アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

サヨウナラとしまえん

2020-08-31 15:25:44 | Weblog
 日本列島がレンジに入ったような炎暑の8月が今日で終わり、明日からはいく分秋めくだろう9月になります。今日は暦の雑節の二百十日で、昔から台風の襲来する日として恐れられてきました。折しも強い台風9号が沖縄に接近しています。この影響で東海から西は危険な暑さが続いていますが、関東は暑さ一服、東北は一気に秋のような気温になってます。そしてまた今日、東京・練馬区の遊園地「としまえん」が94年の歴史に終止符を打ち閉園しました。

 「としまえん」は1926年(大正15年)に開園、昭和30年代には屋内スキー場、40年代に流れるプールなど世界で初めての施設をオープンさせるなどで注目を集め、都心から近い遊園地として親しまれてきました。2011年の東日本大震災を機に東京都が防災機能を併設した大規模公園を整備するとして用地を買収することになり、運営する西武グループと合意、閉園が決まりました。跡地には都立「練馬城址公園」になり、一部をワーナーブラザーズが借地、ハリー・ポッターのテーマパークを2023年に開園する予定だそうです。

 園内の遊具は一部他の遊園地などに移設の予定だそうですが、遊戯機械としては世界最古で機械遺産にも指定されているカルーセル・エルドラド(回転木馬)=写真=の去就が注目されています。最後の日曜日の昨日は大勢の人たちが詰めかけ、今日も最後の別れを惜しむフアンが開園前から行列を作っていたようです。行きたかったけど、腰痛が再発し体調は絶不調のうえ基礎疾患持ちの高齢者で密はリスクが高いので、残念ながら遠くから別れを告げました。
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上空は夏と秋が“同居”

2020-08-27 16:05:11 | Weblog
 朝鮮半島に向かっている強い台風8号の影響で27日も湿った南風が吹き込んで暑さが続いています。東京も都心で33.6度、練馬は34.8ど34.8度と猛暑日にはならなかったけど暑いです。毎日、秋らしく感じられるものはないかと探して歩いていますが、まだ夏の勢力が勝っているのか汗が噴き出るばかりで、秋の風情は一向に、見当たりません。まだ8月だしなぁと大空を見上げると、青空に刷毛で伸ばしたように細い雲が散らばった形の巻雲と、向かい合って睨んでいるような積乱雲が。

 巻雲はひつじ雲などと並んで秋の雲のひとつで、雲の中では最も高い所に出来る雲です。積乱雲は入道雲とも呼ばれる夏を代表する雲ですね。地上はまだ暑さが続いていますが上空では夏と秋が同居しています。歩みは遅いものの、少しずつ待ちかねた秋が近づいてきているのかもしれませんね。
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暑いもんなぁ~

2020-08-26 15:06:45 | Weblog
 台風8号に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、26日も各地で気温が上がっています。それにしても今年は異常な年ですね。例年、春先には発生する台風が遅れて1号は5月、6月に2号が発生しましたがその後は発生がなく、とうとう7月はゼロです。8月に入った途端、3号が発生すると次々に生まれ8月だけで6個です。7月いっぱいは雨続きで梅雨明けが遅れ、月が替わると8月は猛暑続きとどっか狂いが生じているようです。

 連日の暑さで熱中症になる人も増え、メディアは予防に水分を採れと連呼していますが、採り過ぎも水中毒になるといい、一体、どうすれば。塩分摂取も怠らず、やはり水分は補給しなければなりません。こう暑くちゃ植物も昆虫だって水が欲しいよね。白子川の浅瀬ではアゲハが翅をバタつかせながら水を飲んでました!遊んでいるだけかと思ったら、ちゃんと口吻(こうふん)を伸ばしてるものね。吸水しているのは確かですが、それは塩分補給が目的で余分な水分はお尻から出しているという説もあります。
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天使の梯子

2020-08-25 15:18:36 | Weblog
 まだ暑いですね。北上を続けている台風8号は日本列島に直接影響はないものの、近づいている九州地方はフェーン現象で25日は猛暑になっているようです。東京は日中は真夏日ですが、朝はこれまでと少し違ってきているようで、ちょっと涼しさを感じることもあります。明らかに目に見えてといったものはないのですが、秋が少しずつ忍び寄ってきているのでしょうか。

 午後3時頃、風に吹かれて空を見上げていると、雲の切れ目から神々しい光が直線的に伸びる天使の梯子が見られました。正式には薄明光線(はくめいこうせん)といい、太陽が雲に隠れているとき、雲の切れ間あるいは端から光が漏れ、光線の柱が放射状に地上に降り注いで見える現象で光芒とも呼ばれます。通常とは逆に、上空に向かって光が出ることもあり、今日見えたのはこの光柱です。旧約聖書創世記の中で、天から地上に伸びた光の梯子を天使が上り下りするのをヤコブが夢に見たとされ、そこから天使の梯子と呼ばれるようになったそうです。宮沢賢治はこの現象を「光のパイプオルガン」と表現したそうですが、これも、いいね。
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魔女の箒?!パンパスグラス

2020-08-24 15:53:53 | Weblog
 23日は最高気温が久しぶりに30度に届かなかった東京都心ですが、今日は猛暑とまではいかなかったものの32.3度と暑さが戻りました。今日は月一の検診で病院へ行くため午前の早い時間に出たら意外に涼しく感じました。帰りはもう暑くなってましたが、風はこれまでより涼しくなっているんでしょうか。日中はまだまだ夏の盛りですが秋の気配を感じさせるパンパスグラスが目に付くようになりましたね。

 秋の七草のひとつ、尾花(ススキ)とよく間違えられることがありますが別の種です。同じイネ科ですからまぁ遠い親戚くらいの仲間です。見かけも似ているけど、十五夜のお月見に欠かせないススキは穂が軽やかで風になびく姿が秋の風物詩とも言えそうですが、パンパスはもっさりしてボリュームがあり動物のしっぽのようでもあり、西洋の魔女がまたがって空を飛んだ箒のようにも見えなくない独特な形をしてますよね。3㍍にもなるものからもっと背の低いものまで、いろんな種があり庭で栽培されることも多いようです。

 原産地は南米大陸の草原(パンパス)で日本には明治時代に入ってきて、シロガネヨシとも呼ばれます。高く育つところからお化けススキという俗称もありますが、ちゃんと花言葉もあり、光輝、雄大な愛、強気な心など大きな姿や形からの由来のようです。
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