アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

キンモクセイ咲き始めました!

2020-09-30 14:22:43 | Weblog
 史上まれに見るほどの暑い夏だったとか言ってるうちに、気が付けばもう明日からは10月で今年も残すところ後3か月しかありません。9月最後の日の30日、東京は秋晴れの良い天気です。朝は冷え込み最低気温は10月中旬並みの14度台で、日中との気温差も大きいこの頃です。季節はすっかり秋ですね。外を歩いていてある日突然、芳香が漂ってきて、オッ、どこだと思わずキョロキョロ辺りを見回すのが秋の花キンモクセイです。

 近くの比丘尼公園は周回路にキンモクセイがたくさん植えられています。まだ若い木ですが日当たりがよいせいか、つい先日はまだちっちゃなつぼみだったのが今日は少しずつ開花していました。小さな花を開き、まだあの黄金色はついてませんが甘い香りを漂わせています。10月になると色づき香りもだんだん強くなります。春先のジンチョウゲ、夏のクチナシとこのキンモクセイは三大香木といわれます。

 キンモクセイの花言葉は「謙虚」「気高い人」ですが、「謙虚」は甘い良い香りに反して、控えめな小さな花をつけることにちなみます。「気高い人」は、雨が降るとその芳香を惜しむことなく、潔く花を散らしてしまうことに由来するとされます。東京は日曜から雨模様の日が3日ほど続く予報が出ていますが、できれば小雨で花散らしにならないように祈ります。
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彼岸花が見頃に 牧野庭園

2020-09-28 13:59:52 | Weblog
 梅雨時のような天気が続いていた関東ですが、28日はやっと秋晴れの好天に恵まれました。ただ朝は冷え込み都心では16度、練馬は15.6度と10月上旬並みの最低気温になりました。それでも気温は徐々に上がり昼過ぎには6日ぶりに夏日になり、久々に気持ちの良い散歩になりました。富士山は初冠雪だそうですが、こちらからは雲も多く雪化粧は確認できませんでした。北海道の大雪山系でも冠雪を記録しているといいますから、いよいよ山は雪のシーズンを迎え、紅葉前線も南下して里も本格的な秋になりますね。

 夏の間の猛暑の影響で開花が遅れていた彼岸花もあちらこちらで見られるようになりました。牧野記念庭園でも真っ赤な花と白い彼岸花も咲きそろい、見頃を迎えにぎわっています。秋の彼岸の頃に咲くので彼岸花と呼ばれるのですが、妖艶な美しさの花にもかかわらず花や葉から球根まで毒を持つ全草有毒植物でもあります。このためか数多くの別名を持っており、一説には1,000種にも及ぶといわれます。彼岸と墓地などに植えられることがあるためか死人花、地獄花と呼ばれたり毒花とか狐花といったあまり歓迎したくない名が多いようです。

 そんな中でよく知られるもう一つの名、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)は、サンスクリット語で天界に咲く花という意味を持ちます。お目出たいことが起こる兆しに赤い花が天から降ってくる、という仏教の経典からきています。そう思って見ると、ほかの花とは全く違った独特な赤い花はとても奇麗です。

 
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白子川のカメ 何話してるんだろネ?

2020-09-26 15:04:58 | Weblog
 秋の長雨ですかね。東京は26日も雨が降ったり、時折上がったりとパッとしない天気が続きます。20日以降は一日のうちでどこかで必ず雨が降るといった、まるで梅雨時のような空模様で、毎日傘が手放せません。気温も上がらず、涼しいを通り越していささか寒いほどです。今日の白子川はいつものカモがいるだけで“客”はいませんでしたが、雨の上がっている時カメが二匹寄り添って水のない所で甲羅干しをしていました。

 顔を近づけ、話をしているように見えます(笑)。何を話してるんでしょうか。「こう天気が悪いと甲羅干しもようできへんね」「そやな、こんな天気ばっかりやったら体温も上がらへんし、元気になれんわな」なんて会話が聞こえてきそうな雰囲気です。カメさんの甲羅干しって何でするのか、ご存じですか。人間も太陽にあたって体内でビタミンDを作るように、カメも太陽光の紫外線を浴びビタミンDを合成したり、体の温度を上げて代謝をよくするためだそうです。爬虫類は体温調節が出来ない変温動物なので、日向ぼっこが必要なんですね。

 関東は明日もこんなような天気ですが、週明けからは秋晴れの好天が続くそうです。私たちもカメもじっくり秋の日差しを浴びられそうですね。
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白子川に“珍客”

2020-09-24 14:29:20 | Weblog
 日本列島の東海上を北上していた台風12号は24日午前、房総沖で停滞、明日の朝までには熱低に変わる見込みだそうで懸念された被害はなさそうです。東京も海に近い所では強い風や雨も降ったようですが、内陸の練馬は雨風とも大したことはなく済みました。事前の騒ぎは空振りに終わったけど、準備して備えるに越したことはありませんから、結果よかったですね。

 大雨が降るとそれなりに増水する白子川ですが、今日はいつも通りの流れでした。カルガモたちが気持ちよさそうに浮いてましたが、ちょっと遠くに目をやると普段は見られない大きな鳥が羽を広げていました。あの独特のスタイルはカワウです。近寄ると逃げてしまうと思い、望遠でのぞいてみましたが、間もなく大きな羽をバタつかせて飛び去ってしまいました。多分、隣町の石神井公園からやってきたのでしょう。白子川には小魚もいるのでたまに“出張”してくるようです。

 カワウが羽を広げて休んでいるのは、ほかの水鳥のように羽に油分を出すことができないので、濡れた羽を乾かしているのだそうです。別に威圧しているわけではないでしょうに、小さいカルガモは離れたところで見ていました(笑)。

                                                                 
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フウセンカズラ

2020-09-23 15:26:56 | Weblog
 連休明けの23日は東海から西は夏の名残の暑さが続いているようですが、関東は接近中の台風の影響か雨模様の天気で気温も上がらず、ちょっと肌寒いくらいです。台風が東日本に最も近づくのは明日から明後日にかけてですが、予想されていたよりコースが東にずれるため上陸する恐れはなくなりそうといいますから、不幸中の幸いといえるでしょうか。上陸しなくても近くを通る台風と北上する秋雨前線の影響で、明日は風雨とも強まる悪天候の一日になりそうです。

 天気のパッとしない日の散歩はただ歩くだけといった感じですが、久しぶりにフウセンカズラに出合いました。蔓性植物で蔓の伸びが早いのでネットなどに絡ませて伸ばすと夏の日よけのカーテンとして使われたりします。公園などでも見かけることがあります。夏に小さい花を咲かせますが、花はあまり観賞価値がなく秋に出来る紙風船を膨らませたような形の実が目的で栽培することが多いそうです。実は熟すと茶色になり、割ってみると3つの種子が入っており、黒い種にはハート形の白い模様があります。
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