってました。
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