アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

八の釜

2006-10-30 16:27:37 | Weblog
 今すんでいる大泉学園(練馬区)は地名に泉がつくだけに水の豊富なところです。大泉から成増、埼玉県を流れ荒川につながる白子川は東大泉の井頭(いがしら)の湧水が水源地ですし、カタクリの群生で知られる清水山憩いの森にはやはり自然に湧き出る池があります。

 ご紹介する八の釜(やのかま)は自宅近くの関越道・外環道大泉インターチェンジのすぐそばの比丘尼(びくに)公園にある小さな湧水池です。すぐ裏手には憩いの森がひろがり、集まる鳥類も豊富。今でもきれいな水が湧き出ており、ザリガニなども生息しているため、休日などはザリガニ捕りの子供たちが大勢集まります。

 今では八の釜と呼ばれていますが、昔このあたりは谷(や)と呼ばれ、釜とは谷の淵の湧水のことをいったといわれます。この湧水を利用して蛍を育てる試みも実施されており、大事にしたいものですが、ひょっとするとなくなってしまうのではと心配されています。というのは、外環道が杉並方面に延伸されると、地下方式の道がちょうどこのあたりにかかるため、湧水が枯れる恐れがあると指摘されたためです。便利になるのは結構ですが、かけがえのない自然はもっと大切。なにかいい知恵が出てこないものでしょうか。(写真は八の釜の湧水。クリックすると大きくなります)
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青く、高い秋の空

2006-10-25 17:00:32 | Weblog
 四季のはっきりした日本はそれぞれの季節にその季節ならではの趣があり、私はいずれも好きですが特に今の時期の空がとりわけ好きです。雲ひとつなく、文字通り澄み切って、高い高い青空。いいですねぇ。草むらに寝転がって、空を見上げていると、あの青い空に吸い込まれていきそうになります。

 新緑、真夏の深い緑もまた捨てがたいものがありますが、秋はもっともっとカラフルな世界が広がるので、あの空の青さがひと際映えるのかもしれませんね。

 なぜ、この時期の空が澄み切って高く感じられるのか、皆さんもご存知かもしれませんが、そう、空気が冷えて、春先や夏のように大陸から飛んでくる砂やチリがぐんと減るからなんですね。間もなく冬が近づいてきます。今のうちにたっぷりと広い広い大空を独り占めして、秋を満喫しましょう。(写真:石神井公園で。クリックすると大きくなります)
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東京に一番近いダチョウ

2006-10-24 15:37:08 | Weblog
 ダチョウ、ご存知ですよね。飛べなくなった世界最大の鳥。日本には生息しないので、動物園でお目にかかるののが一般的ですが、ダチョウだけを飼育している、いわゆるダチョウ牧場が国内には何ヶ所かあります。

 これからご紹介する「並木牧場」は東京に一番近いというのが「売り」。埼玉県の新座市池田にそれはありますが、なにしろすぐ隣が練馬区ですから確かに一番近いわけです。柵の中に放し飼いにされてるダチョウは現在23羽。でっかいし、身体の割にはすばしっこいので、子供たちには大人気。キラキラ光るものには興味があるらしく、カメラを構えるとさっと寄ってきて「なにか用かい」といわんばかりに
ネット越しに大きな目でギョロリ。

 ここではダチョウの卵を使ったお菓子やバッグなどの皮革製品なども売っております。関越自動車道沿いにありますのでのぞいてみては。(新座市池田3、048-478-5546)駐車場もあります。(写真はクリックすると大きくなります)
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自由の女神

2006-10-15 10:43:40 | Weblog
 自由の女神といえばアメリカ・ニューヨークの女神が有名ですよね。アメリカの独立100年を記念してフランスから贈られた女神像は、台座を含めると高さは46.05メートルあり、ニューヨーク港の方を見守っています。以前は女神像の上部の展望台まで昇れたそうですが、あの9.11以来、台座の部分の展望台までしか昇ることができなくなったようです。

 さて、ご存知の方も多いと思いますが、東京にも自由の女神像があります。新橋からゆりかもめに乗ってお台場海浜公園で下車、アクアシティの前のプロムナードデッキの一角にあり、記念写真の絶好のポジションとして大人気です。これは1998年ー99年の「日本におけるフランス年」の折に展示されたもので、いったんフランスに帰りましたが、レプリカとして戻り2000年からこの場所に展示されてます。

 大きさは“本家”フランスの女神像とほぼ同じ、高さ11メートルとニューヨークのに比べると4分の1と小さいんですが、背景にはレインボーブリッジや東京タワーなど都心部の景色が広がります。これからもずっと日本の自由を見守っていてほしいですね。
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実感!高齢者社会

2006-10-12 17:21:29 | Weblog
 好天に誘われて調布市の神代植物公園を久しぶりに訪れました。天気がいいとはいっても、このところ好天は続いていたし、平日なのであまり客はいないのではと思っていたけど、休日と変わらないほど人がいたのにびっくり。

 それでもどうもいつもと違うなぁ。何だろうとしばし、あたりをじっくり見回して気がつきました。あっちの人、こっちの人たち、お歳を召した人たちがほとんどなんです。えっ、あなたもそうなんでは?そうなんですよ、他人のことはいえませんよねぇ。若い人は働いているんだから、当たり前といえば当たり前なんですが、これからの日本はいつでも、どこでもこういう光景が普通になるんでしょうか。

 園内は薔薇が見頃で、十月に咲く子福桜が季節を忘れさせてくれ、いい一日でしたが、なにか考えさせられた一日でもありました。(写真:青空に映える子福桜。クリックすると大きくなります)

 
コメント (1)
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