アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

これも花だって!

2019-03-31 15:50:34 | Weblog
 明日から4月です。練馬では夜中に結構雨が降ったみたいで、目覚めはどんよりした曇天でした。予報では晴れで気温もぐんと上がるとのことでしたが、午前中はいささか寒いくらいでした。午後になってようやく日が射してきたものの、16度ちょっとで予報とはずいぶん開きがありました。東北では太平洋側で雪が降ったそうで、仙台の友人は雪かきしたといいます。そういえば9年前月末に伊豆へ行った際も、時ならぬ雪が降って花ならぬ雪景色を見てびっくりしたものです。月が変わっても寒気の影響が残るみたいで、なかなか本格的な春になりませんねえ。

 牧野庭園のサクラは、ソメイヨシノ、センダイヤが満開で見頃ですが、ヤエザクラ、ヤマザクラ、イヌザクラはこれから開花を迎えるところです。先々週、行った時に、地面から伸びた棒のような木の幹に小さな粒々の固まりようなものがついている不思議な木を見ました。今日見たら粒々が割れて黄色いちっちゃな花が咲いてました。なんでもオオバベニガシワという中国原産の木で、先端についている若葉が赤く大きくきれいなので庭木として植えられるといいます。花はどうでもいいといったら変ですが、お目当ては葉なんですね。確かに見事な紅色ですが、夏になると緑白色の冴えない葉になってしまうそうです。
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牧野庭園のサクラ ウスガサネオオシマ

2019-03-29 15:39:30 | Weblog
 間もなく4月というのに29日の東京は花冷えです。東海以西は春の陽気でしたが、関東以北はまた冬に逆戻りです。東京の最高気温は9度ちょっとと、先週土曜日以来の10度に届かない寒い一日でした。せっかく満開になったサクラも曇天では冴えませんね。さて、牧野庭園の珍しいサクラの紹介、今日はウスガサネオオシマザクラです。聞き慣れない、舌をかみそうな名ですが漢字で書くと薄重大島桜です。いつもはもう少し後に開花するそうですが、昨日訪れたら咲き始めていたので撮ってきました。

 6~10個の花弁を持つ、半八重咲きの白い大きな花です。この花の原木も牧野富太郎博士が神奈川県真鶴町で発見したのだそうです。サクラの原種のひとつ、オオシマザクラ(大島桜)の突然変異ではないかといわれています。オオシマザクラは多くの園芸品種を生み出しているそうで、カワヅザクラやソメイヨシノの片親でもあり、身近なところでは葉が桜餅に使われています。ウスガサネは雄しべが変異した花弁を持つのが特徴で、八重咲きほどのぼったり感がなくきれいな花ですね。
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牧野庭園のサクラ センダイヤザクラ

2019-03-28 14:47:15 | Weblog
 東京は今日も好天で暖かく、お花見の名所はにぎわっていることでしょう。ここ大泉はどこを歩いていてもサクラが咲いており、酒、団子が無くても十分に花が楽しめます(笑)。出会った人が「地元の人がうらやましい」と言っていた、散歩コースのひとつ「牧野記念庭園」には早咲きのオオカンザクラをはじめ6種類ものサクラがあります。中にはあまり他では見られないサクラもありますので、ちょっとご紹介しましょう。

 まずは牧野富太郎博士ゆかりのセンダイヤザクラ(仙台屋桜)から。ソメイヨシノよりちょっと遅れて開花しますが、隣り合ったセンダイヤはもう咲き始めています。このサクラは牧野博士が故郷の高知市の仙台屋という商家の前で見つけ、命名しました。出身地の東北地方のヤマザクラを移植したと伝えられており、花びらは5枚の一重咲きで、花茎は4,5㌢の大輪です。花の色は淡い紅紫色で、隣に咲く白く見えるソメイヨシノに比べると木全体がピンクっぽく見えるのが特徴です。庭園の木は1953年に移植されたものだそうで、現在は脇に二代目の若木も成長し花をつけています。

 高知の木は枯死してしまったそうで、国内最大になったここの木から接ぎ木で各地で仲間を増やしているそうです。
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「さくらの日」に満開に

2019-03-27 15:27:01 | Weblog
 27日は「さくらの日」だそうです。日本さくらの会が日本の代表的な桜への関心を高め、花と緑の豊かな国土づくりを目的に1992年に制定したもので、「さくら」と「咲く」がともに「3×9=27」であることから27日になったといいます。東京は朝から快晴で、午前10時前には気温も15度まで上がり散歩には絶好の日和になりました。風がちょっと強かったのですが、昼には19度と4月中旬の頃の陽気になり、21日に開花したサクラは一気に咲きそろい、気象庁は全国のトップを切ってソメイヨシノの満開を発表しました。早かった昨年より3日遅かったものの、平年より7日早いそうです。

 サクラの満開は、標本木の80%以上のつぼみが開いた状態となった最初の日をいうそうで、地元ではまだ7,8分咲きといった木もたくさんありますが、だいぶ華やかになってきました。白子川の遊歩道ではかなり前から満開になっていたコヒガンザクラとソメイヨシノの競演も見られました。牧野記念庭園でもソメイヨシノはまだ満開とはいえませんが、少し遅れて咲くセンダイヤザクラも咲き始めており、桜の季節を迎えています。

 季節を先取りした陽気は長続きせず、週末は寒の戻りがあるそうですので、しばらくは冬物もしまえませんね。
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月と木星が接近

2019-03-27 12:34:06 | Weblog
 27日の明け方、南の空で半月と木星のランデブーが見られました。午前4時前の写真ですが、月の左下に輝く木星はひと際明るくマイナス2.1等級の光度。大接近というほどではありませんが、月の寄り添っています。まだこの時間はちょっと寒いですが、久々の天体ショーでした。4月4日の明け方には今回よりもっと近づく大接近が見られます。ぴったり寄り添う、との表現があてはまるほどの大接近だそうです。
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